一区切りついた抜根

電柱の支線に支障を来たすこともなく、無事に抜根が終わりました。

思っていたより雨が少なく、しかも早く上がりました。

地面もそれほど濡れていませんでしたので、抜根作業をすることにしました。

 

で、今日抜く切株の中に、電柱の支線の付け根近くにあるものがありましたので、念のために電力会社に連絡しました。

1時間ほどすると、電力会社の人がやって来ました。

「連絡しましたように、これが電柱の支線の付け根近くの切株です。切株といっしょに支線の付け根も抜けるとたいへんなことになりますので、事前に連絡いたしました。」

電力会社の人

「事前におっしゃってくださってありがとうございます。 … 〈切株の様子を見て〉ううん … 支線の付け根近くに根っこが一本伸びていますね。これがアンカーの下まで行っていたら問題ですね。 … この根っこだけ切株から切り離して抜かないようにしてもらえませんかね。 … あとは抜いても大丈夫だと思います。」

 

言われた通りに抜根しました。

抜根と同時に、抜かないつもりでいた根っこもいっしょに抜けてしまいました。

たぶん浅いところを這っていたんでしょうな。

アンカーはかなり深いところに打たれているらしく、電柱の支線に何ら支障を来たすこともなく、無事に抜根が終わりました。(右上写真)

 

おかげさまで抜根も一区切りつきました。

切株は少しずつ消却していきます。

『山林』扱いをするには無理が

無風ゆえ煙が真っ直ぐに上がっています。野焼き日和ですな。

雨上がりで無風。

〈午前〉5時20分より野外焼却〈野焼き〉をしました。

燃やしたのは先日引き抜いた杉の切株。

枝葉を燃やしたときほどに火の粉が散らず、煙も真っ直ぐに上がり、しかも昨日の雨で周りの地面が濡れていましたので、いつもほど心配せずに野焼きができました。(右上写真)

 

朝食後、焼却の火の様子をうかがいながら、ブロックを取り除く作業の続きをしました。

作業が終わったのは、〈午前〉11時過ぎ。

ひと休みしていると、役所の方が固定資産税の件でいらっしゃいました。

※ 現在プレハブと作業兼物置小屋〈自作で基礎なし〉のあるところが『雑種地』扱いになっていて固定資産税が高いので、固定資産税の安い『山林』扱いにできないか、と相談を持ちかけてありました。

 

… プレハブと作業兼物置小屋は基礎がなされていなく、住居でないことはわかります。それで『宅地』扱いでなく、『雑種地扱いとなっているのです。
『雑種地』の税は『宅地』の税の7割です。
で、『山林』扱いについてですが、たとえ山林を管理するための建物であっても、建物に電線が引かれていて、その前が100㎡ほどコンクリート面になっていると、『山林』扱いをするには無理がありますね … … 。

 

電線を切り、建物とコンクリートを壊そうか。

いや、それはできませんな。

『もう一人の自分』が健在である限り

畔草を刈り終えました

頼まれていた田んぼの畔草を刈り終えました。(右写真)

あとで係の方が報酬を持っていらっしゃいます。

報酬は草刈機の償却代と油代程度といったところでしょうか。
〈ホントに安い〉

半ばボランティアですな。

※ 他集落では刈る人がいなく、除草剤で済ませているところもあるようです。
当集落も、いずれはそうなるかもしれません。
除草剤で茶色に枯れた1mほどの畔草に囲まれた田んぼ … 田園風景とは言えないですな。

 

畔草刈り … 少々雑な作業をしても、報酬にはまったく影響しません。

やり直しをさせられたという話もこれまた聞きません。

楽をしようと思えば、できないわけでもありません。
〈一応係の方が除草跡を見にいらっしゃいますが〉

 

では、頼まれたからといって、報酬が安いからといって、半ばボランティアだからといって、お座なりでよいのか?

それはできませんな。

たとえ係の方が許してくれても、心の中の『もう一人の自分』が許してくれませんな。

 

見かけの自分は、歳とともに目、歯 … 等、体のいたるところが衰えてきました。

が、心の中にいる『もう一人の自分』は、かつての仕事に対する姿勢をいまだに保っているようです。

それゆえに今回の畔草刈りも、なんとか恥ずかしくない程度の仕上がりとなりました。

 

『もう一人の自分』が健在である限り、畔草刈りを続けたいと思っています。

みなさんもアサガオを楽しんでね

今回の雨で棚が一挙にアサガオでいっぱいに

春以降、短時間〈半日〉でこんなにも雨が降ったのは初めてです。

幸いにも今のところ、集落での雨による被害は聞いておりません。

※ 集落の世話係ゆえ、何かあった場合には応援に行かなければなりません。

 

例年この時期になると、草の成長に衰えが見えはじめるのですが、今年は季節外れの大雨の影響か、ますます勢いを増している様子が覗われます。

先日除草したばかりの薪棚前も、あちこちに青いものが目立ちはじめています。

ほかのところは推して知るべし。

まさに草、草、草 … … という感じです。

雨は明日まで続くとのこと … 明後日からは一週間ほど草刈りの日が続きそうです。

 

が、その一方で、よいこともあります。

今回の雨でアサガオのつるも一挙に伸び、棚が埋まりました。(右上写真)

※ 一週間前の8.11付ブログ記事『先人の言う通り体が一番』に掲載の写真と見比べてみてください。

あとは赤、紫、ピンク、白の鮮やかな花がいっぱい咲くのを待つだけ … 。

晩夏の清々しい朝、澄んだ空気の中で、〈横6m,高さ2,5mのサガオの大パノラマを見られるかと楽しみです。

 

棚をつくったとき、

アサガオにこんなデカい棚 … ちょっとやり過ぎかな?」

と思いました。

が、今やそんな思いは一切なし。

アサガオ棚は木立前道路から丸見え … みなさんもぜひ楽しんでね。

集落の平和祭の日に思う

雨でくすぶる木立前 2021 8.14 5:00PM

昨晩からずっと雨。

で、例年忠魂碑の前で執り行われる集落の平和祭も、神社内で行われることとなりました。

※ 集落の平和祭については、前回のブログ記事をご覧ください。

遺族の出席者は〈28名中〉10名でした。

集落の世話人も合わせると16名で、少人数ながらも厳かな雰囲気のうちに式典が終了しました。

※ 訂正 … 前回のブログ記事で式典の進行内容を紹介したとき、③献饌〈けんせん〉、④降神〈こうしん〉としましたが、順を入れ替えるように神主さんよりご指摘をいただきました。
… 一つ一つが勉強ですな …

 

戦後76年。

今日の式典の出席者をみると、実際に戦争を経験なされた方は、80代半ばのおばあちゃん一人のみ。

あとは経験していない人ばかりで、私もその中の一人。

が、例年この時期になると、小さい頃に聞いた身内の戦争体験の話を思い出します。

※ 身内の戦争体験談については、2018 8.15付ブログ記事『今後もずっと昔の記憶であり続けてほしい』をご覧ください。

 

夕方、雨でくすぶる木立(右上写真)を見ていたとき、

退職後、ホントに好き勝手な生活さしてもろうとるな。 … そりゃ、確かに家族の理解があるわな。 … けど、大元は先人の多大な犠牲によって築き上げられた平和があるからやろな … … 。」

と、ふと思いました。