『不動産』が『負動産』にならないように

竹やぶ跡近くの主のいなくなった山林

終日竹やぶ跡で作業をしました。

気温は15℃ほどで、この季節にしては若干低いのですが、体を動かしている分にはちょうどでした。

空気も乾いていましたので、気持ちがよかったです。

とくにノルマもありませんので、自分のペースで作業を進めていきました。

 

竹やぶ近くの山林(右上写真)を見ながらひと休みしているときでした。

ふとその山林の主が最近亡くなったことを思い出しました。

90歳目前で、老衰で亡くなりました。

残ったのは〈高齢の〉奥さんだけ。

山奥にある山林なら心配することはあまりないのですが、集落の中のしかも人家に近い山林となると … 。
〈写真では見えないのですが、実際には真下に人家があります。〉

 

他人事ではありません。

私が、 ” 体の動くうちに ” せっせと木立の手入れをしているのも、そのことが一番気になっているからです。

今日一日中竹やぶ跡で作業していたのも、そのことと大いに関係しているといってもいいでしょう。
〈まあ私の場合、好きでやっている面もけっこうありますが。〉

手入れされていなくて大きな木が人家や道路のそばにある山林は、今やほとんどもらい手がありません。

※ 1本の木を処分するのに〇十万かかる場合もありますからね。

 

かつて価値のあった『不動産』が、いつの間にか『負動産』に。

ホントに他人事ではありませんな。

果たして柳の下のどじょうなるか

7個の穴を掘り終わって … 竹やぶ跡で 2021 4.25 4:20PM

今日は集落の春祭り。

が、神社で神主さんにお祓いをしていただいてそれで終わり。

お神輿も獅子舞もなし。

一昨年までは、集落の世話係は、暗くなるまでお神輿の後をずっと付いて回っていました。

それが昨年からできなくなってしまって、

… いったいいつになったらコロナが終息するのやら。

 

ということで、神社でのお祓いは午前中で終わり、午後はフリーの身になりました。

カボチャとトウガンを植えるために竹やぶ跡に穴を掘ることにしました。

直径約50㎝、深さ約35㎝の穴を適当な間隔で7個掘りました。(右上写真)

近日中にその穴に肥料をたっぷり含んだ土を入れます。

そして、5月中旬にカボチャとトウガンの苗を植える予定です。

 

カボチャやトウガンはつるに実がなる野菜で、つるが這う面積はかなりの広さになります。

が、根を張る面積は微々たるものです。

上記のように、直径約50㎝、深さ約35㎝で間に合います。

根がしっかり張れば、まったく耕してないでこぼこの竹やぶ跡でも、ぐんぐん成長します。

※ 竹やぶ跡の面積は600㎡ほどです。
日当たりがよいだけに遊ばせておくのがもったいなく、昨年つる性野菜のカボチャとトウガンを試みに植えました。
どちらも豊作でした。
で、今年もと … 。

 

… 果たして柳の下のどじょうなるか …

集落のインフラの維持のお手伝い

雨の木立前 2021 3.28 3:20PM

今日は、今年はじめての集落一斉の作業日でした。

私の集落は10余りの小グループ〈班〉に分けられています。

住民〈各家庭一人出席〉が、〈午前〉8時から班ごとに割り当てられた箇所の水路の掃除をしました。

小雨の中、2時間弱、水路に溜っていた落ち葉や泥を取り除きました。

 

一昨年までは、作業終了後、大半の班が昼食を兼ねて反省会をしていたのですが、コロナが流行りはじめた昨年からしなくなってしまいました。

集落挙げての水路掃除の目的は、水路の水が滞ることなくスムーズに流れるようにすることにあります。

一方で、顔を合わせていっしょに作業をすることを通してお互いをよく知ることにもあります。

その上に飲食を共にすれば親睦にもつながります。

2年連続反省会ができないことに淋しい思いをしている人もいるようです。

 

午後は9人の有志で田に水を入れるための送水管の点検をしました。

本来は稲作に携わっている人の仕事ですが、集落には今やそのような人はほとんどいなく、大半の人が農業法人に任せているのが現状です。

が、そこで働いている数人で、たくさんの田に張り巡らされている送水管を点検するには無理があります。

で、稲作に関わりのない私もお手伝いをしたという次第です。

雨の中での作業を終え、木立に戻って来たのは〈午後〉3時過ぎでした。(右上写真)

80代後半までお疲れさまでした

地上高2mぐらいまで何とか草木を取り除くことができました

木立の北側が20mほどの長さに渡って公有地に接しています。

昨秋その公有地にあった2本の木を伐採しています。

※ もちろん役所の許可を得ています。
そのときの様子については、2020 10.31ブログ記事『無報酬だけれどうれしい』をご覧ください。

で、その公有地ですが、

木立に接している面の反対側の面は、高さ3m、傾斜角60度ほどの崖になっています。

 

私の集落では、私有地と公有地が接している場合、その私有地の管理者が接している公有地の除草等をすることになっています。

※ 義務ではありません。〈慣習かな?〉
その代わりといっては何ですが、その土地〈公有地〉をある程度自由に使っていいことになっています。
でも、崖の場合は使いようがないですな。

以前は、崖近くの家の主がずっと〈80代後半まで〉その崖の除草をしていました。

… 下から上まで隈なく …

定年退職してからは私がそこの除草をしています。

… 下から1,2mほどの高さ〈草刈機が届く範囲〉まで …

が、今回ははしごに上って2mほどの高さまでの草木を取り除きました。
〈はしごに上った場合は草刈機は使えなく、手作業となります。〉

すっきりした崖になり、見通しもたいへんよくなりました。(右上写真)

 

… 隈なく、そして、80代後半まで …

お疲れさまでした。

道路脇には今年も除草剤を使いますので

いつの間にか道路脇に大きな草が …

この冬は雪が多かったので、草の成長が遅いと思いきや、

雪が消えるとあっという間に伸びてきました。

木立に隣接した道路脇の草を改めて見ると、とても大きくなっていました。(右写真)

根がアスファルトのすき間にびっしりと張っているので、ちょっとやそっとでは抜けません。

のこぎり鎌で無理にほじくり起こすと、アスファルトもポロポロと崩れてしまいます。

といって、放置しておくと、大きくなった草の根がアスファルトを徐々に押し上げ、これまたアスファルトを崩してしまう原因となります。

 

その解決策として、道路脇に除草剤を撒き、草自体が生えないようにしています。
除草剤使用は、今のところ道路脇のみです。〉

今日は、今年の第1回目となりました。

※ ちなみに昨年は6回撒いています。
その詳細については、2020 10.28付ブログ記事『今年6回目の除草剤撒きをしました』をご覧ください。

※ 私の集落では、私有地に隣接する公道脇の除草は、私有地の管理者がすることになっています。
〈どちらかというと義務というより慣習でしょうな〉

 

草も生きんがために頑張っていて全く悪気はないのですが、

… 集落の景観を損なわないこと及び公共物の管理・維持 …

も大切なことですので、

今年も除草剤を使って務めを果たしたいと思っております。

よろしくお願いいたします。