のどかな秋の一日でした

まだ残っていた玉切りを終えることができました

午前9時頃だったでしょうか。

野外焼却〈野焼き〉の火の様子を見ていると、知りあいがやって来ました。

天気がよいので、寄ってみたということでした。

焼却場のそばで温まりながら小一時間世間話をしました。

彼〈知りあい〉が帰った後、木立で少し作業をし、早めに昼食にしました。

 

昼食を食べ終わると、すぐに玉切りに取りかかりました。
〈もたもたしているとすぐに日が暮れますからね〉

1時間ほどすると、隣接地〈山林〉の草かげで、何かガサゴソと … 。

その音がするところをジッと見ていると、

なんと隣家の主が鎌で草を刈っているのでした。

「おつかれさま」と声をかけると、

「あんたも、木いっぱい伐ってたいへんやったろ。 … 明かるなって見通しもようなったな。 … おまけに天気もええし、ホントに気持ちいいわ。 … まあ、がんばれや。」

とのことでした。

おかげさまで、まだ残っていた玉切りを終えることができました。(右上写真)

 

で、ひと休みしようとプレハブに戻ると、

プレハブから少し離れた道路の縁石に3人のおばあちゃんが腰を降ろし、ひなたぼっこをしながら話していました。
〈田舎道ですので、交通の妨げにはほとんどなりません。〉

 

今日は、午前中はそうでもなかったのですが、午後はぐっと気温も上がり、暖かい日となりました。

のどかな秋の一日でした。

イノシシ防護用の電気柵を撤去

除雪の妨げにならないところは、電線だけ外し、支柱を残しました。

集落の有〈13名〉が集い、イノシシ防護用の電気柵撤去作業をしました。

設置したのは6月中旬、 … 合羽をまとい、汗ぐっしょりになりながら一日中作業をしたのを思い出します。

早いものであれから4か月半が経ちました。
〈今日は11月1日ですからね〉

電気柵が功を奏したようで、その間、イノシシの被害について聞くことはありませんでした。
〈足跡を見た人は何人かいたようです〉

 

雪が積もらないところなら電気柵をそのままにしておいてもよいのですが、私の住んでいるところは、そのようなわけにはいきません。

早い年は、12月上旬に積雪になる場合もあります。

で、例年、稲刈りが終わった頃に撤去しています。

 

まず、電線に電流を流す元になっているバッテリーを外しました。
〈撤去作業のリーダーの方がなされました〉

次に、参加者がいくつかのグループに分かれ、支柱から電線を外してリールに巻いていきました。
〈電線の総延長は6㎞を超えます〉

除雪の妨げになるようなところは、電線を取り付けていた支柱も抜き、そうでないところは残しました。(右上写真)

最後に、集落の倉庫にリールに巻いた電線や抜いた支柱を持ち寄り、後片付けをしてから解散となりました。

3時間ほどの作業でした。

… 賢いイノシシ … 撤去した途端に現れるかも …

無報酬だけれどうれしい

残った公有地の杉とモチの木〈写真では見にくいのですが、すぐ後ろに電線があります。〉

昨日と一昨日、木立の杉とトガを合わせて20本ほど伐採しました。

 

で、伐採し終わった後、気にかかったことがあったのです。

木立〈私の所有地〉に隣接する公有地の2本の木です。

胸高径12㎝、高さ12mほどの杉と胸高径13㎝、高さ7mほどのモチの木です。

伐採してすっきりしたところに、その2本の木だけが残ったのです。

しかもすぐそばに電線とケーブル線が走っています。(右上写真)

伐採前は、杉とトガが風除けになっていましたので、公有地の2本の木はそれほど揺れなく、電線に触れることもありませんでした。
〈例年台風時の強風は、木立から公有地に向かって吹いています〉

が、今やもろに風に当たるようになってしまいました。

電線に触れる確率が高くなり、下手をすると木が倒れたり寄りかかったりするかもしれません。

また、日当たりがよくなったこともあり、木の成長が早まると考えられます。
〈木が大きくなると伐採もたいへんですからね〉

 

で、今日、その旨役所に連絡してみました。

2人の職員の方がいらっしゃいました。

そして、結局、私が伐採することに。

昨日、一昨日の伐採で倒された杉やトガの状況を見て、私に頼んだという様子でした。
〈無報酬だけれどうれしいですな〉

おかげさまで2本とも無事に伐採できました。

みなさん樹木の手入れでお困りのようです

道路にはみ出た樹木の枝

今日は集落の秋祭り。

… が、コロナの影響でお神輿も獅子舞もなく、神社で玉串を奉げて終わりとなりました。

で、午後は、父から頼まれた木の枝を切り落とす作業をしました。

まず、自宅の樹木で道路にはみ出ている枝を順に切り落としていきました。(右上写真)

それが終わると、自宅から3㎞ほど離れている菜園に移動しました。
〈菜園は主に父が手入れをしています〉

そこでも、道路にはみ出ている枝が多々あり、これまた順に切り落としていきました。

樹木の枝のつけ根をのぞき込むにようにして作業をしていると、近くで車が止まりました。

同じ集落の人でした。

窓から笑いながら私を見て、

「たまたま通ったらあんたがおったんで車止めたんや。 … 〈私の作業の様子を見ながら〉 … わしも屋敷の木で苦労しとるわ。 … 親父が植えたんやけどその親父はもうおらんし、今はわしが手入れしとるんや。 … そやけどもう歳やし、息子も〈都会から〉戻って来んと思うし、いつまで手入れできるか心配や。 … そうそう、この前、〇〇〈屋号〉んとこの家の前の木いっぱい切ってしもうたこと知っとるやろ。 … 結局それや。 … 手入れの心配せんでもええように切ってしもうたんや。 … やっぱりわしも切った方がええかのお … 。」

と、言って去って行きました。

 

みなさん樹木の手入れでお困りのようです。

神様が休むことを許してくださらない

拾い集めたカブトムシの幼虫

風邪気味模様 … 。

朝食後風邪薬を飲んでプレハブへ。

ブログ記事を投稿した後も何もする気がなく、ボーとしていると、

いきなり

「おはようさん。 … 木立前に積んである竹チップ持って行くわ。 … わし一人で勝手に仕事するし、〇〇さん〈私のこと〉は自分の仕事したらええわ。 … ほんならホイールローダー〈除雪のときによく見かける重機〉に乗って出直すわ。」

孟宗竹の伐採で世話をしてくださった集落の方でした。

しばらくすると、彼がホイールローダーに乗ってやって来ました。

そして、その後、彼の奥さんが軽トラに乗って来ました。
〈ホイールローダーが掬った竹チップを積んで運ぶために〉

 

朦朧としながら作業の様子を眺めていると、ホイールローダーのバケットから何か白いものがポロポロと。

… … 何とカブトムシの幼虫ではありませんか!

私は見るに忍びなくなり、彼に作業のペースを遅くするようにお願いしました。
〈彼も私もお互いに定年退職者でノルマに縛られることはないので、こういう点で融通がききます〉

… 彼が重機を止めている間に、私が竹チップの間に散見するカブトムシの幼虫を拾い集める …

その繰り返しとなりました。(右上写真)

全部で400匹近くいたでしょうか。

幸いに行き先もべて決まりました。

 

神様が風邪気味で休むことを許してくださらなかったようです。