世間からかなり離れている自分かな

枯れ葉や小枝を集めてブルーシートをかぶせました

予報では、明日雨が降り、明後日は晴れるとのこと。

しかも微風。

明後日の早朝に野外焼却をすることにしました。

木立にあった枯れ葉や小枝を、焼却場のそばに積み上げ、雨に濡れないようにブルーシートもかぶせました。

作業が終わったのは〈午後〉5時過ぎ。

プレハブ前で、パイプ椅子に座ってひと休みしていると、集落の人がやって来ました。

80歳を過ぎていますが、いつもバイクに乗って野菜直売所に通い、がんばって仕事をしているおばあちゃんです。

「ニンニク大きくなったのお。 … このままいけば、1個100円以上で売れるわ。 … ジャガイモも青々と芽が出て、 … おお、イチゴもよう育っとるわ。 … 」

「ありがとうございます。 … で、今、直売所からお帰りですか。」

「あんた、知らんのかいな。 … 直売所、コロナでここひと月ほど休みや。 … わしゃ、どっちかというとボケ防止で〈直売所〉行っとるけど、生活かかっとる人はたいへんや。 … 〇〇さんとこのばあちゃん通うとる店も、連休明けからするらしいけど、ほんとにできればええけどな。 … コロナ、早う収まって欲しいわ。 … … … 」

等々、

1時間ほど話していたでしょうか、バイクに乗って颯爽と帰って行きました。

その後ろ姿を見ながら、

世間からかなり離れている自分を思ったのでした。

ニンニクはコミュニケーションのきっかけ

大きくなってきたニンニク

ニンニクが大きくなってきました。(右写真)

道路のすぐ横の畑に植えてあります。

今朝も、集落の通りがかりの人が、車を止め、窓から、

「おおっ、でか〈でかく〉なってきたなあ。 … わしゃ、ここ通るとき、いつもスイセンやと思うて見とるけど、ほんとは何や?」

と声をかけてきました。

ニンニクだと答えると、

「ふーん、ニンニクやったんか。 … で、収穫はいつや。」

と尋ねられたので、初夏の旨伝えると納得した様子で去って行きました。

ニンニクの芽が出たのは昨年の秋ですが、

それから、今朝のような会話が何回あったでしょう。

・ 「ニラじゃなくてニンニクやったんか。 … よう似とるわ。」
・ 「ニンニク? … 道理で、ワシんとこのタマネギに比べて、成長が早いと思うたわ。」
・ 「ニンニクできたら、もらいに来るわ。」
・ 「あんた、ニンニクばっかりよう〈たくさん〉つくってどうやって食べるつもりや。」
… … 等

集落のみなさんと楽しくお話ができました。

中には、施肥の仕方、収穫後の保存方法などを教えてくれる人もいました。

ニンニク畑は、道路に面し、みなさんの目に付きやすいところにありますので、

収穫し終わるまで、まだいろいろと声をかけられることがあると思っています。

ニンニクが、コミュニケーションのきっかけとなっているようです。

ありがたいことです。

木立前をきれいに除草したけれど

木立前をきれいに除草したけれど

今日は、集落の春祭りの日でした。

暖かい日でもないのに、

すべての戸を開け放したお宮さんで、マスクをなされた神主さんに五穀豊穣を祈っていただきました。

その後、これまたマスク姿の8人の住民の代表が玉串を奉げました。

それで、お祭りは終了となりました。

コロナ感染防止のための自粛したお祭りとはいえ、そぼ降る雨が、わびしさをいっそう募らせていました。

そういえば、厳粛な雰囲気の中で、神主さんがお祈りなされていたときに、私のケータイが急にけたたましく鳴ったのでした。

※ 不覚でした。
ここしばらくケータイの電源を切るほどの集まりに参加することがありませんでしたので、その意識がまったくありませんでした。
〈みなさん、ゴメンナサイ〉

で、それは、都会に住んでいる親戚からでした。

お祭りが終わった後、こちらから電話をすると、

「都会の方は、コロナの影響で仕事休んどる人、いっぱいおるけど、そっち〈田舎の方〉はどうや。 … おれは、今んとこだいじょうぶやけど、 … … まあ、おまえも気ぃつけいやー … 。」

とのことでした。

今日行われた集落のお祭りの実情を伝え、電話を切りました。

 

お宮さんから戻って木立前に着くと、

… きれいに除草したけれど(右上写真)、今年は、ゴールデンウィークに訪ねて来てくれる人はおるんやろうか? …

と思ったのでした。

タケノコを食べたいけれど竹やぶの手入れが

草を刈っているとタケノコが

木立回りをしているとき、昨年の3月に孟宗竹を伐採してくれたきこりさんの言葉を思い出しました。

「竹を伐った後は、そんなに草は生えんけど、翌年からよう生えるわ。草刈りたいへんになるよ。」

その通りになりました。

竹やぶ跡一面、20㎝ほどの背丈の草だらけです。

で、午後草刈りに取りかかりました。

1時間ほど経ったときでしょうか、刈った草を取り除くと、1本のタケノコが地面から顔を出しているのがわかりました。(右上写真)

? ? ?

昨年、孟宗竹を全部伐採したはずなのにどうして?

隣接地を見ると、細い孟宗竹が5~6本生えていました。

多分、それら孟宗竹の地下茎が私のところの竹やぶ跡にまで伸びてきていて、そこからタケノコが生えてきたのだと思われました。

前回のブログ記事でも言いましたが、竹は放置しておくとどんどん増えていき、最後は手に負えなくなります。
〈集落でもそんな例がいくつも見られます〉

隣接地の所有者も、5年ほど前から竹やぶの整理に取り組み、全部伐ったとは言っていたのですが、またぞろ生えてきたようです。
〈気が付くとすぐに切ることと思いますが〉

他人事ではありません。

ちょっと手入れを怠ると、私のところも同じ状態になります。

… タケノコを食べるがために竹やぶを残す …

それが容易にできないのが、目下私の住んでいる集落の現状です。

いずれは ” 桜の園 ” にしたい

青々とした葉桜になってしまいました

木立を手入れしはじめて8年目。

少し余裕ができたというか、

今年は、木立にある十数本の山桜が、どんな順番で花を咲かせたかを記録しています。

ちなみに今までに
① 3月 22日
② 3月 29日
③ 4月  3日
④ 4月  6日
の順に、4本の木が花を咲かせています。

※ 3月22日に咲いた花につきましては、3.23付ブログ記事『早々と清楚な花を見せてくれた山桜』をご覧ください。

 

で、3月下旬から4月上旬にかけて順調に咲いていた山桜でしたが、それ以後はパタッと止まってしまいました。

一番最初〈3月22日〉に花を咲かせた山桜にいたっては、青々とした葉桜になってしまったのに … 。(右上写真)

… どうしてパタッと止まってしまったのか? …

4月の中旬あたりから気温が下がったせいではないかな、と思っています。

3月下旬から4月上旬にかけての暖かさが続いていれば、間を置かずに咲いたと推測されます。

ただ、間が空いた分、遅い時期まで花見が楽しめます。

残りの7~8本の木が、花を同時に咲かせるのか、適当な間隔で咲かさせていくのかわかりませんが、とにかく楽しみです。

しっかり記録をとって山桜の実態を知り、いずれは木立前を通る人たちの目を楽しませるような ” 桜の園 ” にしたいと思っています。

” 桜の園 ” とはちょっと大袈裟かな。