ひと夏3,000円のぜいたくをしています

西窓の外の景色

猛暑の中の2時間余りに渡る集落の行事 … 、

じっとしているだけでも、汗だくになりました。
〈ほんとうに今年は暑い!〉

それを終え、今しがたプレハブに戻って来ました。

冷房を入れ、正装も解きました。

そして、椅子に腰を下ろしました。

椅子は西窓に向いていますので、西窓の外の景色(右上写真)が自ずと目に入ってきます。

夏の日射しに照り映えるひまわりやあさがお、そして、木立の木々など  … 。

どれも自分で育てたり、手入れをしたりしたものばかり … 。

涼しい部屋から、冷たいお茶を飲みながらそれらを眺めているだけで、疲れもとれ、落ち着いてきます。

どれだけ眺めていても飽きることがないほどです。

定年退職してから2年4か月余り … 。

その2年4か月余りを無所属の時間にしたいがために、かなりの出費をしました。
〈このようなことをすること自体ぜいたくなのでしょうね〉

で、その上に、もう一つぜいたくをしたいのです。

それは、前述したように、
… 自分が育てた花々や手入れした木々を、夏の暑い日に、冷房の効いた涼しい部屋から眺めていたい …
ということです。

例年、プレハブの電気代は、エアコンを使用する夏のみひと月〉3,000円ほど高くなります。

旅行に出かけることもない、お酒も飲めない私に、

ひと夏3,000円のぜいたくをさせていただきたいのです。

” 薪ストーブ生活はかっこいい ” って

木立前に積んである薪

昨晩の夏祭りの後片付けをしているときでした。

若い衆の一人が、
「〇〇さん〈私のこと〉は、退職してから、ずっとあそこの木立の手入れに専念しているんですか? ほんとうにすっきりしてきましたね … 。 やはり、徹底してやらないと、きれいにならないんですよね … 。」

その壮年が勤めている会社には所有林があり、彼も、時折そこの手入れをすることがあるそうです。

が、年に数回程度の手入れなので、なかなかきれいにならないということです。

話を聞いていると、林や森に入ることは、嫌いではないようです。

「木立の前に積んである薪 … 、 なんかいい感じですね。(右上写真) 薪ストーブの生活って、かっこいいですよねえ。 ぼくも、いずれは、離れ〈離れ家〉を改造して、薪ストーブを入れたいと思っているんですよ。 … … だけど、家には、薪にするような木がまったくないので … … 。」
というようなことも、言っていました。

… やろうと思えばできる … 旨、伝えました。

薪にする木の入手については、いろいろと方法があります。

廃材をもらうこともできますし、薪には適さないと言われている杉にいたっては、伐採したまま放置されているものがけっこうあります。

頼めば、もらえると思います。

はやく ” かっこいい薪ストーブ生活 ” ができることを願っています。
〈うれしいけれど面映ゆい思いをしている私より〉

冷房の効いた部屋で窓外の花を眺めながら

窓外に自分の育てた花々を眺めながら

言っても仕方がないのですが、ほんとうに暑いですね。

木立をひと回りし、今、プレハブに帰って来ました。

室温30℃、湿度70%でしたので、冷房を入れました。

椅子に腰かけて、冷たいお茶を一杯飲みました。

窓の外には、右手にひまわり、左手に色とりどりのあさがおが見えます。(右上写真)

※ 写真では、左手のあさがおが見にくいですね。〈肉眼でははっきり見えるのですが

夏の暑い日に、涼しい部屋から〈プレハブですが〉、冷たい飲物を口にし、毎日のように自分の育てた花々を眺められるなんて … 、

たいていブログ記事を打ちながらそのような時間を過ごしているのですが、

… そんな贅沢をしていいのかな … って、みなさんに申し訳なく思うくらいです。

【後ろめたいのでひと言】
一日中そんなことをしていませんよ。
一方では、汗水流して動き回っているし、集落の世話係もそれなりにしていますよ。

現に、この後〈50分後の正午から〉、集落の夏祭りの準備をする予定です。

集落には、昼食を出せるほどの余裕がないので、おにぎりをほおばりながらこのブログ記事を書いているという始末です。

今日の午後は、炎天下での若い衆に混じっての夏祭りの準備 … 。

ひょっとして付いていけないかも … 。

まあ、いろいろとありますが、おかげさまで贅沢をさせてもらっています。

猛暑の中、70名もの檀家の方が参加

お寺で『魂迎会:こんごうえ』という行事がありました

いつもお世話になっているお寺で、『魂迎会』〈こんごうえ〉という行事が執り行われました。(右写真)

受付係として、参加者名とお布施額を紙に書くという作業をしました。

かつては、そのような作業は、毛筆に長けた方がしていました。

でも、今日日は、ほとんどの場合、パソコンで打ち込んで、プリントアウトをしています。

※ そのプリントアウトしたものを、別の係がお堂に貼り出します。

70名もの方が参加されました。

35℃を超える猛暑日となりました。

よりによって風の無い日となりました。

冷房のないお堂で、

住職さんのごあいさつ、お招きした講師によるご講演、お参り等が、2時間に渡って執り行われました。

参加者の中の約3割は80歳以上かと見受けられましたが、幸いにも体調を崩される方はいらっしゃいませんでした。

そして、それらの中の大半の方が、お参りの後に続く昼食会にも出席なされていました。

この一週間、真夏日〈含 猛暑日〉と熱帯夜が続いています。

で、参加者が少ないのではと危ぶまれていました。

結果は、昨年と同じぐらいの人数の方が参加されました。

… お寺の行事への参加には、とくに強制はありません …

… お寺の行事への参加には、たいていの場合、お布施が必要です …

にもかかわらず、悪条件の中での多数の参加とは?

秘めた篤い信仰心の顕れしょうか。

国の安定ゆえに花鳥風月が楽しめるのだ

久々の鮮やかな夕日
真夏の青空に映えるひまわり

月半ばに、集落の戦没者慰霊祭を予定しています。

その案内作成に、昨日、今日と4時間ほどかかりました。

※ 集落の世話係〈書記〉をしていますので

で、その案内文には、
… わたくしたちは、記憶がうすれつつあるこの日〈8月15日:終戦記念日〉を、戦争を知らない世代に正しく継承し、国を愛し、平和を願う『鎮魂の日』として、胸に深く銘記し、大切に守り続けてまいります。 …
というくだりがあります。

… 同感 … です。

私だけでなく、みなさんも平和を願い、安定した国づくりに努めていらっしゃることと思います。

… 平和を願い、安定した国づくりに努める …

少し大仰な感のする物言いですが、要は、
… 他人様に迷惑をかけないように生きる …
ことだと考えています。

昨日、久々に鮮やかな夕日を見ました。(右上写真)

梅雨が完全に終わり、ほんとうの夏がやって来るのを感じると同時に、なんだか明るい気分になりました。

今日は今日で、真夏の青空に映えるひまわりを見て、これまた清々しい気分になりました。(右下写真)

夕日一つ眺めても、ひまわり一つ見上げても、すなおに感動できるのは、安定した国に生活しているからです。

今回、戦没者慰霊祭の案内を作成し、
… 国の安定ゆえに花鳥風月が楽しめるのだ …
ということを改めて思った次第です。