いくら優しく言われても迷惑はかけられない

隣家の畑に傾いている山桜と栗

冬のうちに伐採したい木が、まだ2本残っています。

それは、隣家の畑に枝葉が被さっている山桜の木と栗の木です。

これらの木は一番はじめに伐採したかったのですが、わけがあってできませんでした。

そのわけというのは、覆い被さっている枝葉の下の畑に、冬の葉物がたくさん植えられているからです。

下手に伐採すると、大事な畑に倒れ、作物をダメにしてしまいます。

2本〈山桜と栗〉とも、幹がかなり畑の方に傾いています。(右上写真)

そして、どちらも幹の胸高の直径が20cmほどで、高さが7mほどあるそれなりの大きさの木です。

それで、万一畑に倒れても、被害が最小限になるように作物が無くなる時期まで待っているのです。

で、隣家の方に畑の作物が無くなる時期について尋ねてみました。
「無くなることはないなあ … 。 待たんでもいいし、いつでも伐ってくれや … 。」
という返事でした。

近いうちに伐ることに決めました。

言い方は柔らかくて優しかったのですが、甘えるわけにはいきません。

幹のどこにロープをかけてどの方向に倒すのか等、綿密に計画を立てる必要があります。

残るは、あと2本。

ぜひ成功させたいと思っています。

みなさんからの声かけを大事にしていきたい

伐採を褒められました
電線の方に傾いている3本の杉(右側の3本)

野外焼却をしていると、地域の年配の方がいらっしゃいました。

「精でるな。風も無いし、いい日や。 … ところで、あの木伐ったがあんたか?」
返事をすると、
「大したもんや。方向も揃とるし、切り口もなかなかのもんや。」
と、お褒めの言葉をいただきました。(右上写真)
「あの電線とこへ傾いとる3本の木、いつ伐るがや? ちょっと難しいなあ。 … ロープ2本つこうた〈使った〉方がいいかもしれんなあ。 … 業者に頼むと、倒すだけで4,5万や … 。 まあ、けがせんようにして、ボチボチやれや … 。」(右中写真)
など、10分ほど話をされて帰られました。

木立で作業をしていると、地域の方からよく声をかけられます。

時たま、今日のように近くまで来て話をされる方もいらっしゃいます。

今回はたまたま褒められましたが、みなさんから貴重なご意見やアドバイスをいただくことも多々あります。

私の場合、退職後は、以前の仕事と全く違うことをしていますので、みなさんがおっしゃることが作業を進める上でとても参考になっています。

また、一人でいることの多い自分にとって、声かけをされることは大きな励みにもなっています。

感謝しています。

 

1本の杉を幹・枝・葉に切り分ける

今日切り分けた杉
45cm長に玉切りしました
杉の葉は明日焼却する予定

杉の伐採から2週間ほど経ちました。

本やネットによるとそのまま春まで放置しておいた方がよいようです。

… 木の中の水分が多く、芯材の水分が抜けにくいスギは「葉枯らし」という方法をとるとよい。間伐などで伐採したとき、あえて枝払いをせず、生き枝(緑の葉のついた枝)を残しておく。葉はゆっくり枯れながら、芯の水分を抜いてくれる。翌年の春~初夏頃までそのまま山に放置して、枝払い玉切りをして集材する。
伐採木に皮を付けたまま放置しても、秋~翌春の間は害虫の活動がないので、材は虫食いから守られる。水分が抜けているので重量も軽くなっており集材もラクである。 …
【山で暮らす愉しみと基本の技術:大内正伸著 農文協】 P31より

山の中ならともかく、集落の中にある山林ですので、景観の観点からも春まで放置しておくわけにはいきません。

とりあえず10本伐採した中の1本(右上写真)だけですが、幹、枝、葉に切り分け、幹は45cm長に玉切り(右中写真)しました。

※ 私が使用している薪ストーブは、2台ともホンマ製の時計型ストーブです。
50cm程度の長さの薪でも入りますが、それより少し短い45cm長の薪を使っています。

切り分けた葉については、明日野外焼却する予定です。(右下写真)

枝が隣家の畑に落ちないように工夫する

投げるために1個20gの釣り用おもり3個をビニルテープでくくって細いロープにつなぎました
何とか枝の先の方にうまく引っかかっておもりがスルスルと落ちてきました
細いロープをはずし本ロープでがっちり枝をつかみました

トガの木の枝を切り落としました。

隣家の畑に覆いかぶさるように2~3mほどはみ出ているトガの木の枝です。

その隣家の畑と居場所の境目は崖になっており、高低差が4mほどあります。〈居場所の方が高い〉

下手に切ると、隣家の畑に枝が落ちてしまって迷惑をかけることになってしまいます。

そこで、枝にロープをかけ、畑に枝が落ちないようにして切ることにしました。

※ 隣家の方には、迷惑をかけることになるかもしれない旨事前に連絡

本ロープに細いロープを繋ぎ、その先に【おもり】を付けて、枝先の引っ掛けたい箇所まで投げました。

【おもり】
個20gの釣り用のおもりを3個ビニルテープでくくって〈計60g〉投げるためのおもりとしました。(右上写真)

何回か投げているうちに何とか自分の思っている箇所に引っ掛けることができました。

60gのおもりですので、枝にかかるとスルスルと下に落ちてきます。(右中写真)

それをたぐり寄せておもりが付いていた細いロープを外し、本ロープでがっちり枝をつかみます。(右下写真)

あとは、枝の付け根を鋸で切り、ロープを引っ張って、枝を〈畑に落ちないようにして〉自分のところに落とします。

うまくいきました。

 

どうして秋に木の伐採をするとよいのか

気になる栗、山桜の木 梢が隣家の畑に被っている
下準備で孟宗竹を伐る
伐った孟宗竹を積む

木立に気になる木が4本あります。栗の木1本と山桜の木3本、合わせて4本の木です。(右上写真)
これら4本の木の梢が隣家の畑に被っているのです。

今のところ苦情はないのですが、日当たりが悪くなったり、落ち葉が畑に落ちたりすることを考えると気になります。

木の高さがまだ6,7mほどですので、今なら素人でも何とか伐採できそうです。
「木の伐採は秋がよい」そうで、近いうちにそうしようかなと思っています。

木の伐採は秋がよいわけ

… 夏のお盆を過ぎると木の生長は急速に弱まる。私たちの感覚よりも木の季節感は一歩早い。秋には水を吸い上げるのを止め、落葉樹は葉を落とし始める。この頃が、木の一番いい伐りどきである。緯度や高度によって若干の差があるので、伐り旬は土地の人に聞いてみるとよい。また、秋の新月に伐採したものは虫がつくことがなく材質も非常によくなるという。試してみる価値はあるだろう。
竹も、春や夏に切ると虫が入るし、長持ちしない。やはり伐り旬は秋である。霜が降りる直前までの1~2週間がいいともいわれている。 …
【山で暮らす愉しみと基本の技術:大内正伸著 農文協】

伐採のときの作業スペースを広くするために、下準備として4本の木に迫っている15本ほどの孟宗竹を伐りました。(右中写真)
そして、それらを伐採作業の妨げにならないところに積み上げました。(右下写真)

山で暮らす愉しみと基本の技術