ストーブの傍から温温として物を言っても

ストーブの傍から温温として物を言っても …

息子から電話がありました。

息子

「… 今の借家、近いうちに取り壊しになって出んならんのや。で、その後、別の借家に移るか、マンション買うか迷うとるんや。」

「マンション? 都会やし〈購入費が〉高いやろ。」

息子

「そうや。〇千万円するんや。 … で、買うとなると、35年ローンになるんや。借家にしたって、35年借り続けるとよう似た金額になるんや。 … で、マンションは自分のもん〈もの〉になるけど、借家は家主に返すだけや … 。」

「… … … 急に言われても、答えが見つからんわ。 … けど、お父さん〈私〉が▢▢〈息子〉の立場やったらどうするか言うわ。 … 結論は、借家住まいや。 … まず、勤め先が35年先まであるて保証あるか。 … たとえあっても、▢▢〈息子〉が定年までおいてもろうことできるんか。 … もう一つは、お金に縛られたがために何かしたいことがあってもできんことや。 … それでええんか。 … お父さん〈私〉なら35年間も耐えられんわ。 … 借家の方が、妻子を路頭に迷わせる率も低いと思うとる … 。」

 

企業の最前線で懸命に働いている息子に、

ストーブの傍にドカッと座って温温として物言いをしたオヤジ … 。(右上写真)

安全圏にいる評論家の意見だったかも?

コロナが収まらんと都会へも行けんしのおー。

やはりなるようにしかならんのやろか

物置に行けるように雪かきをしました

午後、菜園〈自宅から3㎞の距離にある〉の雪かきに行きました。

5日前に車を止められる分の雪を除けたのに、最初からやり直しの状態でした。

道路脇に車を止めて雪かきをするのですが、積雪のために道幅がとても狭く、交通の妨げにならないかとヒヤヒヤものでした。

幸いにもトラックは来ず、軽四と普通乗用車の2台が私の車をうまく除けて通って行きました。

で、駐車スペースを確保するとすぐにそこに車を移動させました。

次に物置に行けるように雪かきをしました。

昨日の雨でかなり雪が減ったといえども、積雪は依然として50㎝ほどありました。

通路幅が60㎝ぐらいになるようにして約20mの距離を、スコップで除けていきました。(右上写真)

それも終わると、最後にビニルハウスの側面に2mほどの高さに積み重なっていた雪を鍬で崩しました。
〈放置しておくと、ハウスが壊れる場合があるそうです。〉

 

今回は、腰痛の父を家に残し、私一人だけでの雪かきとなりました。

午後いっぱいかかりました。

 

帰り道、集落の中を通ったときでした。

雪の重みによって屋根の一部が崩れ落ちた家を目にしました。

2軒も。

1軒は空き家で、もう1軒は一人で暮らしている方の家でした。

 

… みんなこの先一体どうなるんやろうか …

と、つい思ってしまいました。

… やはりなるようにしかならんのやろか …

久しぶりに青空を見ました

久しぶりの青空。薪棚の屋根の積雪量は70㎝ほどか。 2021 1.11 11:30AM 木立前で

朝、自宅を出てプレハブに向かって車で100mほど走ると、

… 行き止まり …

でした。

… 雪止まり …

と言ってもいいかも。
〈ダジャレを言ってる場合ではないですな〉

屋根から落ちたたくさんの雪で道路が塞がれていたのです。

 

プレハブで朝一にしなければならない作業がありましたので、引き返して、別の道〈遠回りになるんですが〉でプレハブに向かいました。

プレハブでの用事が済み、雪かきをするために自宅に戻りました。

遠回りをして … 。

で、雪かきをする前に、朝、道を塞いでいた雪の様子を見に行くと、

雪がまったくないではありませんか。

すいすい通れるような状態になっていました。

近くの雪かきをしている人に尋ねると、

「ブル〈ドーザー〉がどけてくれたんや。ちょうど近くに雪かきをしていたんで頼んでみたらしてくれたんや。運がよかったわ。 … … 〇〇さん〈雪が落ちた屋根の家の主〉独り暮らしやし、雪かきの手伝いをしたいのは山々やけど、こんだけも〈これだけも〉いっぺんに雪が降ると自分のとこ〈ところ〉だけで手一杯や。 … とにかくよかったわ。」

とのこと。

… … …

実は、私の家族も、ここ連日の雪かきでふうふう言っている状態なのです。

 

今日は久しぶりに青空を見ました。(右上写真)

都会はコロナでこちらは大雪でたいへん

雪の重みで梅の木が折れ、その枝が雨戸のガラスに当ってしまいました。〈於 自宅〉

雪かき3日目。

早朝に雪かきを予定していたのですが、雪がしきりに降っていましたので、止んでからすることにしました。

 

で、〈午前〉10過ぎに自宅に戻ると、

父が、

「ちょうどいいときに帰って来たわ。 … のこぎり持っとるか。」

と言うのです。

「何でや。」

と聞き返すと、

「今回の大雪で庭の梅が折れてしもうて、枝が雨戸のガラスに当たってしもうてそのままになっとるんや。 … すぐに枝を切って欲しいんや。」

とのこと。

庭に回って梅の木の様子を見ると、

雪の重みに耐えられなくなった梅の木が幹の根元の方で折れて家の方に傾き、枝の先が雨戸に当たっていました。

網戸が破れ、ガラスが割れていました。(右上写真)

すぐにのこぎりを持って来て枝を切りました。

 

今、このブログ記事を書いていると、ちょうどケータイが鳴りました。

都会に住んでいる親戚からで、

都会の方でも、〈私の住んでいる〉田舎の大雪について報道されているらしく、心配して電話したとのこと。

逆に私が都会の方で増えているコロナの様子について尋ねると、

コロナに罹ると仕事に行けなくなるので、仕事以外では極力外出しないようにしていると言っていました。
〈周りには、コロナのために職を失った人もいるそうです〉

 

都会はコロナで、こちらは大雪でたいへんです。

雪の重みで杉の木がしなる

杉の木が雪の重みでしなり、電線の方に傾いてきました。

今朝起きると、新たに30㎝ほどの雪が。
昨日地面が見えるほどに雪かきをしたのに〉

自宅の車庫前と玄関前の雪かきをしました。

※ 今日は木立にあるプレハブ前と菜園にある物置前の雪かきはしませんでした。
それでも作業を終えるまでに3時間ほどかかりました。
〈雪を捨てる場所が昨日の雪でいっぱいなので、遠くまで捨てに行かなければならなかったからです。〉

 

プレハブに到着したのは、〈午前〉10時近くでした。

昨日より積雪量が多くなったのがひと目でわかりました。

で、木立を見回すと、 !

なんと、杉の木が雪の重みのために釣り竿のようにしなっているではありませんか。

それも電線の方に。(右上写真)

すぐに電力会社に連絡しました。

幸いにも2回目につながりました。
〈雪でお困りの方がたくさんいらっしゃるとのことでした〉

2時間ほどすると、社員の方がいらっしゃいました。

杉の木の状態を見て、

「電線に触れていたらすぐに処置をするのですが、 … 今の状況では。 … 差し迫った状態になったら再度連絡をいただけますかね … 。」

と、急ぐように他のところへ行かれました。

今回の大雪で電線に触れている木が多数あるとのことでした。

 

今のところ、積雪量は70㎝〈私の目測〉ほどか。

雪は降り続いています。

明日も雪かきのスタートになりそう。