柿を捥げないような者ばかりの家族かな

今年は柿にとっては表年のようです
けっこうな収穫でした

自宅から3kmほど離れた畑に行きました。

その畑の横には果樹もあります。
〈両親がほとんど世話をしています〉

果樹の中に柿の木が7,8本あります。
今年は柿の表年のようで(右上写真)、一月ほど前より毎日のように柿が食卓に並べられています。
両親が畑へ行ったついでに熟れたものから捥(も)いで、自宅に持ち帰っているようです。

でも、高いところにまだかなりの柿が残っているので、私がそれを捥ぐことになりました。
※両親は高齢で、高いところに上れません。

脚立を上って順番に捥いでいきました。(右下写真)
ほんとうに高いところのものは、脚立に足を置き、左手で柿の木の枝をつかんで体を安定させ、右手で捥ぐという形になるのですが、柿の枝は脆いのでとても心配でした。

たとえ2mほどの脚立の上でも怖いものです。
ましてやこの歳になりますと、何が起こるかわかりません。
今後のことを考え、上ったついでに高いところの枝を切りました。
〈高いところに実がならないようにするため〉
〈もう一つ、無理をしてたくさんの柿を捥いでも、食べる人がいないのです〉

私の家庭にも高齢化の波が押し寄せてきています。
高いところの柿を捥げないような者ばかりになりつつあるようです。

退職後に予定していたアンテナの撤去

取り外された地上デジタルアンテナ・BSアンテナ・FMアンテナ・ポール・ブースター

自宅から3㎞ほど離れたところに物置があります。

そこには、家で不要になり、捨てるに捨てられないものが置いてあります。
今は単にプレハブの物置(右写真)ですが、以前は物置の一部を休日の憩いの場所として使っていました。

… ただ寝ていただけではありませんよ。仕事に関することもけっこうしましたよ … 。

そのとき(10年以上も前かな)に、テレビを見たいがためにアンテナを立てました。

ついでにBSアンテナ、FMアンテナも取り付けました。(右上写真)

10mの支柱〈こいのぼりのポールを利用〉は一人では立てられませんので、当時学生だった息子に手伝ってもらいました。

新しい居場所ができてからは、テレビ、FMチューナー等は取り去ったので、アンテナだけが立っていました。
※新しい居場所…7.28付ブログ『定年退職後の居場所の確保』参照

何しろ立ててから10年以上も経っていますので、いつ倒れるかと心配でした。

で、勤めていたときから「退職後のできるだけはやいうちに撤去しよう」と考えていました。

昨日帰省していた息子といっしょにアンテナを撤去しました。

ひと安心です。

 

今の子どもは猫が虎に見える?

飼い猫(名前は太郎)

家では、猫を飼っています。

2匹飼っています。
2匹は、きょうだいです。(兄妹? 姉弟?)
5、6年前、子猫のときにもらってきました。
今では立派なおとなの猫です。

2匹いっしょになって行動することはあまりないようです。
行動範囲は、オスの方が広く、以前に自宅からかなり離れたところで見かけたことがあります。

今回は、そのオス猫〈名前は太郎〉(右上写真)についてのお話をします。
〈ちなみにメス猫の名前は、桃〈もも〉〉

3日ほど前の早朝のことです。
自宅横の小路に小学校の低学年らしい男の子2人が困惑顔で立ち往生しているのです。
彼らの視線の先に目をやると、太郎が小路の真ん中に、堂々と横たわっているのです。〈右上写真のような格好で〉
おまけにこれ見よがしに寝返りまで打っています。
太郎は、危害を加える気は全くありません。
彼らもサッと横切ればよいものを、太郎が虎に見えるのか、通り過ぎることができないのです。

太郎の胴体を両手で持って〈けっこう大きい〉自宅に連れ帰りました。
大きく体をゆすぶり、離せと言わんまでのご立腹でした。

男の子たちは、夏休みのラジオ体操に間に合ったようです。

私にも、今回の2人の男の子たちとよく似た経験があります。
でも、そのとき道の真ん中にいたのは、猫ではなくとぐろを巻いたとっても大きなアオダイショウでした。

時代も変わりました。