罹災証明書 … わからないことばかり

ずれてしまった鴨居と柱

いま役所が、今回の地震につき、罹災証明書交付申請の手続きをしている。

昨晩、父が、「うちも申請すればどうや」というようなことを言った。

たしかに玄関のタイルとトイレのタイルが一部剥がれ落ち、鴨居と柱がずれた箇所(右写真)と内壁に亀裂が入った箇所がそれぞれ1箇所ずつあるのは事実。

それらを写真に撮って申請をしても、問題はないだろう。

 

が、庭の倒れた石灯籠や食器棚からこぼれ落ちて割れてしまった茶碗やコップなどを写真を撮って申請するのはいかがなものだろうか。

倒れた石灯籠については父が、割れてしまった茶碗やコップなどについては妻がけっこうこだわっている … 。

 

実際に役所に出向いて罹災証明書の申請をするのは私である。

タイルが剥がれ落ちたり壁に亀裂が入った写真ならまだしも、石灯籠や茶碗の写真を出すことに躊躇している。

今日散髪屋さんに行ったとき、そのことについてそっと主に聞いてみた。

主曰く、

「石灯籠や茶わんねえー … 。〇〇さん〈私のこと〉、ふつうはおもに不動産についての被害の写真を出すんじゃないですか。 … 出したとしてもせいぜいがブロックの壁程度までだと思うんですが … 。」

と。

… 同感 …

 

何しろ罹災証明書の交付申請をするのは初めてで、わからないことばかり。

締め切りまでまだ時間がありそうなので、もっと調べてみようか … 。

正月早々 …

昨秋テレビ局より取材を受けた丸太の積み上げも、今回の地震で崩れてしまいました。

1月2日~1月4日は、ブログ記事の投稿ができませんでした。
以下、そのわけを説明いたします。

 

1月1日〈元日〉

ブログ記事〈1.2付…結局投稿できませんでしたが〉の下書きを途中までして、ケンタ君〈飼い犬〉の散歩に出ました。
〈ブログ記事は、前日に下書きしたものを翌日に投稿しています。〉

いつも通り、午後4時過ぎに散歩に出ました。

出て100mほど歩いたときでしょうか、
ケータイがいきなり震え出し、「大地震です、大地震です … 。」と。

その直後に地面が揺れ出し、地響きとともに、立っていられないくらいに大きく揺れました。

周りに何本かの電柱が立っていて、いずれも今にも倒れて来そうでした。

しゃがんで身構えているうちに、揺れも何とか収まりました。

プレハブの薪ストーブが心配になり〈外出時はストーブの空気口を閉めてありますが〉、散歩を取り止めてプレハブの様子を見に行くことにしました。

自宅の車庫に戻ると、工具棚が倒れて車に寄りかかり、車が出せない状態に … 。

仕方なくケンタ君を連れて、500mの道をプレハブまで歩きました。
〈車で行く場合は、ケンタ君を乗せて行くつもりでした。〉

500mの何と長かったことか … 。

プレハブに着くと、幸いにも何ともありませんでした。
〈煙突でつながっているので、ストーブがずれないんですな。〉
〈周りに燃えるような物を置かないことが鉄則〉

安全を確認した後、ケンタ君といっしょに自宅に帰りました。
〈ケンタ君がほとんど興奮しなかったことにも大いに助けられました〉

帰宅すると、家の中は、食器棚や家具などが倒れ、中に入っていた物が散乱状態 … 。

帰省していた息子夫婦と2人の孫、そして妻と両親、幸いにもみんな無事でした。

ただ2匹の飼い猫のうちの1匹〈名前はモモ:雌〉がいなくなってしまいました。
〈怖かったんでしょうな〉
〈近所の飼い猫もいなくなったそうです〉

その夜は、家族全員1階に寝ました。

私は、プレハブに泊まりました。

… 余震が頻繁にあったので寝られませんでしたな …

 

1月2日

朝から午後2時まで、自宅の整頓。

午後2時から午後4時まで、プレハブ及びプレハブに隣接した物置の整頓。

ケンタ君の散歩後、再度自宅の整頓。

夕食を済ませ、午後8時前に就寝しました。

… 相変わらず頻繁に余震がありましたな …

※ 息子夫婦と孫たちは、田舎より都会の方が安全だということで、正午過ぎに戻って行きました。
もし、避難所にお世話になるということになれば、よけいに大変だということも手伝って。

 

1月3日

朝から午後4時まで、菜園横の物置の整頓。

広さわずか50㎡ほどですが、あまりの酷さで、何から手をつけていいのかわからない有様 … 。

できることから少しずつしていきました。

最後まで整頓できず、後日続きをすることに。

ケンタ君の散歩後、3日ぶりの入浴。

※ 地震後ずっと断水だったのがようやく解け、水が出ることに。
しかし、まだ飲み水には使えず。
で、入浴後、ポリ容器を持って、臨時に設けられた給水所まで飲み水をもらいに行きました。

夕食前、何とモモ〈飼い猫〉が2日ぶりに戻って来ました。〈😿〉

… 余震は少し減ったかな …

 

1月4日

3日ぶりにプレハブで薪ストーブを焚き、コーヒーを淹れました。

木立を回ると、積み上げてあった丸太が崩れ落ちていました。(右上写真)

そして、木立の崖になっている箇所が崩れかかっていることにも気付きました。

隣接地が集落の所有地ですので、すぐに町会長さんにその旨連絡しました。

※ 朝、連絡したのに、結局いらっしゃいませんでした。
我が集落もけっこう被害に遭っていますんで、忙しいんでしょうな。

昨日に続き、給水所まで飲み水をもらいに行きました。

朝から何やかんやと動き回りましたわ。

夕方になってようやくブログ記事を書く時間がとれたので、4日分をまとめて書いたという次第です。

 

今回の地震でお亡くなりになった方々には、心よりお悔やみを申し上げます。

大きな被害に遭われた方々には、一日も早く平常の生活に戻られることを願っております。

自衛隊、警察、消防、避難所、ボタンティアなどのみなさん、ホントにお疲れさまです。

よろしくお願いいたします。

実は、私の家の近くにも避難所が設けられているのです。

今のところ、何とか自宅で凌げています。

大きな余震が来ないことを祈るのみです。

あとは年越しそばを食べて寝るだけ

今年の神棚は鏡餅無しですな

午後から本降りになりました。

昨日のうちに、外回りの掃除を済ませておいたのは正解でしたな。

残るは屋内の掃除だけ。

昨年から神棚の掃除は私がしています。

※ ちなみに風呂場の掃除は妻、仏壇は父がしています。
そのうちに私が全部することになりそうです。

 

で、神棚を掃除しようとしたら、父が、

「今年は身内に不幸があったから神棚を祀らんでもええやろ。下手に祀ったりしたら、死んだもん〈者〉に失礼や … 。」

と言い出しました。

「そやけど、掃除ぐらいしてもええやろが … 。」

と、私の思いを言うと、

横から母が、

「掃除をしてサカキを飾るくらいならいいんと違うか。 … 〇〇〈亡くなった人の名前〉ちゃんなら、あの世でむしろ喜んでくれると思うわ。」

と、言いました。

 

結局、掃除をしてサカキを飾り、鏡餅についてはお供えしないということに相成りました。(右上写真)

※ いやはや中途半端で何かおかしいですな。
今日の私ら3人のやり取りを、亡くなった〇〇さんがあの世で見ているとすれば、たぶん許してくれていると思われます。
〈生前時の付き合いが良好でしたからね。〉
死後より、生きているときにお互いに何をしたかの方がずっと大事なんですよ。〉

 

これで年末の掃除もすべて終わりました。

あとは風呂に入って一年の垢を洗い落とし、年越しそばを食べて寝るだけですな。

今後が楽しみ

太めの薪にしました

久々の快晴。

張っていた氷が解け始めたのは9時過ぎ。

物置から薪割機を引っ張り出してきました。

プラグをコンセントに差し込んでスイッチを入れると、難なく作動しました。

 

今回は太めの薪を多くするように割りました。(右上写真)

※ 現在使っている薪は全体的に細いので、短時間で燃え尽きてしまい、とくに寒い日はしょっちゅう薪をくべているという有様です。
〈樹種が杉であることも大いに関係しています。〉
で、今日は現在使っている薪の1,5倍ほどの太さにして割りました。
今日割った薪は来年の今頃使う予定ですので、少々太くてもそれまでに十分に乾きます。
杉は火持ちが悪いけど、そのぶん乾くのが早いんですわ。
薪にするには広葉樹がよいのですが、残念ながら私の所有する木立には杉しかないのです。

 

正午近くに、帰省している息子夫婦と孫たちがやって来ました。

薪割機が薪を割る様子を珍しそうに見ていました。

ホントは近いところで見てほしかったのですが、ごくまれに割った薪が飛ぶことがあるので〈飛んでも1mほどですが〉、10mほど離れたところで見てもらいました。
飛んだ薪が私に当たったことは、今までに一度もありません。〉

 

5歳の孫〈男の子〉が、「じいちゃん、カブトムシ … 。」 と。

ものがわかるようになってきたんですな。

うれしくなりました。

今後が楽しみです。

ホントにわかりやすいですな

一時30㎝を超えるほどだった積雪もだいぶ消えました。   2023 12.24 4:00PM 木立前で

午後4時 … ケンタ君〈飼い犬〉の散歩の時間です。

自宅に戻るためにプレハブから外に出ると、横なぐりの雨。

今日は朝からずっと降りっぱなしです。

が、そのおかげで、一時は30㎝を超えるほどだった積雪も、だいぶ消えました。(右写真)

※ 積雪がないと、冬でも天気のよい日は木立の手入れができます。
積雪状態だと外での作業ができなく、完全にお手上げです。
個人的には雪がないことを願っているのですが、それをあまりに言うと、お百姓さんやスキーを楽しみにしている人などがいい顔をしません。
で、心の中に留めるようにしています。

 

車で自宅に戻ると〈自宅までは500m〉、ケンタ君が、早く散歩に出たいと言わんばかりに待っていました。

彼〈ケンタ君〉にとっては、寒風や横なぐりの雨はまったく関係がないようです。

こちらはそんなわけにもいきませんので、防寒着の上に雨合羽を着ました。
〈防寒着は雪にはいいけど、雨には今一つ。〉

 

散歩に出ると、オシッコはするわ、ウンチはするわ、雪は食べるわ … で、まあ、元気なものです。

帰って来てからの夕食の食べ方も、ガツガツとこれまたすごいもんです。

で、食べるだけ食べて満足すると、あとは小屋に入って寝るだけ。

ホントにわかりやすいですな。