友人と会って話ができないのは寂しい

また雪が降ってきました 2021 1.19 12:30PM 木立前で

先週の木曜日の夕方でした。

「今、帰省したとこ〈ところ〉や。 … 雪がよう積もっとってびっくりしたわ。 … 来週顔出すし、寄せてくれいや。」

と、友人からの連絡。

※ 彼〈友人〉は、田舎の高齢者施設に入っているお父さんの様子を見るために定期的に帰省しています。
実家は誰も住んでいなく、空き家状態です。
で、お父さんの様子を見、屋敷の手入れが終わると、たいてい私のところに顔を出してくれます。
2か月ぶりに会う予定でした。

 

今朝〈今日は火曜日です〉、町会長さんが訪ねて来ました。

「今度の日曜日の〈集落の〉集まりやけど、みんなマスクしてくるやろな。 … 検温もアルコール消毒もするし、 … 反省会〈集まりの後の懇親会〉も中止にしたし、 … 都会の方では緊急事態宣言も出とるらしいけど、なんも起こらんとええけどな … 。」

 

… … …

 

町会長さんが帰った後、友人に、今回は会わない〈会えない〉旨連絡しました。

「 … … そうやな。 … 俺がおまえの立場やったら、まったく同じこと言うたと思うわ。 … 無理言うて悪かったわ。 … … まあ、コロナ収まったら、またじっくり話をしまいか … 。」

との返事でした。

 

… 寂しいのお …

木立前の冬景色(右上写真)が、私の気持ちにいっそう拍車をかけました。

杉の皮・枝・葉を焚付けにするのも楽し

杉の皮〈左上〉 杉の枝〈左下〉…今日台付き丸ノコで短く切りました。 杉の葉〈右下〉

昨年末に拾い集めた杉の枝がようやく乾きました。

※ 薪ストーブの焚付けにと拾い集めた杉の枝でしたが、湿っていましたので、物置に20日近く置いてあったのです。

それらを台付き丸ノコで、30㎝ほどの長さに切りました。

 

薪ストーブというと、ストーブ本体や薪に目が行きがちです。

雑誌などを見ても、どこのストーブがいいとか、広葉樹の薪が最高とか、主にそのようなことが書かれています。

はじめのうちは私もそうでした。

が、7シーズン薪ストーブを使ってみて、【焚付け】を軽視できないことに気づきました。

※ 【焚付け】: 火をたやすく燃えつかせるために用いる枯柴・こっぱなどの類 … 広辞苑第六版より

冬の寒い朝、焚付けに失敗すると、煙たくなるわ体は冷えるわで焦ってしまい、体にも心にもよくありません。

といって、新聞紙を大量に使う気もなく、着火剤にお金をかける気もありません。

 

すぐ近くに所有する杉木立がありますので、そこにある枯れ葉や小枝を拾い集めて焚付けとして使っています。

杉の皮は、伐採した木の幹から剥がれたものを利用しています。
〈杉の幹を短く切って1年ほど積んでおくと、しぜんに皮が剥がれます。〉

雪の日に物置小屋で、杉の皮や枝や葉に囲まれて作業をするのも楽しいものです。(右上写真)

そろそろ集落の運営システムを考えないと

早く春が来ないかな 2021 1.15 2:30PM 伐採跡地で

終日好天でした。

外出したくなり、久々に古本屋さんに行きました。

つい本を買ってしまいました。

4冊で1,000円ちょっとでした。

帰って来て木立をひと回りしました。

清々しい空とやわらかな陽光に春の到来を待ち望む心持ちでした。
(右上写真)

 

プレハブに戻ってしばらくすると、集落の人が訪ねて来ました。

奥さんと二人暮らしの80歳を過ぎた人です。

「わしゃ、今年、班長をすることになったんや。 … 輪番制なもんで、断ることができんかったんや。 … そやけど、歳が歳なもんで、実はよう目が見えんのや。 … とくに夜がひどて〈ひどくて〉、まともに夜道が歩けんくらいなんや。 … 班長会議〈年間5回予定されています〉は夜の7時から始まるし、集会所〈会議の場所〉への行き帰りを心配しとるんや。 … わしんとこの家、あんたが集会所へ行くときの通り道にあるし、 … 悪いけど行き帰りのときいっしょに車に乗せてくれんかのお … 。」

とのことでした。

※ 班長につきましては、2020 12.29付ブログ記事『あとは誠心誠意やるしかないですな』の【班長】の箇所をご覧ください。
私は集落の世話係〈書記〉をしていますので、集落に係るほとんどの会合に参加しています。

 

そろそろ集落の運営システムを考えないといけませんな。

今回の大雪で7本の杉が折れました

今回の大雪で折れてしまった杉

台風並みの風が吹いたのは6日前。

その後、連日の雪で70㎝を超えるほどの積雪になり、昨日、一昨日の雨でようやく半分の35㎝ほどになりました。

 

で、何とか木立に入れるようになりましたので、ひと回りしました。

何と、杉が見事に折れているではありませんか。(右上写真)

数えると全部で7本折れていました。

6日前の大風のときにはどれも折れていなかったのに。
〈風でひっくり返された温州みかんの囲いをそれらの杉の近くで直していたので、よく覚えています。〉

風にあおられて弱っていたところに雪が降り積もり、その重みで折れてしまったのだと思われます。

木立には150本ほどの杉があり、今回折れたのは、以前〈孟宗竹の〉竹やぶだったところに生えていた細めのものばかりです。

※ 孟宗竹は、2年前の春にすべて伐採しました。
それまで杉は孟宗竹と混在して生えていました。
それで孟宗竹に日光や養分を取られ、丈夫に生育することができなかったことも折れた一因と考えられます。

 

ただ、電線に寄りかかったり、隣接地に倒れたりしなかったことにホッとしています。

どれもが私の所有地である木立内に倒れてくれたのが幸いでした。

雪が消えて足元がよくなったら整理に取りかかります。

枝葉を焼却することを考えると、空気が乾燥しない2月末ぐらいまでに処分を終えたいと思っています。

やはりなるようにしかならんのやろか

物置に行けるように雪かきをしました

午後、菜園〈自宅から3㎞の距離にある〉の雪かきに行きました。

5日前に車を止められる分の雪を除けたのに、最初からやり直しの状態でした。

道路脇に車を止めて雪かきをするのですが、積雪のために道幅がとても狭く、交通の妨げにならないかとヒヤヒヤものでした。

幸いにもトラックは来ず、軽四と普通乗用車の2台が私の車をうまく除けて通って行きました。

で、駐車スペースを確保するとすぐにそこに車を移動させました。

次に物置に行けるように雪かきをしました。

昨日の雨でかなり雪が減ったといえども、積雪は依然として50㎝ほどありました。

通路幅が60㎝ぐらいになるようにして約20mの距離を、スコップで除けていきました。(右上写真)

それも終わると、最後にビニルハウスの側面に2mほどの高さに積み重なっていた雪を鍬で崩しました。
〈放置しておくと、ハウスが壊れる場合があるそうです。〉

 

今回は、腰痛の父を家に残し、私一人だけでの雪かきとなりました。

午後いっぱいかかりました。

 

帰り道、集落の中を通ったときでした。

雪の重みによって屋根の一部が崩れ落ちた家を目にしました。

2軒も。

1軒は空き家で、もう1軒は一人で暮らしている方の家でした。

 

… みんなこの先一体どうなるんやろうか …

と、つい思ってしまいました。

… やはりなるようにしかならんのやろか …