休憩以外にも使い道がありそうですな

コンクリート板の下に敷く砂をふるいにかける

休憩所にコンクリート板を敷こうとしたら、一見平らそうな地面でも、でこぼこだらけで傾いていましたわ。

これでは、ただコンクリート板を並べていってもガタガタになってしまいますな。

細かい粒の砂を敷き、それを取ったり足したりして水平になるようにしてコンクリート板を並べていかないと … 。

※ 砂で調整し、水準器で測りながら並べていきます。
右上写真の奥に白いバケツがありますが、そのバケツの下にあるのが、並べ終わったコンクリート板です。

 

使う砂については、前々回のブログ記事『コンクリート板を敷くための土運び』でお話しました。

が、掘り出した砂をそのまま敷くと、小石や木片などが混じっていてコンクリート板を水平に置けません。

小石や木片などを取り除く必要があります。

で、7㎜角目の網が付いたふるいでそれらを取り除き、ふるいを通った砂を使うようにしています。(右上写真)

 

例年この季節になると雨の日が多くなり、掘り出した砂をふるいにかけるといっても、砂が湿っているために網の目に詰まってしまいます。

それが、今年はどうでしょう。

先日掘り出した砂を休憩所の屋根の下に広げておいたら、雨に濡れることもなく、数日でけっこう乾いたのです。

スムーズにふるいにかけられましたわ。

休憩所って、休憩以外にもいろいろと使い道がありそうですな。

コンクリート板にこだわるわけ

50枚のコンクリート板が揃いました

昨夕近くのホームセンターから、注文してあったコンクリート板が届いた旨連絡がありました。

今日の開店時にさっそく取りに行ってきました。

これで休憩所に敷くコンクリート板が50枚揃いました。(右写真)

※ 最初にコンクリート板を買いに行ったとき、在庫が28枚しかありませんでした。
で、残りの22枚を注文し、それが昨日お店に届いたという次第です。

あとは傾斜や凹凸がないように敷き詰めていき、3m四方をコンクリート面にするだけですな。

 

「50枚もコンクリート板を敷くよりもセメントを打った方が早いし、安定したコンクリート面になるんと違うか。かかるお金も安つくかもしれんし。」
〈コンクリート板60㎝×30㎝×6㎝は、税込みで1枚1,000円強〉

と、何人もの人から言われました。

「車で入れないような場所なんで、工事めいたことはできんのや。」

と、その都度答えました。

 

が、実は他に理由があるのです。

” 撤去 ” です。

” 後始末 ” と言ってもいいかもしれません。

私〈現在68歳〉の趣味でつくった休憩所 … 私が使わなくなったらいったい誰が使うのか?

妻も子どもたちも、蚊やカメムシがいる木立には来たがりません。

それを思うと、どうしても撤去しやすいような造りになってしまうんです。

コンクリート板や単管や金具は処分に困らないんですわ。

コンクリート板を敷くための土運び

コンクリート板を敷くために土を運ぶ

休憩所にコンクリート板を敷く準備に取りかかりました。

※ 休憩所については、10.23付ブログ記事『休憩所づくり第二部終了』をご覧ください。

 

一枚の大きさ60㎝×30㎝×6㎝のコンクリート板50枚を3m四方になるように敷き詰めます。

ただ並べていけばいいというものではなく、凹凸ができないように水平に並べていかなければなりません。
〈そうしないと完成後つまずきますからな〉

地面が真っ平なら作業を楽に進められるのですが、これから敷こうとしているところは、でこぼこがけっこうあり、少し傾いています。

鍬で削って平らにするには限界がありますわ。

で、まず砂を全体的に敷き、それら敷いた砂を取ったり足したりして調整しながらコンクリート板を並べていく予定でいます。

 

その砂ですが、木立にある切株の周りの砂を掘り出して使うことに。
〈買えばお金がかかりますので〉

赤みがかった粘土質の砂(右上写真)で、コンクリート板を敷くのには適しているかなと思っています。

また、後に切株を抜くときに、今のうちに少しでも周りの砂を取り除いておけば、それだけ手間が少なくなると考えています。

一挙両得ってとこですな。

 

晩秋の冷たい北風吹く中、適度に休憩しながら鍬とスコップと一輪車とで砂削りと運搬を繰り返しました。

休憩所まで20往復ほどし、いい運動でしたわ。

できることを精一杯やっていくしか

薪棚前の草刈りが終わりました。これで今年のすべての草刈りが終了しました。          2024 11.4 10:45AM

朝は10℃を下回る寒さでしたが、9時頃から気温がぐんぐん上がり始めました。

このブログ記事を書いている今〈12:50〉、プレハブ内の温度計は24℃を表示しています。

湿度も50%弱でとても快適です。

※ 草刈りをしていたときは、少し暑く感じましたが。

 

終わりましたわ、草刈りが。

薪棚前の草刈り終了をもって、今年のすべての草刈りが終わりました。(右上写真)

4月から11月までの7か月間、草刈りに追われっぱなしだったと言っても過言ではないですな。

都会の場合はいざ知らず、田舎で土地を持つ場合は、人が踏み入らない奥まった山以外は ” 除草 ” が付いて回ります。

かつてのように家族数が多ければ作業を分担できるけど、今や残っているのは、ほとんどが年寄り … 。

それら年寄りもそれなりに頑張っているんだけど、追っつかないのが現状。

 

で、

「アンタが登記してくれるんなら、タダでこの土地をあげてもいいわ。」

と言う人が出てくる始末。

が、うまくいった話はほとんど聞かない。

※ 実際、私もそのようなことを言ったことがあるんです。
結果 … 不成立

 

どこの田舎もよく似た状況ではないでしょうか。

体が動く限り、できることを精一杯やっていくしかないですな。

今や木立は私の ” 生活の場 ”

私の ” 生活の場 ” です

木立の草刈りをしていると、集落の男が訪ねてきた。

用件を済ませると、

「この時期になったら草もしぜんに枯れてくるし、無理して刈らんでもええのに。」

と。

「そうかも。 … そやけど、刈っといた方がすっきりして見た目がええと思うて … 。」

と答えた。

 

彼は間違ったことを言っていません。

むしろ合理的に考えています。

近いうちに枯れてしまうものを、わざわざ時間をかけて〈お金もかかる〉刈るのは、たしかに無駄ですわな。

私も彼のように勤めていて忙しい身なら、たぶん同じように考え、冬を間近に控えた時期に草刈りはしないでしょう。

実際、勤めていた頃はそうでしたから。

 

では、今は何で草刈りをしているのかって?

定年退職後、木立は私の ” 生活の場 ” になりました。

自宅は、夕食を食べて風呂に入って寝るためだけの場所になり下がってしまいました。
〈妻は『亭主元気で留守がいい』というタイプ〉

 

今や木立は ” ただ管理すればいいだけの山林 ” ではなくなってしまったのです。

歩いていると楽しくなってくる、また、眺めていると穏やかな気持ちになってくるような潤いのあるところでなければなりません。

よれよれの冬枯れの草が漂っているような木立は、私にとって ” 生活の場 ”  とはなりえません。

で、この時期になっても草を刈っている次第です。(右上写真)