時の流れのはやさを改めて感じました

大寒に竹やぶ跡に佇む

木立をひと回りしました。

今冬は〈今のところ〉積雪がないので、地面の様子がよくわかります。

黄色いタンポポの花が見られます。

フキノトウも出ています。

例年なら、白い雪の間に目立っているオモトや万両の赤い実も、冬枯れの景色の中では、落ち着いて見えます。

竹やぶ跡に至ったとき、足が止まりました。

冬の柔らかい日射しを浴びた地面とその先の方にある杉木立、

そして、大寒に入ったとは思われないような青い空。

しばらくそこに佇んでいました。(右上写真)

5分ほどいたでしょうか、プレハブに戻りました。

すると、町会長さんがやって来ました。

週末に予定されている集落の総会についての相談でした。

実は、まだ、総会での議長が決まっていなかったのです。

で、すぐに決め、その場で町会長さんが議長候補の人にケータイで依頼しました。

快く引き受けてくれました。

その後、集落での出来事をあれこれ話していたのですが、ついさっき帰って行きました。

時計を見ると、〈午後〉5時でした。

外はまだ明るく、日が長くなったのにびっくりしました。

カボチャを食べ、柚子風呂に入ってはや一か月。

時の流れのはやさを改めて感じた次第です。

だって、4日後は旧暦の正月ですからね〈今年は1月25日〉

” 初春 ” ” 新春 ” は、旧暦の正月にこそ相応しい言葉とも言われていますが、

… … もう春なんですね。

自分の所有する山林に行ってみないことには

方位磁針

昨晩、集落の世話係の集まりがあり、帰りがけに次のような話を聞きました。

「隣の集落にあるあんたの山〈山林〉やけど、 … もう一本の山道から入ってみたらどうや。 … その山道の途中に電力会社の高圧線の鉄塔に行く細い道があるし、 … それ利用したら、ひょっとしたらうまくいくかもしれんな … 。」

で、今日は、朝から、地図、〈グーグルの〉航空写真、公図とにらめっこです。

午後、晴れ間がありましたので、方位磁針(右上写真)を持って現地に行ってみました。

高圧線の鉄塔に至る細道は、以前に一度歩いたことがありましたですぐにわかりました。
〈どれだけ山林が荒れていても、公の重要な施設があるところは手入れが行き届いていますね〉

地図で調べたところによると、

… その細道を100mぐらい入ったところから、真西に向かってこれまた100mほど木立の中を進んで行くと私の所有する山林 …

ということになります。

一見したところ、行く手を遮るような木や草は見受けられませんでした。

ただ、昨晩からの雨で足元がよくなく、木々の枝葉からしずくもけっこう落ちていましたので、今日は、そこで引き返しました。

予報によると、明後日好天だそうで挑戦したいと思っています。

帳簿上は約4,500㎡の広さの山林とのこと。
〈山林というにはちとさびしいですが〉

とにかく一度そこに行ってみないことには。

そうこうしているうちに放置状態の山林に

〈写真の一部が〉私の所有する山林

3日ぶりに隣の集落に所有する山林に行きました。

※ 前回の山林行きにつきましては、1月17日付ブログ記事『足腰のしっかりしているうちに山林の確認を』ご覧ください。

 

前回は、イノシシの大きな足跡を見て、すごすごと引き返しました。

で、今回は、勇を鼓して笹やぶの中を分け入って行きました。

が、ガサッという鳥が飛び立つ音だけで体がこわばるという有様 … 。
〈ホントに気のちっこいジイサンですな!〉

目指すは、エベレストでもなく、富士山でもなく、

目の前〈70~80m先〉にある自分の所有するちっぽけな山林。(右上写真)

 

笹やぶを抜けました。

… … が、

今度は、密集した葦やススキや低木が行く手に立ちはだかり、進めなくなってしまいました。

そこは自分の所有地でありませんので、それらを勝手に切り倒すこともできませんでした。

ということで、

今回も、自分の所有する山林に立つことができませんでした。

… 固定資産税〈スズメの涙ほどですが〉をしっかり納めているのに、そこに立つことすらできない …

山林を道沿いに所有している人ならまだしも、そうでない人は、ほとんど私と似たような状態だと思われます。

で、そうこうしているうちにみんな年をとり、山林へも行けなくなり、そして、放置状態となっていく … 。

今のうちになんとかしたいと思っているのですが … 。

足腰のしっかりしているうちに山林の確認を

大きなイノシシの罠が! … この400mほど先に所有する山林が

やっと晴れました。

昨日までの5日間連続の読書がようやくストップしました。

※ この5日間、1日1冊のペースでした。
まだ、それなりに体力、集中力が残っているようです。

 

で、今日は、久しぶりに隣の集落に所有する山林に行ってきました。

マムシが冬眠しているこの時期に行ったのですが、

… なんと、 いきなり大きなイノシシの罠が!(右上写真)

所有する山林は、罠から400mほど先の方にあります。

車で行かれないことはないのですが、途中で回転できるようなスペースがありませんので、戻りはずっとバック運転ということになります。

一度それで懲りていますので、それ以後は歩いています。
〈軽トラならよいのですが、あいにくワンボックスカーですので〉

で、今回も歩いて行きました。

奥に行くにつれ、道幅がだんだん狭くなり、

おまけにイノシシの足跡もあるではありませんか!

人気〈ひとけ〉は全くなく、時折鳥の鳴き声が聞こえるだけ … 。

そして、所有する山林近くになると、笹が道を蔽っていて行き止まりの状態 … 。
〈年々笹の生える面積が広がっています〉

ということで、またまた自分の所有地に立つこともできず、遠くから眺めるだけで帰って来ました。

まだ足腰のしっかりしているうちに、所有する山林を確認したいと思っているのですが … 。

80代の方が3人いらっしゃいました

木立をみんなの憩いの場所にすればどうかな?

木立をひと回りしたとき、集落の古老がやって来ました。

散歩の途中に寄ったとのこと。

古老
「〈木立が〉ほんとうにすっきりしたな。 … 毎日、朝早うから夕方遅うまでようやっとるわ。 … あんた、ここに家でも建てるつもりか?」


「小さいながらも家はありますんで … 。 なりもん〈生り物〉の樹を順に植えていくつもりです。」

古老
「そうか … 。 こんだけ〈これだけも〉広いし、集落の真ん中あたりになるし、みんなが気楽に来られる憩いの場所みたいもんにすればどうや(右上写真) … 〈集落の〉集会所もあるけど、管理が厳して、使いにくいしのお … 。」

と言いながら帰って行きました。

で、しばらくすると、今度は、隣の集落に住んでいる父の知人が訪ねて来ました。

自家製の味噌をつくるのに薪が必要で、その薪が足りなくなってしまったとのことでした。

薪棚から20本ほど抜いて渡しました。
〈代金の代わりに、後程、自家製の味噌を分けていただくことに〉

そして午後には、集落で最も果樹を育てるのが上手な人が来ました。

「竹やぶ跡、よう手入れがされとるし、日当たりもえのお … 。地面も粘土質やし、果樹を植えればどうや。」

とのことでした。

 

何の巡り合わせでしょうか、

今日は、80代の方が、3人いらっしゃいました。
〈今までになかったことです〉