春を知らせる暖かい南風とフキノトウ

あれっ フキノトウが

雪がいっぺんに解けました。

日が差しているわけでもなく、雨が降っているわけでもないのに … 。

昨晩から吹いている南寄りの暖かくて強い風のせいでしょうか。

ひょっとして、春一番?

で、その暖かい風に誘われて、午前と午後に木立回りをしました。

木立には、今冬の度重なる猛吹雪によって吹き飛ばされた杉の枝葉が、一面に散乱しています。

折れたり倒れたりした〈7本の〉杉については、幹はまだそのままになっています。
〈枝葉は先日焼却しました〉

倒れた竹については、1本処理しただけで10本ほどが未処理のままの状態です。

他、〈出なくなった〉ヒラタケの原木の後片付け、切株の掘り起こし、瓦礫運び … etc.

積雪のためにできなかったことが山積しています。

 

雪が解け、地面が次第に乾いてくると、屋外作業がとてもやりやすくなります。

※ 冬期一番困るのは、地面がぬかるんでいて一輪車が使えないことです。
先日3日続きで晴れたとき一輪車を使ってみたのですが、タイヤが地面にはまり、にっちもさっちも行かなくなってしまいました。
積雪の場合は、一輪車どころかほとんどの屋外作業がお手上げ状態となります。

 

今日は、暖かい南風以外に、

もう一つ、私に春の訪れを知らせてくれたものが … 。

雪が消えた地面に、淡い黄緑色のフキノトウが清楚な顔をのぞかせていました。(右上写真)

善意ある近親者の尽力で何とかなりそう

私のところにも折れた木が

雪も風も止みました。

積雪15㎝といったところでしょうか。

午後、木立をひと回りしました。

隣接地との境界にさしかかると、

隣接地に生えていた杉の木が、人家に倒れているではありませんか。

 

その家〈人家〉の住人は不在でしたので、隣接地の持ち主の家に行って事情を伝え、倒れた杉の木の様子が見えるところまで案内しました。

「 … 困ったことになったのお。 … そやけど、〇〇さん〈人家の住人〉とこ、まだ何も言うて来んなあ。 … ひょっとして出かけた後に倒れたんかのお。 … … みんな、この地面〈隣接地〉の持ち主、ワシやと思うとるみたいやけど、実は、叔母の地面なんや。 … で、その叔母も亡くなってしもうて誰も手入れせんし、仕方なしにワシがしとるんや。 … まあ、今さらそんなこと言うても始まらんし、とにかく早う処理せんと。 … ケガ人がなーてホントによかったわ。 … 知らせてくれてありがとう。」

 

ケガ人がなーてホントによかったわ。」 … 同感です。

杉の木も、倒れたというより徐々に寄りかかっていったという感じで、屋根瓦も一枚も割れていないようでした。

幸いにも、善意ある近親者の尽力で、何とか事が収まりそうです。

 

実は、私のところにも、今冬の猛吹雪で倒れたり折れたりした杉の木があります。(右上写真)

手入れを怠らないようにしていかないと。

楽しめるうちに楽しんでおいた方がいい

屋根から落ちた雪で出入りが困難に〈自宅玄関前〉

〈午前〉10時頃、急用ができて自宅に戻ったときでした。

屋根から落ちた雪のために自宅に入るのが困難でした。(右写真)

※ 朝、出かけるときは、まだ屋根の雪は落ちていませんでした。

 

何とか自宅に入りました。

すると父から、

「腰が痛て〈痛くて〉、雪かきができんのや。 … これじゃ郵便屋さんやお客さんが来たときに入れんわ。」

と、雪かきを頼まれました。

用事を済ませた後、すぐに雪かきをしました。

正午前に終わりました。

 

午後5時近くに、プレハブで本を読んでいると、父から電話が … 。

「今夜、みんなでラーメン食べに行くのはどうや。 … ウチを出るのは、〈午後〉6時半や。 … それまでに帰って来たらええわ … 。」
下戸ゆえ、みんなが乗った車を運転するのはいつも私です。〉

※ みんなというのは、父、母、妻、私、子ども夫婦〈父から見ると孫…近くに住んでいます〉の6人です。

 

一方的な言い分ですな。
前もって言ってくれればよいのですが、いつも直前に言ってくるのです。

でも、おいしいラーメンも捨て難く、

また、今日雪かきができなかった父の様子から、

6人全員が揃って外食を楽しむなんて、そういつまでもできることではないかもしれないと思うと、

楽しめるうちに楽しんでおいた方がいいかな、と思ってしまうのです。

みんなで行ってきます!

もっと簡便な手続きがあってもよさそう

今シーズン最後のまとまった雪かな 2021 2.17 4:00PM 木立前で

今シーズン何回目の寒波でしょうか。(右写真)

真冬の雪とは違いますので、一週間も経てば消えてしまうと思われます。

で、 … その先はいよいよ春でしょうな。

 

午前中、確定申告の手続きに役所に行きました。

例年手続きをしている場所に着くと、何と駐車場に車が2~3台 … 。

「こりゃー、待たんでもええわ。 … 雪が降ったんでみんな来ないんかな。」

と思いつつ建物に入りました。

案内の表示が見当たらず、職員の方に尋ねると、

「今年から場所が替わったんですよ。」

とのこと。

で、新しく替わったという場所に移動しました。

駐車場には15台ほどの車が … 。

建物に入り、本を読みながら順番を待つことにしました。

しばらくすると、知人が話しかけてきました。

「あんた、年金だけの生活で他に収入ないし、手続きせんでもええやろ。 … たとえしたとしても、あんまり意味ないわ … 。」

適当に受け流しました。

【内心】
「ご親切にありがとうございます。 … でも、毎年〇万円の還付金があるんです。それは、手続きをしない限り戻って来ないんですよ。」

 

今回の還付金は、▢千円でした。

帰り道にふと思いました。

時間や心身の都合等で手続きに行けない人はどうしているんだろうか?

もっと簡便な手続きがあってもよさそうなものですな。

どうしてこんなにも早くお迎えに?

温州みかんの囲い … 風に飛ばされることなく無事でした

昨晩の眠れないくらいの強い風は何だったのでしょう。

で、晴れ間を縫って、木立にある温州みかんの囲いを確認してきました。

風に飛ばされることなく無事でした。(右写真)

 

プレハブに戻ってひと休みしていると、知人が立て続けに亡くなったことを思い出しました。

 

一人は、中学校の部活でいっしょでした。

年上であることを笠に着ることなく、言葉も少なめで、やさしく指導してくれたのを覚えています。

堅実を地で行くような人で、実際そのように65歳まで仕事をしていました。

… が、突然亡くなったことを聞きました。

死因ははっきりしていないとのことです。

 

もう一人は、勤めているときにお世話になった人です。

スポーツ好きで、体も丈夫な人でした。

定年退職後も、周りの人に「俺は体に悪いところはないんだ」というようなことを言っていたようです。

… が、先日、スポーツの練習中に事故で亡くなってしまいました。

 

二人とも斜に構えて物事を見るようなところはなく、いつも真っ直ぐに見据えて生きていました。

また、どちらかというと、 ” 私 ” というより ” 公 ” に重きを置いた生活をしているようでした。

偽善は微塵も感じられませんでした。

偶然にも両者ともに私より一歳年上でした。

… 仏様! どうしてこんなにも早くお迎えにいらしたのですか? …