今や必要経費では

プレハブ内の2台のエアコン

午前中、熱中症警戒アラートの放送が流れる中、3時間弱除草作業をした。

作業後自宅に帰って水風呂に浸かり、火照った体を鎮めてから木立に戻る。

昼食後の歯磨きを終え、ユーチューブを5分も見ていただろうか、いつの間にか眠りに陥った。

 

そして、今しがた目が覚め、パソコンに向かっている。

時刻は午後1時を過ぎたところ。

歯磨きを終えたのはたしか12時半過ぎだったから、20分ほど眠っていたことになる。

おかげさまで心身ともにスッキリ。

 

おかげさまと言えば、2台のエアコンが大活躍。(右上写真)

… いつの間にか眠りに陥った … と前述した。

食後であることも風呂上がりであることも関係しているが、快適な室温が大きく影響していることも否めない。

私が日頃使っている事務所用のプレハブ〈中古で購入〉は、鉄板で囲まれた箱のようなもの。

この季節、エアコンが作動していないときの昼の室温は、窓を全開していても35℃超。

居られたものではありませんな。

 

が、エアコンを両方とも26℃前後に設定すると〈しぜんに眠りに陥るような〉快適な室温になります。

プレハブ内の広さは5m×5m×2,3mゆえ、電圧100Vの場合、冷房を無理なく十分に効かせるには2台のエアコンが必要です。

気になる電気代ですが、ひと夏でプラス1万円弱になりますわ。

 

年々暑くなる夏、今や必要経費では。

米作りも大きく様変わりした

人影がまったくない集落の田んぼ

疲れが溜まってきたのか、それとも暑い日が続いているせいなのか、何もやる気が起こらない。

朝からプレハブにずっと籠りっ切り。

珍しく草刈機のエンジン音もチェンソーのエンジン音も聞こえない。

木立前を通る車も少ない。

蝉のか細い声と時折鳥の鳴き声がする静かな日曜日。

 

昼は、10日前に収穫したジャガイモを茹でて食べた。

デザートは、スモモとミニトマト。

牛乳以外すべて自前のもので済ませた。

食後、外の空気を吸いたくプレハブから出た。

強い日差しと怖ろしいほどの暑さが襲ってきた。

周りの田んぼを見回すに、人影まったくなし。(右上写真)

 

数日前に近くの農業法人の人が話していたことを思い出した。

ちょうどドローンで農薬散布をしている折だったのだが、ドローンの操縦資格を取得するのに〇十万円、小型ドローンを購入するのに▢百万円かかったとのこと。

他、ちょっとしたトラクターは600万円し、コンバイン〈稲刈り機〉は1,000万円の時代だと言っていた。

 

50年以上も前のことになるが、当時は、大半が小型の田植え機と稲刈り機〈バインダーと言っていた記憶があるが〉を使って家族で米づくりをしていた。

で、田んぼの大きさも、1反〈約1,000㎡〉前後だったと思う。

それが今や5反から1町歩〈10反〉。

農業機械に至っては上記の通り。

 

米づくりも大きく様変わりした。

除草後気分がスッキリしなかった理由

除草後の薪棚前

薪棚前の草刈りをしました。

いっぺんにたくさんの草を刈り、熱気も手伝ってか、草特有の臭いが一面に漂っていました。

景色はとてもスッキリしました。(右写真)

で、気分もスッキリと行きたいところだけど、今日は今一つ。

何でかって?

 

実は、薪棚前を除草していたのと同じ時間帯に、集落を流れている川縁の除草をするように頼まれていたのです。

が、今回は、右膝の調子が思わしくないので断りました。

※ 右膝が思わしくないことについては、6.24付ブログ記事『健康の大切さを改めて痛感』をご覧ください。

 

今日の川縁の除草作業は集落の一斉作業とは異なり、報酬〈自給1,000円〉を伴うものなので、それに見合った働きができないと思って辞退したんですわ。

といって、右膝以外は至って健康なので、自分のペースで作業をしてもまったく問題のない我が所有地の草刈りをしたというわけ。

 

ただそのときの気分といったら … 。

何というか、学校に通っていた頃や勤めていた頃に、病気やけがで欠席したときの気分とよく似てましたわ。

「自分だけこんなとこ〈ところ〉にいていいのか」
「取り残されるんではないか」
といった焦りのような思いが、頭の中を行ったり来たりしてました。

 

いつもなら除草後、景色も気分もともにスッキリするところですが、以上述べたことが、今回気分がスッキリしなかった理由です。

フッ素がもたらしてくれた楽しいひと時

まさに夏の海ですな ※ 撮影年月日の表示が何でか2024年1月1日になっています。間違いです。今日は2025年7月11日です。

歯石を取るために3か月ぶりに歯医者さんに行ってきました。

で、歯石を取った後、フッ素を塗ってもらったんだけど、しばらくは飲み食いができないとのこと。

木立に戻って草刈りを予定していたのですが、こうも暑いと少し作業しただけで水分補給をしなければなりません。

うーん、こりゃー困った。

 

要は水分補給をしないようにすればいいんですな。

つまり汗が出ないようなことをすればいいんですな。

決めました。

ドライブがてら〈もちろん冷房を効かして〉長らく行っていなかった海に行くことに。

風に揺らめく夏の木々の葉を縫うように30分ほど運転したでしょうか、目の前に海が開けてきました。

まさに夏の海、まるで別世界に来たかのよう … 。(右上写真)

車から降り、ボーと海を見ていましたわ。

口では清涼飲料水を飲めなくとも、頭と心で飲んだという感じでした。

 

もう一ついいことが。

ネムの花が満開時を迎え、何ときれいなことか。

紅と白のグラデーションの扇状の花が、行き帰りの道路に蔽いかぶさるように至るところに咲いてましたわ。

70年近く生きてきたけど、この時期にのんびりと木々を眺めるということがなかったのかもしれませんな。

 

フッ素がもたらしてくれた楽しいひと時でした。

それなりに健康でいられることに感謝

台車に座って草むしり

雨の無い梅雨にも関わらず草の伸びることといったら … 。

トウモロコシ畑は草だらけ。(右写真)

〈午前〉8時から台車(右写真にある赤いタイヤの付いた器具)に座って草むしりですわ。

※ 若い頃は、高齢者が台車に座って草むしりをしているのが不思議でなりませんでした。
「そんなもんわざわざ使わんでも、しゃがめばできるやろに … 」って、よく思ったものでした。
若くてホントに健康だったんですな。

 

そんなかつての若者も、今や草むしりに台車は必須。

右膝が回復してきたとはいえ、台車無しでの草むしりは難しいですな。
〈右膝については、6.24付ブログ記事『健康の大切さを改めて痛感』を参照〉

 

で、草むしりをはじめて1時間ほど過ぎたときでした。

集落のスピーカーから『熱中症警戒アラート』の放送が流れました。

… 外での作業は控えるようにしましょう … … 云々 …

周りの田畑にいくつかの人影があったけど、何の変化もありませんでした。

私も臆することなく作業を続行しました。

 

ふと思いました。

… 台車に座らなければならないほど膝が悪いのは残念や。そやけど、今日みたいに熱中症が心配されるほどの暑い日に、捗らなくとも自分の思うように作業ができるってことは幸せなことやないやろか。 …

と。

来年に古稀を迎えます。

それなりに健康でいられることに感謝する次第です。