大人の生きる姿勢にも問題が

木立前の道路脇に除草剤を撒く

風もなく、暖かい穏やかな日となりました。

木立を一回りし、除草剤を撒こうと思いきや、2年ぶりに知人が訪ねて来ました。

 

「せっかくの作業日和にいきなり訪ねて申し訳ない。」

「わしゃー、別にかまわんけど、 … まあ、元気そうで何よりや。」

「 … 実は … 息子のことやけど、 … 学校〈大学〉に行かんで困っとるんや。」

「おお、2年前の今頃は、息子さんが合格した言うて喜んどっとたのに、それから行っとらん言うのか。」

「そうなんや。で、とにかく今は2年やけど、単位が足りんで3年に上がられんかもしれんのや。 … 心配で大学の窓口に相談に行ったけど、単位が無いとどうしようもないと言われたんや … … … 。」

 

彼〈知人〉は、その後も延々と〈正午近くまで〉、やる気がまったく見られない、昼夜逆転の生活をしている … 等、息子さんの現状を語っていました。

何しろその息子さんと一度も会ったことがなく、実情もわからないので、ただ、うん、うん、と聞いていただけでした。

 

午後、木立前の道路脇に除草剤を撒いているとき(右上写真)、ふと午前中に知人が話していたことを思い出し、

「若者が自分のやりたいことを見つけられないのは、大人の生きる姿勢にも問題があるのでは。大人が真剣に生きている姿を見る機会があまりにも少ないのではないか。」

と思った次第です。

薪割りをしようかなと思っていたけど

明日がんばりますわ             2025 3.8 16:30PM 薪棚前で

午前中いっぱい、17人の集落の有志で、田畑にイノシシが侵入しないようにと電気柵の設置作業をしました。

例年なら2月下旬に設置しているところですが、今年は遅くまで雪が積もっていたので、今日〈3月8日〉となりました。

 

【イノシシ電気柵設置の実際】
イノシシは山から侵入してくるので、ほとんど山際に柵を設置します。

① 柵を設置する箇所の落ち葉や草を取り除く〈幅1m,総延長3㎞超〉
※ 張った電線が落ち葉や草に触れると放電するゆえ
② 電線を張るための棒を立てる〈4m間隔〉
③ その立てた棒に電線を張る〈地上高20㎝と40㎝の2箇所に〉
※ それらの高さがイノシシが最も触れやすいとのこと
④ 電線にバッテリーをつないで通電する

今冬は風が強く雪も多かったので落ち葉も多く、取り払うのに難儀しました。
柵の設置期間は、雪が降る頃〈12月上旬〉まで。
その間、近くの農業法人の職員が定期的に点検することとなっています。

 

みんなで手分けして作業をすればそれほどの重労働でもないのですが、風邪が完全に治っていないのか、けっこう体に応えましたわ。

で、午後は大事をとって休みました。

昨日積み上げた丸太を割ろうかなと思っていたけど、そのまんま … 。

明日がんばりますわ。(右上写真)

いよいよ春のスタートです

薪棚前に積み上げた丸太

昨日、体調不良のために中途半端に終わった丸太運び。

今日はその続き。

 

昨日の二の舞にならないように、
・頭 … 毛糸帽を深く被る
・顔 … 冷たい空気を直接吸わないようにマスクを付ける
・腕 … 腕抜きをする
・手 … 軍手をはめる
・足 … 二重に靴下を穿き、長靴を着用
・上半身 … ベスト型のジャンパーを着る
・下半身 … 雨合羽を穿く
という万全の出で立ちで作業に臨みました。

おかげさまで、北風吹く低温〈外気温4℃〉の中でも、寒さを感じることなく作業を続けられました。
〈むしろ汗が出たくらいです〉

風邪が日毎に回復してきていることも大いに影響しています。

途中に10分ほどの休憩を2回取り、3時間ほどかけて薪棚前に丸太を運び終えました。

丸太をただ転がしておいたんでは薪割りがスムーズにできませんので、2列にして積み上げました。(右上写真)

 

今冬は雪が遅くまで積もっていたので、春の本格的な屋外作業の始動が例年より10日ほど遅れていました。

おまけに風邪まで引いてしまい、昨日に至ってはそれが原因で作業を中断する始末 … 。

「こんなんで木立の手入れをまともにしていけるんかいな」
と、情けない気持ちでした。

 

が、今日、久しぶりにたくさんの丸太を積み上げ、

「まだまだやれる!」

という自信が湧いてきました。

いよいよ春のスタートです。

とにかく風邪を早く治さないことには

フキノトウが!

冷たい北風が吹く中にも、薄日が差し始めた。

雪がなくなり、地面が露わになった木立を1時間ほど歩いた。

杉の落ち葉については前回お伝えした。
〈今年はホントに多いですわ〉

他、真竹が折れて寝たままの状態のものが7~8本といった程度か。

それらについては、もう少し暖かくなってから追々整理していきたい。

 

さしあたって薪割りの準備をすることに。

※ 先日〈薪風呂の〉親戚が訪ねて来たときに薪が無くなってきたと聞いた。
ちょうど来シーズンのための薪割りをしようと思っていたので、いっしょにすることにした。

 

木立の中に積み上げてあった丸太を取り崩し、薪棚前まで運ぶ作業を開始したのは〈午前〉10時過ぎ。

最初の30分ほどは何ともなく過ぎたが、だんだん咳がひどくなってきた。

空気が冷たいせいか、吸うたびに咳込んでしまうのである。

マスクをしてごまかしながら作業を続けるも、とうとう我慢できなくなり、正午の時報とともに作業を打ち切った。

もちろん原因は、風邪が完治していないことにある。

 

で、午後は、買い物に出かけたり、ユーチューブを見たりして過ごした。

 

ただ、悪いことばかりでなく、うれしいこともあった。

雪に埋もれていて見えなかったフキノトウが、見られるようになったことである。(右上写真)

いよいよ春を実感できる頃になりましたな。

とにかく風邪を早く治さないことには。

定期的に枯れ葉の処理を

至るところに杉の枯れ葉が

風邪も治りかけ、ようやく木立を歩こうという気分になった。

6日ぶりに木立回りをした。

積もっていた雪も消え、散乱した杉の枯れ葉が露わになった。

昨年は木枯らしが遅かったので、11月いっぱいぐらいまで杉の落ち葉はほとんど見られなかった。

が、12月に入ってから台風並みの風が吹き荒れ、そして2月には久しぶりの50㎝超の積雪となった。

結局、例年より多くの杉の枯れ葉が見られるという有様。(右写真)

 

ふと岩手県大船渡市の山林火災のことが頭に浮かんだ。

発生してから1週間経っても、まだ鎮火していない。

空気が乾燥し、風も強いので消火活動が追い付かなく、焼失面積は3,000㏊近くに及び、4,000人を超える人たちが避難しているという。

 

テレビの映像を見た限りだが、杉の木がけっこう植わっているように見受けられた。

杉の木があれば、そこには当然杉の落ち葉もある。

一冬に落ちる量はかなりのもの。

 

私の場合、毎年春になると、冬に落ちた杉の枯れ葉を搔き集めて焼却〈野焼き〉している。

放置しておくと延焼の原因になるのがわかり切っているからだ。

が、世の中には、私のような暇人ばかりがいるわけではない。

また、焼却〈野焼き〉が厳しく制限されているところもあると聞く。

 

やはり最後の頼みは行政ということになろうか。

… 定期的に枯れ葉の処理ができないものでしょうか …