今シーズンの私の分の伐採は終了

6mほどの高さのところにロープを結わえ、最後にパワーウインチで引き倒しました。 … ちょっと見にくいですな。拡大すると見やすくなるかな。

微風、しかも伐採木にとって追い風。

8時過ぎより伐採の準備に取りかかりました。

伐採木はすべて杉で、胸高径20~25㎝、高さ15~16mのものが8本 … 偏った枝の張り方をしているような木はなく、いずれもほぼ真っ直ぐに立っています。

… 何とかなりそう …

※ 私が伐採するのは、 … 何とかなりそう … な木ばかりです。
万一失敗しても、所有地内に倒れてくれるもののみを伐採しているのです。
人家や電線に近いものは、プロの方にお願いしています。

 

いつものごとく安全帯をして枝打ちはしごを上り、幹の6mほどの高さのところにロープを結わえました。

はしごを下りると、はしごを外し、結わえたロープの端をパワーウインチにつなぎました。(右上写真)

そして、パワーウインチのレバーを引き、木に圧力をかけるべくロープをピンと張りました。

チェンソーで木の根元に受け口と追い口を入れ、最後に引き倒しました。

 

おかげさまで今日も事故なく伐採できました。

先日の伐採本数と合わせると、杉17本、山桜2本の締めて19本と、

これで今シーズンの私の分の伐採は終了しました。

※ 残りの私の手に負えない木〈杉16本、アテ2本〉はプロの方に頼んであります。

1回目の焼却でかさが半減

1回目焼却後のモチの切株

〈午前〉4時45分にプレハブに到着。

ネットで天気予報を確認。

微風とのこと。

外に出ると、微風というより無風状態。

焼却場周辺も昨日までの雨で濡れていて延焼の心配無し。

月明りで足元もしっかり見えたので、すぐに野外焼却〈野焼き〉に取りかかる。

 

今回は、伐採木の枝葉の焼却といっしょにモチの切株の焼却を試みました。

※ モチの切株の焼却については、10.10付ブログ記事『ホントはストーブの燃料にしたかった』をご覧ください。
モチの切株はとても重く、昨日のうちに〈てこを使って〉焼却場まで運んでおきました。

切株の横に焚き付け用の枯れた杉葉〈約0,1㎥〉を置き、その上に枯枝を30本ほど乗せ、着火しました。

枯枝が燃え始めた時点で、伐採木の枝葉の中でも小さめのものを3~4本選んでくべました。

ジュッと音を立てて炎が燃え上がりました。

2~3回そのようなことを繰り返して火力がつくと、くべる枝葉をだんだん大きめのものにしていきました。

… モチの切株の真横は大きな炎状態 …

 

1時間後には、枝葉の火がモチの切株の根っこの部分に燃え移っていました。

根っこ部分は、静かながらもずっと燃え続けていました。

火が収まったのは午後2時頃で、何とかさが半減。(右上写真)

※ 10.10付ブログ記事掲載写真と見比べてみてください。

さて、2回目の焼却でどうなるか。

ホントはストーブの燃料にしたかった

モチの木の切株

・2017年 11月

モチの木を伐採する。
当時は木立全部がまさにジャングル状態でした。
で、木立の前面に立っている木から順に伐採していました。
その中の1本に、今回紹介するモチの木がありました。
伐採前は、根元径35㎝、高さ10m、枝振りもよく青々とした葉が繁った立派な木でした。
そのぶん根も張っていて、切株だけになっても簡単に抜ける状態ではなく、そのままにしておきました。

 

・2020年 12月

モチの木の切株を抜く。
放置したままの切株は、何かと作業の妨げになりましたので、抜くことにしました。
地中に張っていた根を1本1本切り、抜いたというより地面から離したという感じでした。
周りの地面を掘ったり、根を切ったりと、のべ20時間ほどかかりました。
チェンソーの刃1本、のこぎり〈手動〉の刃1本が使いものにならなくなってしまいました。
根に付いた泥を落とさないことにはどうしようもないので、しばらく雨に叩かせることに。

 

・2022年 10月

2年近く雨に叩かせたけど期待したほど泥は落ちず、高圧洗浄機を使うもこれまたそれほどでもない。(右上写真)
… 野焼きをするたびにいっしょに燃やすと、段々かさが減ってそのうちに燃え尽きてしまう。 …
と聞き、そうすることに。

 

ホントは切り分けてストーブの燃料にしたかったのですが … 残念です。

伐採料が上がっても不思議ではない

今シーズン初めての薪ストーブ

木立にいると、プレハブ前に車が2台止まりました。

先日の伐採業者さんでした。

もう一台の車から、二人の男の人が降りてきました。

よく見ると、二人とも3年前に杉を伐採してくれたきこりさんでした。

 

「久しぶりですな。」

「はい。その節はお世話になりました。」

「今回もお宅さんとこの杉の伐採頼まれてな。で、木の様子を見に来たんや。」

伐採予定の木が立っているところに案内すると、

〈しばらく木の様子を見てから〉
「でかい木はないな。おまけに真っ直ぐに立っとる木ばかりで、チェンソーとウインチだけで倒せるわ。 … 伐採料は3年前とよう似たもんやなあ… 。」

業者さんときこりさんが〈私に聞こえないように〉報酬について話し合いを始めました。

それが終わると、業者さんはを素早く電卓を打ち、支払金額を耳打ちしてくれました。

… 納得 … 〈見積書は改めて持って来るとのこと〉

結局、最初に提示された支払金額の半分以下になりました。

3年前と比べ、物価上昇の分が上乗せされたといったところか。

 

二人のきこりさんは少なくとも私より年上 … ハードな伐採作業をいつまでできるんやろか。

聞いたところによると、近くに若いきこりさんはいないとか。

そう考えると、伐採料が上がっても不思議ではないですわな。

 

【追伸】

あまりに寒いので、薪ストーブを焚きました。(右上写真)

6.5m高までの枝を切り落とす

切り落とした枝

伐採料の見積もりについて何の音沙汰もなし。

※ 伐採料の見積もりについては、前々回のブログ記事を。

しばらく待つことにしました。

 

で、どんな結果になろうと、今すべきことをすることに。

今度見積もりを持って来る業者さんが伐採することになろうが、別の業者さんが伐採することになろうが、はたまた私がすることになろうが、事前に枝を切り落としてあると、とても伐採作業がしやすくなります。

伐採予定の木は、ざっと見て高さは12~15mほどでしょうか。

それほどの高さですと、5mぐらいの高さの位置にロープ〈ワイヤー〉を結わえると、何とか思ったところに木を引き倒すことができます。
〈もちろん受け口、追い口を正確に切らなければまりません。〉

が、5mはあくまで最低ラインで、それより高い位置にロープ〈ワイヤー〉を結わえられるに越したことはありません。

 

それで、より高い位置に結わえられるよう、6,5m高までの枝を切り落とすことにしました。

4,5m高の枝打ちはしごのてっぺんに上り、手が届く範囲内の枝を切り落としていきました。(右上写真)

※ 4,5m高のところに立って手が届くまでの枝を切り落としますので、約6,5m高までの枝を切り落としたことになります。

 

6時間もはしごを上ったり下りたり … おまけに怖い … 疲れましたわ。

安全帯はしっかり着用 … 安全第一!