有難迷惑

本格的に熟れ始めたブルーべりー

菜園の周囲に植わっている木々に困っています。

以前お伝えしたように、それらの枝葉が隣接地にはみ出ているんですわ。

とくに道路の場合、交通の妨げになるので、逐一取り除いています。

※ 6.4付ブログ記事『私も残った者の一人として』参照

 

もちろん道路以外の場合であっても取り除かなくてはなりません。

で、菜園に行き、はみ出た枝葉を切り落としていると、父がやってきました。

「 … 悪いけど、こっちの2本を先に伐ってくれんかのお。根元から伐ってほしいんや。」

見ると、根本径15㎝、高さ3mほどの木でした。〈名前はわかりません〉

「根元から伐るって? 自然に生えてきたんか?」

「いや、わしが苗木を買うてきて植えたんや。けど、今やでか〈大きく〉なってしもうて、葉っぱが物置の雨樋に詰まって困っとるんや … 。」

 

… 親が植えた木を子どもが伐る … よく似た話が周りにいっぱいありますな。

私ほどの年齢になると、大半の親は死んでいません。

たとえ生きていても、3mもある木を伐る体力のある人もほとんどいません。

結局、後始末は子どもがすることに。

みなさん小声で言ってますわ。

「有難迷惑」と。

 

そうそう、ブルーベリーが本格的に熟れ始めました。(右上写真)

これからが楽しみです。

… … …

まさか、将来、息子が、ブルーベリーの樹を、「有難迷惑」とは … 。

私も残った者の一人として

公道に被さっていた樹木の枝葉を取り除く。〈公道の右側の茂みが菜園です〉

一昨日は菜園に接する公有地の草刈りをしました。
〈前々回ブログ記事参照〉

そして、今日は菜園の草刈りをしました。

一通り刈り終えるのに4時間近くかかりました。

※ 妻がこの3月で勤めを辞めましたので、菜園での野菜づくりは、主に妻がしています。
が、他、草刈り、畑耕し、樹木の伐採等はほとんど私がしています。
〈父は、高齢ゆえにホントに出番が少なくなりました。〉

 

草刈機を車に仕舞って帰ろうとすると、菜園の際に植わっている樹木の枝葉が公道にかなり被さっていることが気になりました。

一昨日公道脇の草刈りをしているときにはそれほど気にならなかったのに … 昨日の雨で一挙に伸びたような … 。

草刈り作業で疲れ、正午をとっくに過ぎていたけど、枝葉を取り除いてから帰ることに。
〈事故が起こってから何を言っても遅いですからな〉

小一時間かかりましたが、見通しがとてもよくなりました。(右上写真)

 

【追伸】

朝方、久しぶりに大きめの地震がありました。

気象庁によると、まだまだ安心できないとか。

こんな状況では地元に残る人たちはますます少なくなっていくでしょうな。

とくに若い人たちは生活がかかっていますからな。

あとは残った者が地元を支えていくことに。

私もその中の一人として協力をしていくつもりでおります。

秋の杉の伐採を見越して竹を切る

20本余りの竹を切り出しました

ブルーベリーが色づき始めました。

早急にネットを張らないと。

11m×3,3m×1,8mの大きさのにする予定。

※ 幅と長さは昨年と同じです。
高さは、樹が昨年より少し伸びましたので、0,1m高くしたいと思っています。

 

支柱を結わえるための杭を打つ箇所については、昨年杭を抜いたときに目印をつけておいたので、一々測らなくてもすぐに打つことができました。

あとは骨組みを構成する竹の準備 … 物置を見るに、半分ほどは昨年のものを使えそうなことがわかりました。

足りない分は、新たに竹を伐採し、適切な長さに切って補充しますわ。

 

… さて、竹やぶのどの辺りの竹を切り出そうか。 …

今秋に伐採を予定している杉が植わっている周辺の竹を切り出すことに。
〈前回ブログ記事に掲載の写真参照〉

※ 杉の伐採時に、近くに竹が植わっていると、作業の大きな妨げになります。
いずれ切ることになるのなら、今のうちにと思い、切った次第。
で、その切った竹をブルーベリーの棚に有効活用するのですから、一石二鳥ということにもなりますな。

 

20本余り切り出しました。(右上写真)

大きいもので、根元径10㎝近くあり、長さ15m超え。

けっこうな作業でしたわ。
〈跳ね返りには気をつけました〉

木立の中から引きずり出すのも、これまたたいへん。

とにかくケガがなく無事終了。

思えば遠くへ来たもんだ

今秋に伐採する予定の杉

草刈りを終えたのは〈午前〉11時40分頃。

昼飯まで時間があったので緑陰で休憩。

湿度も低く、初夏の風がホントに心地よい。

 

パイプ椅子に座り、お茶を飲みながら今秋に伐採する予定の杉を眺めました。(右上写真)

※ 野菜かごを2段に重ね、その上に板を乗せただけの簡易屋外テーブルは、5日前より山桜の木の下に置きっぱなしにしてあります。
〈5.19付ブログ記事『これ以上望むことはありましょうか』に掲載の写真参照〉
日差しの強い日は、たいていそこで休んでいます。
落ち葉の季節までそのままにしておこうかなと思っています。
雨天のときは、濡れないようにブルーシートで蔽っています。

 

涼みながら悠長に伐採予定の杉を眺められるなんて … 。

約5,000㎡の木立を所有するようになって12年目。

最初の4年間は勤めと重なっていたので、手入れらしい手入れはできませんでした。

で、定年退職後〈7年前〉から、雇用延長もアルバイトもしないで本格的に手入れを始めました。

当時は密林状態で、5,000㎡すべてが日陰だったといっても過言ではありません。

 

同じ日陰でも、いま私がお茶を飲んでいる日陰とはまったく異なるものでした。

今日のように写真を撮ったとしても、ただ薄暗いだけで、間違っても緑陰と呼べるようなものには写らなかったでしょう。

 

思えば遠くへ来たもんですな。

初夏を満喫できる素晴らしい光景

新緑がまぶしい … 木立を北東方向より撮りました

午前に木立北面の土手の草刈りをしました。(右写真)

土手は、高さ約2,7m、傾斜45°といったところでしょうか。

土手を上り切ると平らな地面になっていて、そこには一昨年まで高さ20m前後の木が40本ほど植わっていました。

昨年の1月に山桜4本を残し、他すべての木〈ほとんどは杉〉を伐採しました。

それ以来日当たりがとてもよくなり、一面にタラノキが生え出しました。

※ 伐採以前は、木立の北面に日が当たることはほとんどなく、数本のタラノキが生えていた程度。
北面の土手はほぼ真北を向いているので、 春分から秋分にかけての朝夕にほんの少し当たっていただけでしょうな。

 

右上写真の土手の上部に生えている低木がタラノキです。

生えるがままにしておくと一面がタラノキだらけになり、〈棘があるために〉草刈等の作業の妨げになるので、土手の下部に生えたものはその都度取り除いています。
〈家族や親戚が食べるには100本ほどあれば十分です〉

 

以前は、木立の北東方向から木立を眺めても、暗くてじめじめした感じがするだけでまったく様になりませんでした。

が、今や土手に浮かんでいるかのようなタラノキの若葉、そしてその背後にある15m高の山桜や栗の新緑と透き通るような青空 … 。

初夏を満喫できるすばらしい光景となりました。(右上写真)