季節は着々と進んでいる

秋空に輝く色づいた山桜の葉

伐採杉の後処理も一段落したせいか、どっと疲れが出てきました。

で、午前中は〈草むしり用の〉台車にドカッと座って草むしりをしました。

朝方雨が降ったせいか、地面も草も柔らかく、とてもむしりやすかったです。

※ 自家用ミニ耕運機は馬力が弱いので、草が生えていると耕せないのです。
月末にニンニク、イチゴ、タマネギを植えるので、それらを植えるための畑づくりのためにまずは草むしりをしたというわけです。

 

午後は、杉の伐採時に折ってしまった竹の整理をしました。

※ 思ったところにうまく伐採できず、伐採した25本の杉のうち、5本が竹やぶに突っ込んでしまったのです。
で、15本ほどの竹が伐採杉に圧し潰されてしまいました。

 

圧し潰された竹を木立前まで引き出してきて、まだ使えそうなものとそうでないものを分別しました。

まだ使えそうなものは、枝を切り取って保管しました。
〈竹棒は何にでも活用できますからな〉

折れたり割れたりしてしまったものは、短く切り分けて焼却場近くまで運びました。
〈近いうちに焼却します〉

 

竹の整理が終わった頃〈午後3時半頃〉には、曇っていた空も晴れ渡っていました。

ふと空を見上げると、澄んだ青空を背景に色づいた山桜の葉が輝いていました。(右上写真)

今年の秋はいつまでも暑いと言われているけど、季節は着々と進んでいるんですな。

伐採杉の後処理終了

伐採杉の後処理がようやく終了〈伐採跡地にて〉

9月13日から9月24日にかけて25本の杉を伐採しました。

杉の大きさは、胸高径10~45㎝、高さ15~23m。

今回は、伐採に失敗しても所有地に倒れるものばかりでしたので、すべて自分で行いました。

※ 最も大きい杉を伐採するときは緊張しましたな。
また、400㎜のガイドバーのチェンソーなので、一回で伐ることができなくてけっこう苦戦しましたわ。

 

そして、伐採後は後処理。

要は幹と枝を切り離して整理することです。

・幹の処理について
①太い部分は45㎝長の丸太に切り、後で割って薪にする。
②径20㎝ぐらいの部分は1,8m長に切り、土留めに使う。
③先の細い部分は1,2m長に切り、木杭として使う。

・枝の処理について
①太い枝は45㎝長に切り、薪にする。
②残りは、焼却〈野焼き〉するか処分場〈有料〉に持って行くことに。

 

その後処理もようやく終了。(右上写真)

ただ終わったからといって、丸太をそのまま放置しておくと作業〈とくに草刈り〉の妨げになり、また腐食してしまって薪として使えなくなってしまいます。

地面に直に付かないようにして積み上げないといけませんな。

そう、まだ一仕事残っているんです。

45㎝長の丸太といえど、生木なので直径が30㎝を超えるものとなるとホントに重い。

雪が降るまでにボチボチやっていきますわ。

アイスを食べ、コーラを飲んでいると

伐採杉後処理の道具一式〈木立の中の休憩所にて〉

終日伐採杉の後処理をしました。

強い北風が吹いていたけど、とても涼しく、おまけに蚊も寄り付かなかったのでよかったです。

おかげさまで8割方処理が終わりました。

 

今回の後処理では、昨秋木立の中に設けた休憩所が大活躍。

作業道具が一式置けるので(右上写真)、一々木立前の物置まで来なくてよいのです。

※ もし作業のたびに木立前の物置から道具を出し入れするとなると、そのことに30分ほどの時間が取られますな。
日が短くなったこの時期、30分は大きいですわ。

 

そうそう、3時過ぎに休憩しているときでした。

ケータイが鳴りました。

役所の保健課からでした。

「先日お受けになった健康診断の結果が届きました。そのことについてお話をさせていただきたいのですが。」

「ありゃ、芳しくなかったんですか。」

「いや、生活改善に努力なされていることがわかるような結果です。 … ただ、 … … … 。」

 

明日、役所に行って保健師さんのお話を聞くことに。

それにしても、アイスを食べ、コーラを飲んでいい気分で休憩しているときにそのような電話がかかってくるとは。

どこかで私の休憩している様子を覗いながら電話をしているような、あまりにも出来過ぎたタイミングでしたわ。

 

理想の木立の完成まで、まだ10年はかかりそう。

少なくともその間は健康でいないと … 。

プロは後のことまで考えている

残りあと3割となりました

終日空模様を見ながら伐採杉の後処理をしました。

この時期になると、雨に当たるとさすがに冷えますな。

昼、自宅に戻って着替えてきましたわ。

※ ついこの間まで火照った体を冷やすために水風呂に飛び込んでいたのが嘘のよう。
何やかや言って秋なんですな。

 

25本の伐採杉の後処理も、残すところ3割ほどとなりました。(右上写真)

後処理をしていて思ったのですが、前回〈2年半前〉の方が今回よりずっと作業が捗ったような … 。

そのわけがわかりました。

前回の伐採はプロの方〈きこりさん〉がしたので、倒れた杉が同じ方向にきれいに並んでいたのです。

それで、迷うことなく順に後処理ができたのです。

 

が、今回はというと、倒れた方向がまちまちなので、重なった伐採杉の一番上のものから処理をするしかないのです。

「あれをした後、これをして、その次は … 」 というふうに一々段取りをしながら作業をしているので、その分時間がかかります。

※ 私も同じ方向にきれいに伐採したいのですが、残念ながら … 。
とにかく ” 事故を起こさないように ” ということで手いっぱいです。

 

プロの方の仕事ぶりに改めて敬意を表する次第です。

まず、切り口の美しさからして違います。

プロはなめらかで美しく、私のはガタガタ。

まあ一番の違いは、伐採した後のことまで考えていることでしょうな。

季節の移ろいを身近で味わいたい

秋空に映える山桜

終日伐採杉の後処理。

25本も伐採すると〈あと4本伐採予定〉、後処理もたいへんですわ。

早朝に6回目の野焼きをしたんだけど、伐採杉の枝葉が減ったという感じがしませんな。

まだ少なくとも10回野焼きをしないと。

 

が、その一方でうれしいことも。

山桜の近くにある杉をほとんど伐ってしまったので、日当たりがとてもよくなりました。

山桜の秋空に映えることといったら。(右上写真)

 

杉の伐採の第一の目的は、山桜の日当たりをよくすることにあります。
〈第2の目的は、薪にしてストーブ、風呂の燃料にすること〉

木立にある山桜は12本。

いずれも杉の間にしぜんに生えてきたものばかり。

以前の所有者が遠方に住んでいたために木立の手入れができず、そのことが幸いして山桜は切られずに済みました。

 

私がその所有者に代わったのは12年前の4月。

初めて薄暗い木立の中に入り、空を見上げたときでした。

… 薄いピンク色の山桜の花が …
… 木々の間を歩いて回ると十数本ありました …
… 大きさは、胸高径10~30㎝,高さ10~15m …

「山桜の周りの木をすべて伐採して桜の園にしたい」
と、強く思いました。

 

日当たりがよくなるにつれ、枝振りもよくなってきました。

・春 … 清楚な花
・夏 … 新緑と緑陰
・秋 … 紅葉と落ち葉
・冬 … 雪化粧の枝

季節の移ろいを身近で味わいたい。