いつまでいっしょに作業ができるのかな

自宅の庭木〈ヒノキの一種〉を伐採しました

昨日、自宅の庭の梅を処理しているときでした。

「今日でなーてもいいけど、暇なときにすぐ横にある木も切って欲しいんや。 … 一度先の方を切っとるけど、枝が伸びてきて電線に触れそうや。 … ヒノキの一種やけど、これ以上でかなったら〈大きくなったら〉業者に頼まんならんし、今のうちに切りたいんや … 。」

と、伐採を頼まれました。

 

大きさは、根元の直径が20㎝、高さ4,5mです。

見た目は、葉がけっこう繁っていますが、枝数はまばらです。

真っ直ぐに立っていますので、ロープで引っ張れば素直に倒れてくれそうです。(右上写真)

父と私の2人で無理なく伐採できると判断しました。

 

で、さっそく今日の午後、作業に取りかかりました。

枝を落とし、チェンソーで受け口と浅めの追い口をつくりました。

地上高2,5mぐらいのところにロープを結わえ、ロープの端を父に引っ張ってもらいました。

〈手動〉鋸で徐々に追い口を深くしていくと、父が引っ張っていたところにちょうど木が倒れてくれました。

 

おかげさまで無事伐採が終了しました。

伐採後、私は、幹や枝葉を車に積んで木立へ運びました。
〈薪にする予定です〉

父は、伐採した木の切株周辺をていねいに掃除していました。

やがて90歳になろうとしている父には感謝しています。

いつまでいっしょに作業ができるのかな?

みんなの目を楽しませてくれてありがとう

切り分けて自宅の前に運び出した梅

庭の雪も消えましたので、家に寄りかかっていた梅を処分することにしました。

※ 寄りかかっていた梅については、前々回のブログ記事をご覧ください。

父が大事にしていた梅ですので、処分することについて確認をとりました。

父曰く

「もうダメやと思うし、根っこから切ってくれいや。 … そやけど、残念やのお。 … むかし、同級生の山に生えとったのをもろうてウチまで持って来たんやったが。 … 300年以上の由緒ある梅で、植木屋さんに頼んでいいのにしてもらったのに。 … こう言うちゃなんやけど、 … この辺りでは最高の梅やったろなー … 。」

… … …

 

で、チェンソーで切ろうと根元に刃をあてがうと、幹が太いことに改めて驚きました。

直径が優に40㎝を超えるほどの太さです。

300年以上というのがわかります。

… が、切り始めると、刃がスッと中に入って行きました。

周りがほとんど腐食しているのです。
〈どうりで折れたんですな〉

硬い芯の部分はほんの少しでした。

 

切り終えて家の前まで運び出すと、

車に積むために小さく切り分けたとはいえ、あまりに雑な切り方をしたことを〈梅に対して〉申し訳なく思いました。(右上写真)

長く棲みついたふるさとを離れ、縁あってウチへ来てくれた梅 … 。

30余年、いつも家族みんなの目を楽しませてくれました。

ありがとう。

” 有難迷惑 ” とはおくびにもだせない

折れて家に寄りかかったままになっている梅

2か月ぶりに隣集落の知人に会いました。

近況について話していると、

「 … ところで、〇〇さん〈私のこと〉とこの木立の木 … 見るたびに減ってますね。いずれは全部切ってしまうんですか?」

と尋ねられました。

「そうです。体の動くうちにそうしたいと思っています。建材にもならない木を次の代に残しても困ると思いますし … 。 理想を言うなら、簡単な除草だけで維持できるような形にしておきたいと考えています。」

と言うと、

「そうでしたか。 … 実は、私も庭木の手入れのことで迷っているんです。 … 今回の大雪で、庭に植えてあった松や椿がかなり折れてしまい、庭とは言えない様相です。 … どれも亡き父が植えていったものです。 … とくに松は大きくなり、今では脚立に上らないと手入れができません。 … それも1本や2本ではないのです。 … 幸い今の大きさならまだ業者さんに頼まなくても、自分で伐採できそうです。 … 子どもに残しても有難迷惑でしょうし … 。」

 

私の家にも、今回の大雪で折れた梅があったのでした。(右上写真)

※ 詳細については、1.11付ブログ記事『都会はコロナでこちらは大雪でたいへん』をご覧ください。

私の父は健在ですので、” 有難迷惑 ” とはおくびにもだせませんな。

足許がよくなり次第、粛々と処理します。

てるてる坊主をつくって吊るしてみようか

先月の大雪で折れた杉 … 先の方が竹チップの小山に覆いかぶさっています

先月大雪のために倒れた杉 … 、

地面が乾いたら後片付けをしようと、晴れた日が続くのを待っているのですが … 、

またしても雪が降りました。(右写真)

倒れた杉の木の先の方が竹チップの小山に覆いかぶさっているので、よけいに気になっているのです。(右上写真)

【気になっているわけ】
近いうちに〈日は未定〉竹チップの中にいるカブトムシの幼虫を捕りに来るからです。
〈その詳細につきましては、前々回のブログ記事をご覧ください。〉
で、幼虫を捕りやすいように覆いかぶさっている部分だけでも切って除けたいのですが …

 

木立には、右上写真に写っている以外に、折れた木がまだ5本あります。

釣り竿のようにしなったままの木も2本あります。
〈2本とも15mほどの高さの細い杉〉

それらは思わぬときに折れて倒れるおそれもありますので、今のうちに伐り倒しておかなければなりません。

ほか、折れたり、曲がったままになったりしている真竹が、合わせて10本ほどあります。

そして木立の地面は、一面、今冬の猛吹雪に吹き落とされた杉の枝葉だらけの状態です。

放置しておくと、いずれ延焼の原因になりかねません。

 

とにかく雪が消えて地面が乾かないことにはどうしようもありません。

てるてる坊主をつくって吊るしてみようかのお … 。

難しい時代ですな

木立にある竹チップの山

昨秋木立前にあった竹チップを運んだ方が訪ねて来ました。

※ そのときの様子については、2020 10.17付ブログ記事『神様が休むことを許してくださらない』をご覧ください。

 

「突然伺って申し訳ない。 … 竹チップのことやけど、木立の中にまだ残っとるかの?」

頷くと、

「よかったわ。 … 実は、人から頼まれたんや。 … カブトムシの幼虫欲しいて … 。」

要領を得ずにいると、

「いまコロナ流行っとるやろ。 … で、子どもら外であんまり〈あまり〉遊ばんで、ウチの中にずっとおるらしいんや。 … それで、どういうわけか知らんけど、カブトムシの観察してみようかという子がけっこうおるらしいわ … 。」

納得した旨伝えると、

「ありがとう。 … 近いうちに改めて取りに来るわ。 … そうや、〇〇さん〈私のこと〉、下手に野菜づくりするよりカブトムシの方が儲かるて話や … 。」

と言いながら帰って行きました。

 

木立の竹チップを確認に行きました。

雪もすっかり消え、竹チップの小山が露わになっていました。(右上写真)

… 野菜づくりより儲かる …

なかなかいい話です … が、私には向かないようです。

 

できれば、子どもたちがいつでも木立に入って自由にカブトムシを採集できるようにしたいのですが、

事故のことを考えるとそこまで踏み切れないのです。

難しい時代ですな。