プロは後のことまで考えている

残りあと3割となりました

終日空模様を見ながら伐採杉の後処理をしました。

この時期になると、雨に当たるとさすがに冷えますな。

昼、自宅に戻って着替えてきましたわ。

※ ついこの間まで火照った体を冷やすために水風呂に飛び込んでいたのが嘘のよう。
何やかや言って秋なんですな。

 

25本の伐採杉の後処理も、残すところ3割ほどとなりました。(右上写真)

後処理をしていて思ったのですが、前回〈2年半前〉の方が今回よりずっと作業が捗ったような … 。

そのわけがわかりました。

前回の伐採はプロの方〈きこりさん〉がしたので、倒れた杉が同じ方向にきれいに並んでいたのです。

それで、迷うことなく順に後処理ができたのです。

 

が、今回はというと、倒れた方向がまちまちなので、重なった伐採杉の一番上のものから処理をするしかないのです。

「あれをした後、これをして、その次は … 」 というふうに一々段取りをしながら作業をしているので、その分時間がかかります。

※ 私も同じ方向にきれいに伐採したいのですが、残念ながら … 。
とにかく ” 事故を起こさないように ” ということで手いっぱいです。

 

プロの方の仕事ぶりに改めて敬意を表する次第です。

まず、切り口の美しさからして違います。

プロはなめらかで美しく、私のはガタガタ。

まあ一番の違いは、伐採した後のことまで考えていることでしょうな。

季節の移ろいを身近で味わいたい

秋空に映える山桜

終日伐採杉の後処理。

25本も伐採すると〈あと4本伐採予定〉、後処理もたいへんですわ。

早朝に6回目の野焼きをしたんだけど、伐採杉の枝葉が減ったという感じがしませんな。

まだ少なくとも10回野焼きをしないと。

 

が、その一方でうれしいことも。

山桜の近くにある杉をほとんど伐ってしまったので、日当たりがとてもよくなりました。

山桜の秋空に映えることといったら。(右上写真)

 

杉の伐採の第一の目的は、山桜の日当たりをよくすることにあります。
〈第2の目的は、薪にしてストーブ、風呂の燃料にすること〉

木立にある山桜は12本。

いずれも杉の間にしぜんに生えてきたものばかり。

以前の所有者が遠方に住んでいたために木立の手入れができず、そのことが幸いして山桜は切られずに済みました。

 

私がその所有者に代わったのは12年前の4月。

初めて薄暗い木立の中に入り、空を見上げたときでした。

… 薄いピンク色の山桜の花が …
… 木々の間を歩いて回ると十数本ありました …
… 大きさは、胸高径10~30㎝,高さ10~15m …

「山桜の周りの木をすべて伐採して桜の園にしたい」
と、強く思いました。

 

日当たりがよくなるにつれ、枝振りもよくなってきました。

・春 … 清楚な花
・夏 … 新緑と緑陰
・秋 … 紅葉と落ち葉
・冬 … 雪化粧の枝

季節の移ろいを身近で味わいたい。

とにかく無事に終えられてよかった

伐採跡地で一人でささやかな反省会     2025 9.24 3:00PM

朝5時過ぎに野焼き。

先日伐採した杉の枝葉の焼却です。

幸いにも微風の日が続き、今朝で4日連続。

… が、枝葉の減る気配がほとんど感じられない。

にもかかわらず、新たに6本の杉を伐採することに。

※ 焼却する枝葉の量がまた増えますな。
当初は23本の杉を伐採する予定でしたが、伐採しているうちに考えが変わりました。
最終的には30本ほどになりそうです。
ちなみに今日のぶんを伐採し終わると25本になります。

 

伐採作業に取りかかったのは7時半頃。

最後6本目〉の木を伐採し終わったのは正午少し前。

気温は25~27℃で湿度は50%前後 … 作業をしにくいというほどの状況ではないのに、伐採を終えた時点で汗ぐっしょり。

※ 下手をすると命にかかわるので、無意識のうちに緊張しているんでしょうな。

3日ぶりの水風呂で火照った体を鎮めました。

 

早朝の野焼きと午前の伐採で体力を使い果たしたのか、午後はまったくやる気なし。

のろのろ午前に使った伐採道具の後片付けをしましたわ。

3時頃、休憩がてら伐採跡地にパイプ椅子を持ち込み、丸太をテーブルにアイス〈税抜き79円〉とコーラ〈税抜き59円〉を並べました。

本日の伐採作業を振り返り、一人でささやかな反省会をしました。

… とにかく無事に終えられてよかった …

伐採杉の枝葉は細心の注意を払って焼却

伐採杉の枝葉を焼却場まで運ぶ

先日より伐採杉の後処理をしています。

前回、前々回のブログ記事でお伝えしたのは、後処理の中でも主に薪にするために幹を45㎝長の丸太に切り分けることについてでした。

 

今回は伐採杉の枝葉の後処理についてお伝えします。

直径が5㎝を超えるような太い枝については、45㎝長に切り、乾かしてから薪として使います。

 

残るは細い枝と葉ですな。

胸高25㎝前後、高さ20m前後の杉30本近くの枝葉ともなると、膨大な量になります。

木立に放置しておいて腐食を待つという方法もあるけど、そうすると木立を歩き回ることができなくなり、責任を持って管理ができなくなってしまいます。

処分場に持って行く場合は、短く切らなければなりません。

30本分の枝葉となれば、軽トラで20往復ほどしなければならないでしょうな。
〈私は軽トラを所有していません〉

当然処分代も支払わなければなりません。

つまりけっこうな時間とお金がかかるんですわ。

 

で、焼却処分〈野焼き〉をするということに。

条件は、
・枝葉があったところかつ建物から離れたところでする
〈ちょうど木立前がそれに該当〉(右上写真)
・焼却場近くに防火用水を準備する
・枝葉を小さく切り分け、焼却時に炎が大きくならないようにする
・洗濯物等が干されていない時間帯にする
… etc.

細心の注意を払って行わないと。

久しぶりに作業の達成感を味わう

木立にて 2025 9.19 3:30PM

今朝、寒くて目が覚めました。

温度計を見ると、20℃を下回っていました。

やっと秋らしくなりました。

木立に着き、ブログ記事を投稿し、木立をひと回りしたのですが、ホントにいい気持ちでした。

 

伐採杉の後処理に取りかかったのは8時頃。

… 枝を幹から切り離し、そして、幹を45㎝長の丸太に切っていく …

ほとんどがその作業の繰り返しでした。

※ 幹の先の細い部分は、木杭にするために20㎝長に切ります。
直径20㎝ぐらいの胴の部分は、土留めに使うために180㎝長に切ります。
それ以外の部分は
45㎝長に切り、後で割って薪にします。
太い枝も
45㎝長に切り、薪として使います。

 

途中2回の水分補給をし、午前の作業を終えたのは正午少し前。

暑さはまったく感じず、水風呂に浸かるために自宅に戻るということもありませんでした。

プレハブで昼食をとったのですが、冷房を入れる必要もありませんでした。

 

午後は、1時過ぎから3時半頃まで午前の作業の続きをしました。

後片付けをしているときは、朝の木立回りのときよりもずっといい気持でした。(右上写真)

快適な気候もさることながら、久しぶりに自分の思うように作業ができたという達成感を味わえたからでしょうな。

 

まだ伐採していない杉が8本、それらの後処理も加わると … 。

10月いっぱいはかかりそう。