他人事ではない『ひょろひょろ杉』

細かい竹を刈り取った後の竹やぶ跡の様子 … ひょろひょろ杉が心配

またまた竹やぶ跡に細かい竹がたくさん伸びてきました。

全部刈り取るのに、4時間半ほどかかりました。

幸いにも気温、湿度ともに秋そのものという感じで、北寄りの涼しい風も吹いていましたので、割と楽に作業ができました。

刈り終わった後、竹やぶ跡の様子を写真におさめているときも、乾いた地面や作業を終えた成就感とも相俟ってとてもすっきりした気分でした。

で、今、その写真(右上写真)を見ながらこのブログ記事を書いているのですが … … … 、

竹やぶ跡に立っている『ひょろひょろ杉』が … … 、

最近テレビで見た杉と重なって見えるのです。

台風15号によって電線に倒れ、復旧作業を遅らせている …あの杉… です。
〈右上写真の杉は、…あの杉… よりもっと倒れやすいと思われます〉

実は、竹やぶ跡のすぐ近くにも電線が通っています。

… 次にやって来る台風が私の住んでいるところに来ないとも限りません … 

… 他人事ではありません 

風向きによっては、電線の方に倒れるおそれもあります

一度に全部の杉を伐採することもできませんので、とりあえず電線に近いものから順に伐採していくことを考えています。

今回の台風15号で被害を受けられた方々には、一日も早く平常の生活に戻られることを願っています。

竹やぶ跡に二度と竹が生えないように

竹やぶ跡一面に生い茂っている細かい竹

三角田んぼの周りの草刈りが、思ったより早く終わりました。

※ 三角田んぼの周りの草刈りについての詳細につきましては、前回のブログ記事をご覧ください。

で、午後、竹やぶ跡に生えている細かい竹の刈り倒しをしました。

2週間前に、猛暑の中、4時間もかけて全部刈り倒したのに、もう一面に生い茂っています。(右上写真)

チップソーの付いた草刈機で刈り倒していきました。

今日は、全部刈り倒すのに3時間かかりました。

面倒な作業ですが、まめに刈り倒していると、そのうちに地下茎が衰え、竹が生えなくなるということです。

刈り倒しの作業は、再来年ぐらいまでしなければならないようです。

※ 重機で掘り起こして地下茎を取り除く方法もあるようですが、残念ながら私には経済的な余裕はありません。〈時間の余裕はありますが〉

” 竹林の放置 ” がよく言われますが、好きで放置している人はいないと思います。

… 何とかしたいと思っているけど、できない …

というのが現状ではないでしょうか。

私の場合は、たまたま『竹チップを活用する事業』に乗っかって、プロの方にすべての竹〈700本ほど〉を伐ってもらうことができました。

が、前述のごとく、その後の手入れに四苦八苦しています。

… 竹が二度と生えないようにする …

たいへんなことですね。

200本余りの竹を完全になくするまで

積み上げてあった竹をすべて処分しました

昨年末に200本余りの孟宗竹を伐採しました。

それらは、枝葉を落とした後、竹やぶ跡に積み上げてありました。

その処分〈焼却〉が、先日やっと終了しました。(右写真)

で、昨年末から先日までの竹の処分について簡単に振り返ってみました。

【直径10㎝前後、長さ15~16mの200本余りの孟宗竹を完全に処分しきるのにかかった手数と時間】〈作業者は自分一人〉
…時間はのべ時間…

① 伐採〈手動で〉 …27時間…
② 枝葉の切り落とし …14時間…
③ 棹の積み上げ …19時間…
④ 枝葉の焼却 …20時間…
⑤ 積み上げてあった棹を焼却場まで運び出す …10時間…
⑥ 短く切ってすべての節に穴を開ける …16時間…
⑦ 棹の焼却 …20時間…
⑧ 焼却後の灰の後始末 …3時間…

計 …129時間…

ざっと日誌から拾い上げた数字だけで、129時間です。


・伐採した竹が電線に寄りかかり、電力会社とNTTに連絡した。
〈電線に異状がなく、とくにお咎めなし〉
・焼却したときに破裂音が出ないように電動ドリルで節に穴を開けているときにケガをし、その手当てをした。
〈軽傷だったので、医者へ行かず〉
・作業の合間を縫って竹の焼却の様子を何回見に行ったことか。…etc.

これらの時間も含めると、129時間を優に超えます。

” 放置された竹林を何とかしなければならない ”

とよく言われますが、実際にやってみると、簡単ではないのが現状です。

といって、業者さんに頼むとお金がかかるし … 。

木陰でまずコーラ、そしてパン2個と牛乳

見事な快晴です
昼食は山桜の木陰でいただきました

見事な快晴です。(右上写真)

最高気温が30℃になるそうです。

湿度がそれほどでもないので、野外作業をすることにしました。

〈午前〉10時ごろから、麦わら帽子を深くかぶり、竹やぶ跡に生えている細い竹を刈り取りました。

※ もちろん先日買った『日焼け止めジェル』も〈顔に〉塗って

2時間半ほど作業をしたでしょうか、昼食をとるためにプレハブに入りました。

暑い!

なんと室温34℃です!
〈プレハブの屋根は鉄板ですので、日射しが強いと、室温が外気温以上に高くなります〉

エアコンを入れても、冷えるまでに30分ほどかかりますので、プレハブ内で昼食をとるのを止めました。

山桜の木陰にパイプ椅子を持って行きました。(右下写真)

竹やぶがなくなってから〈3月に孟宗竹をすべて伐採〉、やぶ蚊やその他の虫がほんとうに少なくなりました。
〈昼間、刺されることはほとんどありません〉

パイプ椅子にもたれかかり、まずコーラで喉を潤しました。

まさに … スカッとさわやか … という感じでした。

しばらくすると作業の疲れも収まり、食べる意欲も湧いてきましたので、松の切株をテーブル代わりに、昼食をとりました。

本日の昼食メニューは、パン2個と牛乳でした。

おかげさまで湿度も低く、心地よい風を背中に受けながら、山桜の木陰で昼のひと時を過ごすことができました。

問題は竹の活用法を見つけられないことに

1本平均5㎏の重さの竹です
今朝焼却した竹と同じくらいの量です

今朝も竹の焼却をしました。

1本5㎏ほどの重さの竹を約130本焼却しました。(右上・右下写真)

炎がでなくなる〈炭になる〉までに2時間余りかかりました。

※ 冷めた灰の状態になるまでには、2~3日かかります。

” 時間に余裕のある退職者の仕事 ” といえばそれまでですが、
【もし、竹の処分を誰かに頼むとすると、いくらほどかかるのでしょうか?】

① まず、私の住んでいるところの処分場に持って行くだけで〈受け取ってもらうだけで〉、6,500円の処分料がかかります。

② 650㎏の重さのものを軽トラで処分場まで運ぶ場合、少なくとも2往復しなければなりません。
〈軽トラの積載量は350kg〉

③ 軽トラに竹を積んだり、落ちないように縛ったりして2往復すると、半日かかります。

④ 半日の人件費、ガソリン代、車の償却費等も必要になりますね。

【答え】

約1,5万円〈1人頼んだ場合〉

花鳥風月を相手に無所属の時間を過ごしている人間としては、ロマンに欠けるみみっちい話になってしまいました。

情けないことに、昨日今日と2日連続の〈午前〉5時からの野外焼却及びそこに至るまでの準備で疲れ気味です。

※ だって昨日今日と合わせて3万円ぶんの仕事をしたのですから。

一番の問題は、
… 竹の活用法を見つけられない …
ことにあるのでしょうね。