よい意味での道楽じいさんになるように

【無所属の時間】山本七平著:PHP文庫

本ブログサイトのタイトルは『無所属の時間』です。

定年退職後に職に就いたり何らかの組織に属したりしようという気がなく、

ブログ記事を書き始めようとしたとき、かつて読んだ山本七平氏の著書(右写真)名を思い出し、それをタイトルとしました。

ただ一部しか読んでいなく、それで、タイトルだけ真似るのはあんまりですので、今回全部読みました。
〈いつかは読了しようという思いでずっといました〉

P36から
… 日本の伝統的な道楽は、原則として一人である。一人で晦日の花をいけ、一人で茶をたのしみ、一人で盆栽の手入れをし、一人でじっと竿先の浮子〈うき〉を見、一人で骨董をなでる、そして、これに共通するものは、ある対象と対面し、それに投入することによって自己の中に他者として、無所属の時間を獲得している、という点であろう。そしておそらく、遊びの中に個を確保するという一つの生き方が、人間関係が複雑なわれわれの社会における「道楽」の基本形なのである。 …

 

現在私が日々行っている木立の手入れが、大いに当てはまりそうです。

今までは ” 楽しいから ” ” 性に合っているから ” という気持ちで木立の手入れをしてきたのですが、

… 「道楽」という言い方もできそうですね。

 

ということは、私は道楽者?

よい意味での道楽じいさんになるようにします。

しばらくは手元にある道具でやってみるか

【森暮らしの家】田渕義雄著:小学館

朝から降ったり止んだり。

午前中に、晴れ間を縫って30分ほど木立をひと回りしたきり。

それ以外は、ずっと『抜根』関係のネット動画や記事を見ていました。

主にチェーンブロックを使ってのものを。

※ 『抜根』で最も手っ取り早いのは、重機を使ったやり方です。
一応重機を扱うための初級技能講習修了証を持っています。
〈退職と同時に5日間泊りがけで受講しました〉
15万円くらいで3tクラスのバックホーを一か月間借りることができる、とも聞いています。
借りるとすれば、晴れた日が続くような季節になるでしょうね。
〈私の住んでいる日本海側は、冬はほとんど晴れません。〉

 

で、チェーンブロックといっても、肉厚の〈鉄板が厚い〉2,5m長の単管3本、三脚ヘッド、2~3tクラスのブロックチェーンを揃えると、4万円強のお金がかかります。

果たしてそれだけかけて、斜面にある根元の直径が40~50㎝の切株を抜くことができるのか?

… … 保証はありません。

ふと、田渕義雄〈作家、ナチュラリスト〉が、彼の著書【森暮らしの家】小学館(右上写真)で言っていたことを思い出しました。

… とくに急がない場合は、体を使って年月をかけてやればいい …

 

今のところ体もそれなりに動くし、

しばらくは手元にある道具〈ツルハシ、スコップ、根切り等〉で、やってみるか。

32型ディスプレイを買ったわけは

今日買った32型ディスプレイ〈I・O DATA製〉

32型のディスプレイ〈I・O DATA製〉を買いました。

今日の午後、近くの電気店で買ってきました。

税込みで3万2千円ほどでした。(右写真)

 

そのディスプレイを見ながら、今、70㎝ほどの距離で、このブログ記事を書いています。

とても見やすいです。
〈ちなみに今までは23.5型のディスプレイを使っていました〉

… 調子に乗って見続けると、目に悪影響を及ぼす可能性もあり、明るさの調整をする必要があるかも …

 

今まで使っていたディスプレイは、自宅の寝室でテレビのモニターとして使います。

※ 自宅の寝室のテレビは、15~16年前に買った32型のブラウン管テレビです。
BDレコーダーをチューナー替わりにし、ブラウン管テレビをモニターとして使っています。
まだ十分に映るのですが、地震が起きたときに飛んで来るかとずっと心配でした。
〈重さは50㎏以上あります。〉
〈それだけ重くても、大地震では飛んで来ることがあるそうです。〉

 

と理屈をこねてみましたが、実は … 、

薪ストーブのそばから机上のディスプレイ〈3m近くの距離〉を見るには、23.5型では小さ過ぎるのです。

寒い時期になり、ましてや雪でも降ると、ストーブの傍らに座って本を読んだり作業をしたり、

… そして、映像も見たりと。

そのための大画面でもあるのです。

アンドレア・ボチェッリを初めて聴く

ユーチューブでアンドレア・ボチェッリを視聴する

終日雨 … 。

ブログ投稿後、ユーチューブでニュースを視聴していると、『おすすめ動画』の欄に ” サラ・ブライトマン ” が歌っている画像が … 。

そこを開くと、彼女が白髪混じりの背の高い男の人といっしょに登場しました。
〈イタリアでの野外ライブかな?〉

彼女がはじめに歌いました。

曲は、タイム トゥ セイ グッドバイ でした。

懐かしい彼女の透き通るような歌声 … 。

で、途中から彼〈白髪混じりの背の高い男の人〉が歌い始めました。

… … …

… 何と穏やかで美しい声か! … 琴線に触れるものが! …

 

動画のタイトルに Andrea   Bocelli とありましたので、すぐにネットで調べました。

【アンドレア・ボチェッリ】
イタリアのテノール歌手。
盲目のハンディキャップを抱えた世界最高峰のテノール歌手として知られている。
アルバムの全世界売り上げ枚数は9,000万枚を超える。
… ウィキペディアより

とありました。

 

知らなかったのは私だけだったようです。

知らないとはいえ、〈白髪混じりの背の高い男の人〉とは失礼な。

無知な私にどうぞお許しを。

で、彼の動画を次々と5時間ほど視聴しました。

とくに、ピアノを弾きながらの ” マイウェイ ” は涙が出そうになるほどでした。(右上写真)

彼のファンになりそうです。

万葉集から古代の人たちの自然観を学びたい

今日は万葉集についてユーチューブ視聴をしています

昨晩はひどい雨でした。

幾分弱まったとはいえ、それが今でも続いています。

たとえ雨が止まなくても、物置小屋の掃除をしたりつるはしの柄を取り替えたりと、屋内でできることは山ほどあります。

… が、

悪天候にかこつけ、プレハブ内でユーチューブに見入っています。

今日は、午前に1時間ほど買い物のために外出したきりで、戻って来てからは、ずっとそんな状態です。

5つほどのお決まりの番組を視聴〈約1時間〉した後、 ” 万葉集 ” についての番組を視聴しています。(右上写真)

※ 5つほどのお決まりの番組の詳細につきましては、9.11付ブログ記事『自然にどっぷり浸かっている限り大丈夫』をご覧ください。

 

どうして ” 万葉集 ” かって?

私は、定年退職してからこの3年半の間、毎日のように10時間以上、ほとんど一人で木立の手入れをしてきました。

今や自然が私の主な相手となってしまいました。

そして、自然を相手にしているというより、
… 自然の中に居させてもらっている …
という気持ちの方が日毎に強くなってきました。

で、
… 自然の中に居させてもらう …
ということになると、古代の人たちの方が現代の私たちより勝っているように思われてなりません。

それで、古代の人たちの自然観から学びたく、 ” 万葉集 ” と相成ったわけです。