【星の王子さま】サン=テグジュペリ作・内藤濯訳:岩波新書 140P 23㎝(右写真)より、印象に残ったくだりを紹介します。
… ぼくたちには、ものそのもの、ことそのことが、たいせつですから、もちろん、番号なんか、どうでもいいのです。 … P22
… 他人を裁判するより、自分を裁判するほが、はるかに困難じゃ。 … P53
… 心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ … … あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ … P99
… ぼくがもし、53分っていう時間、すきに使えるんだったら、どこかの泉の方へ、ゆっくり歩いてゆくんだがなあ …P102
… 砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ…… … … そうだよ、家でも星でも砂漠でも、その美しいところは、目に見えないのさ … P105
… きみの住んでるとこの人たちったら、おなじ一つの庭で、バラの花を5千も作ってるけど、……自分たちがなにがほしいのか、わからずにいるんだ … P109~110
・人の住んでいるところから千マイルもはなれた砂漠の真ん中にいる不時着機の操縦士と星の王子さま
・職からはなれた環境に身を置いている私
お互い孤独感漂う空気を吸っているようで、
〈おこがましく、おまけにこじつけかな?〉
以前より、【星の王子さま】がわかったような気になっています。
読んだのは今回で3度目です。
あと何回読めばほんとうにわかるのでしょうね。