フキノトウが元気がないのは暖冬のせい?

早々と顔を覗かせたフキノトウですが、いま一つ元気が … 。

昨日、物置の本の整頓をしたついでに、世阿弥の【風姿花伝】を持って来ました。

以前から読みたいと思っていた本の一つです。

今日は、朝から荒れ模様の天気で外に出ることができず、ついさっき〈午後5時30分〉までその本を読んでいたという次第です。

二十六世観世宗家・観世清和氏の編訳及び説明もあり、とても読みやすい本です。
〈著書名:【新訳】風姿花伝 … PHP研究所 新書版〉

読了後、本ブログで紹介したいと思っています。

で、読書の途中、気分転換に、晴れ間を縫って、午前と午後にそれぞれ一回ずつ、木立を回りました。

午後〈4時過ぎに〉室外に出たとき、気温がグッと下がったのが感じられました。

外套を羽織って長靴を履き、傘を差しながら回りました。

淡雪が舞い散る中、冬枯れの景色に目を休めつつ歩いていると、フキノトウが増えているのに気づきました。

例年の今ごろは雪の下なのに、今年は暖冬のためか早い時期から顔を覗かせています。

先日も、父の友人が、フキノトウが出てないかと訪ねて来ました。

ある程度出揃った時点で、こちらの方から連絡すると伝えました。

近いうちに連絡しようかなと思っているのですが、

ただ、全体的に茶色っぽく、元気がないように見えるのが気になっています。(右上写真)

これも暖冬のせいですかね … 。

” おかげさまで ” の気持ちでいっぱいに

今日も物置で昼食をとりました

2か月ぶりの歯医者さん。

歯医者さんと菜園横の物置は近く、治療後、物置に寄って本を整頓することにしました。

本の整頓は、これで3日連続。
〈失礼! 1日目は拾い読みをしただけでした。〉

※ 1日目と2日目の本の整頓につきましては、前回、前々回のブログ記事をご覧ください。

 

歯の治療を終え、物置に入ったのは、10時ごろでした。

すぐに灯油ストーブを点け、本棚の本を見回すと、

「はたして、この中で、死ぬまでに読むのは何冊ぐらいあるやろか。」

との思いが、頭をよぎりました。

で、今後読みそうな本を、最も出し入れしやすい位置にある本棚に順に移し替えていきました。

作業は遅々として進まず、50冊ほど移し替えると、正午になってしまいました。

昼食は、冷蔵してあった茹でたジャガイモとカップうどんを持って来ていました。
〈インスタントコーヒーは、常時置いてあります〉

物置にレンジはなく、あるのは灯油ストーブだけ。

その上にアルミホイルを敷いてジャガイモを乗せました。(右上写真)

冬の静まり返った物置で、

小さいストーブの前で身をこごめながら、

そして、温かいものを食べたり飲んだりしながら、

〈学生時代からの〉40余年間の思いの詰まった本を眺めるうちに、

なぜかしら ” おかげさまで ” という気持ちでいっぱいになりました。

 

3時ごろに物置を出ました。

読んだ形跡のある本の方がインパクトあり

本棚を整頓するとなんと同じ本が7組も

昨日、物置にある本を整頓に行ったのでしたが … 、

整頓をせずに帰って来たのでした。

※ 昨日の本の整頓につきましては、前回のブログ記事をご覧ください。

 

で、整頓のことが頭から離れず、再度本の整頓に行ってきました。

今日は、拾い読みをすることもなく、整頓に専念できました。

著者別、ジャンル別に並べられればよいのですが、そんな時間はとっても … 。

本棚をざっと見て、今後読みそうにないものは抜き出して一角に集め、空いたところに積み上げてあった本を適当に入れていきました。

とにかく本の背表紙がひと目でわかるように、本を並べていきました。

一通り並び終え、コーヒーを飲みながら背表紙を眺めていると … 、

… ええ? この本、確か、さっきあっちに …

そして、 … あ! これも … 、 … うわー、またまた! …

という具合に、驚きが7回もありました。

そう、同じ本が7組あるのがわかったのです。(右上写真)

それらは、どれも新刊で買ったものではなく、

すべて古本屋さんで、定価の半額以下、あるいは100円ちょっとで買ったものばかりです。

それで、よけいにしっかり確かめないで買ってしまったんですが … 。

もう一度読むとすれば、

線を引いたり付箋紙を貼ってあったりと、読んだ形跡のある方を選びます。

インパクトがまったく違いますからね。

【星の王子さま:サン=テグジュペリ作】を読む

【星の王子さま】サン=テグジュペリ作・内藤濯訳:岩波書店 140P 23㎝

【星の王子さま】サン=テグジュペリ作・内藤濯訳:岩波新書 140P 23㎝(右写真)より、印象に残ったくだりを紹介します。

… ぼくたちには、ものそのもの、ことそのことが、たいせつですから、もちろん、番号なんか、どうでもいいのです。 … P22

… 他人を裁判するより、自分を裁判するほが、はるかに困難じゃ。 … P53

… 心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ … … あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ … P99

… ぼくがもし、53分っていう時間、すきに使えるんだったら、どこかの泉の方へ、ゆっくり歩いてゆくんだがなあ …P102

… 砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ…… … … そうだよ、家でも星でも砂漠でも、その美しいところは、目に見えないのさ … P105

… きみの住んでるとこの人たちったら、おなじ一つの庭で、バラの花を5千も作ってるけど、……自分たちがなにがほしいのか、わからずにいるんだ … P109~110

・人の住んでいるところから千マイルもはなれた砂漠の真ん中にいる不時着機の操縦士と星の王子さま
・職からはなれた環境に身を置いている私

お互い孤独感漂う空気を吸っているようで、
〈おこがましく、おまけにこじつけかな?〉

以前より、【星の王子さま】がわかったような気になっています。

読んだのは今回で3度目です。

あと何回読めばほんとうにわかるのでしょうね。

買うのはいいけどいつまで読めるかな?

今日古本屋さんで買った3冊の本です

昼食後、気分転換を兼ねて15㎞ほど離れている古本屋さんに行きました。

5年ほど行ってなかったでしょうか、久しぶりでした。
〈いつも行っている古本屋さんは5㎞ほどの距離にあります〉

でも、店内に入ると、主の様子といい、本の並べ方といい、以前とほとんど変わらない雰囲気でした。

平日の昼ということもあり、お客は私一人でした。
〈無所属の時間を過ごしている者の特権ですね〉

5年間も行っていなかったということになると、これも、あれもという具合に、欲しい本がたくさん出てくるものです。

で、これはと思う本を順に手に取って見ていきました。

いつまでたっても帳場に現れなかったせいか、主が本の整頓にかこつけて、私の様子を窺っていたような幕もありました。
〈もっと紳士然としないと〉

結局
・【ゴードン・スミスのニッポン仰天日記】荒俣宏 翻訳・解説:小学館
・【秘花】瀬戸内寂聴著:新潮社
・【西行花伝】辻邦生著:新潮社
の3冊(右上写真)を買いました。
〈いずれも単行本 … 文庫本は字が小さくて読みづらい〉

定価で買うと9,000円を超えるところですが、1,960円で買いました。
〈金欠病の私が言うのもなんですが、安い!〉

箱入り、帯付き、そして、3冊ともほとんど汚れはありません。

あとは、いつまで … 読む気力と体力が続くか … です。