タヌキの『ため糞場』に灰を撒きましたが

間引き予定の竹やぶ
灰の上にタヌキ?の足跡が

この冬に竹やぶの竹を間引きする予定です。(右上写真)

で、以前より気になっているのですが、竹やぶの中に、タヌキの『ため糞場』があるのです。

『タヌキのため糞場』
… 山でのタヌキは、たいてい集団で行動している。特徴的なのが糞の仕方で、一カ所にたくさんしてあったら、それはタヌキの『ため糞場』である可能性が高い。ため糞場はほかのグループとの情報交換や縄張りのアピールに利用されていると考えられている。 …
【けもの道の歩き方:千松信也著 リトルモア】 P86~87 より

暖かい時期には、その箇所だけハエがたかっていました。

見た目も衛生上もよくありませんので、野外焼却で残った灰をかぶせるように撒きました。

※ 灰には殺菌効果があると聞いていますので … 。

殺菌効果のほどは未定ですが、タヌキの出没にはほとんど効き目がないようです。

翌日、撒いた灰のそばに新たに糞がしてありました。

そして、灰の上には、タヌキのものと思われる足跡がありました。(右下写真)

※ 直径4㎝ほどの梅のような形をした足跡でしたので、タヌキと思われます。

ネットでは、『ため糞』対策として、オオカミの尿や木酢液などが紹介されていましたので、いずれはそれらも試すつもりでいます。

まず、遮蔽物である『ため糞場』の周りの竹を取り払ってしまうことでしょうね。

けもの道の歩き方 猟師が見つめる日本の自然

彼岸花の葉っぱだとは知りませんでした

彼岸花〈9月下旬〉
彼岸花の葉〈11月下旬〉

前々回のブログで、【雑草のはなし:田中修著 中公新書】を紹介しました。

その中〈P118~125〉に、彼岸花についてのはなしがありました。

私の居場所にも例年彼岸花が咲きますので(右上写真)、とくに興味を持って読みました。

【〈彼岸花の〉葉っぱはどこにあるのか】のくだりで、
” 花と茎は見るけど、葉っぱは見ないな ” と、ふと思いました。

※ 右上写真にも葉っぱは見当たりません。

実は、花が咲いた後、細く目立たない葉っぱが生えてきて、冬に少し厚みのある、細く長い葉っぱが茂りはじめるということです。

ありました!

彼岸花が咲いていたところと同じ場所にありました。(右下写真)

※ 草刈りをしたとき、あまり見かけない草だったので、なぜか気になり、刈らなかったのです。
もちろん、そのときは、彼岸花の葉っぱとは知りませんでした。

初冬に入り、他の草がなくなっていく中で、彼岸花の葉っぱだけが目立ってきました。

田中氏によると、これから冬の間、他の植物に邪魔されず、株状に多くの葉っぱを広げ、太陽の光をいっぱい浴びて光合成をするということです。

このままいけば、光合成によって地下の球根に栄養分が蓄えられ、来年の秋に立派な花が咲くこと必至です。

※ 今までは、彼岸花の葉っぱを知らなかったので、知らず知らずのうちに他の草といっしょに刈っていました。

彼岸花が増えることを望んでいましたので、偶然とはいえ、ほんとうによかったです。

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【雑草のはなし:田中修著】を読む

【雑草のはなし】田中修著:中公新書
居場所周辺で4月に咲き乱れるヒメオドリコソウ

草の名前や性質を知りたく、【雑草のはなし】田中修著:中公新書(右上写真)を買って読みました。

鮮明なカラー写真〈130枚〉と平易な言葉で、私たちがよく目にする ” 雑草 ” の名前や由来、性質等についてわかりやすく書かれています。

※ 読んでいるうちに、著者のそれぞれの草に注ぐ愛情の眼差しが伝わってきて、 ” 雑草 ” という言葉を遣うのがはばかられるような気持ちになりました。
できれば、雑草と呼ばずに固有名詞で呼びたいものですね。

で、ここ2,3年、4月頃に居場所周辺に咲き乱れる ” 雑草 ” の名前もわかりました。

” ヒメオドリコソウ ” です。(右下写真)

かわいらしい名前ですが、密集して生えますので、除草するとなると手ごわい相手です。


… レンゲソウの根のコブの中に暮らす根粒菌は、空気中の窒素から窒素肥料をつくることができる … P10
… 植物にとっては、自分の花粉を自分のメシベにつけてタネをつくっても、利益が少ないのだ。利益が少ないばかりでなく、隠されていた悪い性質が出てくる可能性がある … P18
… スギナは一度繁殖すると、根絶するのがやっかいな雑草なのである。土の中の根は深く、「1メートルの深さにまで伸びている」といわれる。 … P66
等、

読んで楽しく、また、事典や図鑑の代わりにもなる本です。

雑草のはなし―見つけ方、たのしみ方 (中公新書)

ポスト平成の会社像は〈日経新聞より〉

日経新聞 11月13日〈火〉6面より

日経新聞〈11月13日火 6面〉で、” ポスト平成の会社像は ” のタイトルの下、3人の方が考えを述べていましたので紹介します。(右写真)

… 世間は人手不足と言うけど、むしろ人余りだと思う。ロボット化、人工知能(AI)化が進む中でホワイトカラーが今後、余剰になる。
… 入社試験では暗記力は不要。長い論文を書いてもらうなど本気度を試す。 …
… マーケティングとは顧客が気づかないこと、すなわち答えがないことに答えることだ。答えのあることを勉強する詰め込み型の教育では育めない。 …
【高岡浩三氏:ネスレ日本社長】

… これからは時間をもてあます人が増えてくる。役に立つものはこれ以上いらない。これからはアジェンダシェイプ、すなわち自ら問題を設定できる人じゃないと、ビジネスはつくれない。 …
… 人は「意味」を食べて生きる存在だ。北海道の炭鉱労働は過酷だったが、精神を病む人は出てこなかったという。エネルギー産業の中心に身を置く炭鉱マンは自負と意味に満ちていた。 …
【山口 周氏:コーン・フェリーシニアクライアントパートナー】

… (ワイガヤに代表される)大部屋を作るのも良くない。今の日本の組織でこれをやったら、ますます「金太郎あめ」タイプを増やすだけだ。むしろ一人で考えるスペースを作った方がいい。個人に責任を持たせる代わりに、権限も与える。命令に従う犬型人間から、自発的に動くネコ型人間を育てるようにしないと。そういう人材は異端の部門や(今の社会に適応しづらい)ゆとり世代から生まれるのではないか。 …
【太田 肇氏:同志社大学教授】

短い文章で人に伝えたいことを表現する技術

過去300記事の見直しが終わりました
晩秋の我が居場所

今日〈11月9日〉で過去300記事の見直しが終わりました。

※ まだ150記事ほど残っています。

とくに ” 順序立てて書かれていない箇所 ” に重点を置いて見直しをしました。

【見直しの視点】

① 〇+△=◇ の数式のように簡潔に表現すればよいのに、やたらに修飾語を使い、わかりにくい文章になっている箇所が多々ありました。

・不要な修飾語を省きました。

② 一つの記事に、木の伐採、草刈り、食べ物、天候のことなど、あれもこれも書いているので、話が飛んでしまっているのです。

・この記事には木の伐採のことだけ、あの記事には草刈りのことだけ、というふうに、一つの記事に一つのテーマだけとしました。
〈日記風のものは除きます〉

結局は、ほとんどが文章を削る作業でした。

一記事平均700字程度だったものが、500字程度になってしまいました。

不要な写真も削除しました。

でも、余計なものがなくなったぶん、文章はかえってわかりやすくなったと思っています。

【SNS時代の文章術:野地秩嘉著 講談社+α新書】より

… 文の頭から読んでいって、後戻りしなくても理解できる文章に組み上げる。これが原則だ。 … P47
… 短い文章で人に伝えたいことを表現する技術 … … P98

まだしばらく記事の見直しが続きそうです。

SNS時代の文章術 (講談社+α新書)