武田邦彦・内田樹・小池龍之介・野口悠紀雄を読む

【「老人」のウソ】武田邦彦著:産経新聞出版
【農業を株式会社化するという無理】内田樹 藤山浩 宇根豊 平川克美著:家の光協会
【しない生活】小池龍之介著:幻冬舎新書
【「超」独学法】野口悠紀雄著:角川新書

最近本を読んで印象に残った言葉を紹介します。

… 寿命とは本来、病気によってもたらされるわけではありません。社会の中で、存在する理由がなくなると、” 死のスイッチ ” が入るのです。 …
【「老人」のウソ】武田邦彦著:産経新聞出版(右上写真) P74より

… 戦争があっても、テロがあっても、天変地異があっても、何があっても食料を自給できること。外国からの輸入に頼らなくても、とりあえず何年間かは生き延びてゆけるような自給自足体制を構築すること。それが最優先です。 …
【農業を株式会社化するという無理】内田樹 藤山浩 宇根豊 平川克美著:家の光協会(右中上写真) P12より

… 心なんて、かくもあっさり体に翻弄される。ですから、仏教では、「心を保つ」という難題に取り組む前のステップとして、、まずは「体を保つ」ことから始めるものなのです。 …
【しない生活】小池龍之介著:幻冬舎新書(右中下写真) P111より

… 1日に一度も検索を行うことがないというのであれば、その人の知的生活には問題がある。真剣に考え直すべきだ。外から来る情報に受け身に対応しているだけであり、自分から学ぼうとする意識がないことの反映だからだ。 …
【「超」独学法】野口悠紀雄著:角川新書(右下写真) P201~202より

科学者が解く 「老人」のウソ   「農業を株式会社化する」という無理 これからの農業論   しない生活 煩悩を静める108のお稽古 (幻冬舎新書)   「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ (角川新書)

新聞の切り抜きをノートに貼って20年 2

物置にある【綴】ノート
スタート時のノートと今使っているノート
スタート時の【綴】ノートから
最近の【農林】ノートから

前回の続きです。

20年ほど貼り続けていますので、【綴】【読書案内】【農林】それぞれのノートを合わせると300冊前後になります。(右上・右中上写真)

※ 【綴】【読書案内】【農林】の詳細につきましては、4.12付及び前回のブログをご覧ください。

スタート時の【綴】ノート(右中上写真)を開きますと『若き定年者に学ぶ転身術』の文字が目に入り、
… 定年後も働く必要のある高齢者の中では「初心」「謙虚」は欠かせぬキーワードとなるだろう。 1999 2.28付 日経(右中下写真) … とありました。〈今でも十分通用する内容です〉

最近の【農林】ノートからは、『山林放置の危うさ』のタイトルで、 … 現実にはいま、林業で生活は成り立たない … 薪ストーブの燃料を自分で調達したいといった趣味がきっかけでもいい。山林に興味を持つ人を増やすことから山を健全に保ち云々 2018 7.23付 日経(右下写真)  … とあります。〈その通りです〉

というふうに読み返したり、赤線を引いてある箇所を見たりするだけでも、そのとき自分が抱いていた考えや関心事が蘇ってきます。

20年ほど毎日のように切り貼りし、〈とくに私の場合は〉赤線を引いてあるので、加藤氏のいう ” 蓄積 ” に当てはまると思っています。

” 蓄積 ” されたノート …

単に過去を懐かしむだけでなく、未来を意義あるものにするための糧にもしたいと思っている今日この頃です。

新聞の切り抜きをノートに貼って20年 1

【生きがいの周辺】加藤秀俊著:文春文庫
新聞の切り抜きを貼ったノート【綴】〈第1号?〉
現在の【綴り】ノートの見開き 左:『私の履歴書』 右:『文化欄』
新聞の切り抜きを貼ったノート【農林】

… 蓄積は貴い。能力の蓄積、知識・技術の蓄積、そして、情報の蓄積、― それらは、それじたい、価値がある。そして、実用的価値もある。しかしだいじなことは、その蓄積をじぶんの力でつくるということである。自分でつみ上げていくことである。出来合いのもので簡便に間にあわせるのでなく、コツコツと蓄積していくこと ー そのプロセスが貴重なのだ、とわたしは思う。 …
【生きがいの周辺:加藤秀俊著 文春文庫】(右上写真) P126~127より

ここ20年ほど新聞の切り抜きを蓄積しています。
〈その理由につきましては、4月12付のブログをご覧ください〉

そして、無くさないようにそれらをノート〈A4判〉に貼っています。

スタート時は、ノートのタイトルを 【綴】(右中上写真)とし、その名の通り切り抜いたものを次から次へと順に綴って〈貼って〉いました。

しかし、使い勝手をよくするためにあるときから、【綴】【読書案内】【農林】のそれぞれのタイトルをつけた3冊のノートに分けて貼ることにしました。

【綴】
現在見開き左ページには『私の履歴書』、右ページには『文化欄』を貼っています。(右中下写真)

【読書案内】
前述『4.12ブログ』参照

【農林】(右下写真)
上記以外の切り抜き〈主に農林関係の記事〉を貼っています。

※ 切り抜きのほとんどは、日経新聞からのものです。

こんなに早くヒマワリがうなだれるのは

夏を彩るヒマワリ
中にはうなだれたヒマワリが
水が足りないのか下葉が黄変
午後2時半ごろのヒマワリ園の様子

夏を彩る花の一つにヒマワリがあります。(右上写真)

ただ、私のところの何本かが、うなだれているのが気になっています。(右中上写真)

ネットによると、
… 種が十分に成長して重くなった花の部分が重さに耐えかねて下を向き、地面に種を落としやすい状態になった …
とあります。

晩夏ならそうかなとも思うのですが、今は夏の真っ只中〈7月末〉です。

そこで、他に理由がないか調べてみました。

1 『水』
… 乾燥が続くと下葉が黄変してしまうので水切れに注意 …
2 『日当たり』
… 十分に日の当たる場所で育てます …
3 『肥料』
… 肥料があってもなくてもそれなりに開花します。吸肥力が強いので、肥料は控えめにします …
【花づくり園芸館:小学館 P212~213より】

” 実態 ”
1 一部下葉が黄変しています。(右中下写真)
… 水やりが不十分なのかも …
2 午後2時を過ぎるとヒマワリ園は日陰になります。(右下写真)
… 日当たりがよくないのかも …
3 肥料についてはとくに問題がないようです。

近くにたくさんのヒマワリを植えたところがありましたので、そこへ行ってみたのですが、猛暑のせいかすべて枯れていました。

それで、係の方からヒマワリについてのお話を聞くこともできませんでした。

今後自分ができるのは、十分に水をやることだけのようです。

2018 薪づくり 2

薪割機を台の上に置く
薪割機が止まってしまいました

尻の皮が剥けてしまい、痛くて座りながらの作業はできません。〈食事のときもやっとこ座っているくらいです〉

それで、立って作業ができるように薪割機を台の上に置きました。

野菜かごをさかさまにしてコンパネを敷き、そこに薪割機を置いたという次第です。(右上写真)

ほとんどの丸太は一回目で割れるのですが、中には割れないものもあります。(右下写真)

そのようなときは、同じことを2回、3回と繰り返します。

それでも割れないときは、丸太の向きを反対にします。

そうするとたいていの場合割れます。

【現代農業 2011 12 なんでも薪に! 農文協】 P107より
… 私の地方では「木元〈きもと〉、竹末〈たけうち〉」ということわざがあります。「木は根元のほうから、竹は前〈先〉のほうから割る」という意味だそうです。ことわざ通り、木は根元を上にして割ったほうがラクな場合がほとんどです。 …

玉切りにするとき、印を付ける人もいるようです。〈私は付けていません〉

今シーズンの薪づくりをはじめて二日目、日陰で薪割機を使っての作業といえども、あまりに暑いので汗が吹き出してきます。

” 熱中症 ” が心配ですので40分に一回の割合で休憩をとりました。