何もないけど気分だけは【山亭夏日】でした

青空に映える緑の木々
空の青と木々の緑のコントラストが目に焼き付きました。
濃い木陰
” 山亭 ” のつもりの我が居場所

夏至を迎え、暑い日となりました。

緑の木々が青空に鮮やかに映えていました。(右上写真)

木立に入ろうとすると、空の青と木々の緑のコントラストが目に焼き付くようでした。(右中上写真)

木立の中では、高い太陽からの強い日射しによる木陰がとても濃く見えました。(右中下写真)

高駢:こうべん〈晩唐の詩人〉の【山亭夏日:さんていのかじつ】を思い出しました。

緑樹陰濃夏日長
楼台倒影入池塘
水精簾動微風起
満架薔薇一院香

現代語訳
・緑に生い茂る木々は地面に濃い影を落としており、夏の日は長い。
・建物の影が池の水にさかさまに映って見える。
・水晶でできたすだれが動いてかすかな風が起こり
・棚いっぱいのバラの香りが、建物いったいに香っている。
… ネット 〈高駢『山亭夏日(さんていのかじつ)の書き下し文と現代語訳(口語訳)/ 解説:著者名 走るメロス〉 より …

山亭は山にある別荘だそうですが、私が日々無所属の時間を過ごしている作業小屋とプレハブがそれに当たるかなと思っています。(右下写真)〈こじつけ?〉

池もすだれもバラもない我が居場所ですが、気分だけは、【山亭夏日】でした。

40年近く前に買った【老人と海】を読みました

【老人と海】ヘミングウェイ著 新潮文庫
【人生に二度読む本】城山三郎・平岩外四著 講談社

親戚夫婦を車に乗せて病院に行ってきました。

いつもなら主だけが診察を受け、奥さんがそれに付き添っているのですが、今日は主も奥さんも二人とも診察を受けました。

診察は、主の方が早く終わり、奥さんの方はかなり時間がかかりました。

その間、【老人と海:ヘミングウェイ著・福田恆存訳 新潮文庫】(右上写真)を読みました。

大物のまかじきとの格闘中に、老人が、体力を維持するために、マグロやシイラなどの肉を適当な大きさに切って生で食べたのには圧倒されました。

… こいつはとてもうまいとはいえないさ。だが、この中には力がいっぱいつまっているんだからな。 … … 腹は減っていなくても、みんな食ってしまった方がいい。 … P52より

40年近く前に買って物置に置いたままになっていたのを引っ張り出してきたものです。

いつか読もうと思っていたのですが、たまたま先日読んだ【人生に二度読む本:講談社】P25~42で火が付きました。

本の目利き城山三郎氏と平岩外四氏が【老人と海】を読んでみようという気にさせるような対談をしていたんです。(右上写真)

続きは、就寝前に読みたいと思っています。

枯れた松の抜根に5時間かかりました

before 松の切株
after 抜根した松の切株
【森暮らしの家】田渕義雄著 小学館
【新白河原人】守村大著 講談社

木立には、100を超える杉や松の切株があります。

地面の一部を畑にしたり、新たに木を植えたりするには、切株を抜く必要があります。

大きな切株を抜いた経験はありません。

そこで、ある程度の大きさがあって、しかも容易に抜けそうなものを一本選んで抜くことにしました。

選んだのは、4年前に伐採した松〈根元の幹の直径約40cm〉の切株です。(右上写真)

枯れていて、しかも根の一部が地面の上に出ているので抜きやすいと思いました。

つるはしとスコップで切り株の周りの土を除け、根っこが見えるようにしました。

その後、根切りと鋸〈手動〉でそれぞれの根っこを切っていきました。

枯れてスカスカの状態の根っこでしたので、思っていたより簡単に切ることができました。

それでも、抜き終わるまでに5時間ほどかかりました。(右中上写真)

【森暮らしの家】(右中下写真)の著者:田渕義雄氏も、氏の著書の中〈P155〉で、… 直径が30センチある木の切り株を1本抜くのは半日仕事 … と言っています。

【新白河原人】(右下写真)の著者:守村大氏は、4tのユンボで直径が1mを超える株元を抜くのに半日かかり、ユンボごとひっくり返りそうになったとも言っています。〈P38~41より〉

森暮らしの家―全スタイル (BE-PAL BOOKS)   新白河原人 遊んで暮らす究極DIY生活

収入がなければ支出を抑えるしかない

まだ残っていた廃材等
子どもが使っていた参考書
【ナリワイをつくる】伊藤洋志著 東京書籍

自宅の修理及び改修による廃材等がまだ残っていました。(右上写真)

子どもが学生のころ使っていた参考書も出てきましたのでいっしょに処分することにしました。(右中写真)

はじめに、ホームセンター前の紙類収集所に段ボールと参考書を降ろしました。

その後処分場に向かいました。

ゴールデンウイークで家の片付けをしている人が多いのか、いつもより混んでいました。

私が処分場から出たとき、10台くらいの車が数珠つなぎになって処分場に入る順番待ちをしていました。

自宅修理に伴う廃材等処理は、今日が最後となりました。

今までに14回行きました。

出した廃棄物の重量は、全部合わせると2,160㎏です。

… これらの廃棄物処理を業者の方に任せるといくらになるのでしょうか?
逆にいうと、私はいくらぶんの仕事をしたことになるのでしょうか? …

私は収入はありませんが、時間はあります。

それで、あらゆる面でできる限り  支出を抑える ” ようにしています。

このような考え、みなさんもお持ちと思われますが、【ナリワイをつくる:伊藤洋志著 東京書籍】(右下写真)の第2章にわかりやすく書かれています。

ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方

初投稿から9か月

雨後のタケノコ
大きなタケノコ27本
【日本人が知っておきたい森林の新常識】田中淳夫著 洋泉社

昨日は一日中雨 … 。

朝、竹やぶをひと回りすると、” 雨後のタケノコ ” そのものでした。(右上写真)

大きいものから順に掘り起こしていきました。

2時間半ほどのけっこうな作業でした。

27本収穫できました。(右中写真)

40cmを越えるような大きなものもありました。

家に半分置き、残りの半分は親戚に持って行きました。

私の家も親戚も食べ切れませんので、近所に配るようです。

掘るのが遅れ、大きくなり過ぎたきらいがありますが、人に配るとなると、かえって見栄えがしていいそうです。〈安心しました〉

〚森林を竹林の浸食から守るために〛
… … そこでタケノコは、見つけしだい掘り取ることにした。もちろん何本かは食べるが、、それ以上に掘り、近所に配ったり、場合によっては捨てている。 …
【日本人が知っておきたい森林の新常識】田中淳夫著:洋泉社(右下写真) P92より

※ 私も同様のことをしています。
できれば捨てたくないのですが … 。

雨後のタケノコに追われているうちに、ブログ初投稿から9か月が過ぎました。昨日までに276記事投稿しています。

10か月目もよろしくお願いいたします。

日本人が知っておきたい森林の新常識