



木立には、100を超える杉や松の切株があります。
地面の一部を畑にしたり、新たに木を植えたりするには、切株を抜く必要があります。
大きな切株を抜いた経験はありません。
そこで、ある程度の大きさがあって、しかも容易に抜けそうなものを一本選んで抜くことにしました。
選んだのは、4年前に伐採した松〈根元の幹の直径約40cm〉の切株です。(右上写真)
枯れていて、しかも根の一部が地面の上に出ているので抜きやすいと思いました。
つるはしとスコップで切り株の周りの土を除け、根っこが見えるようにしました。
その後、根切りと鋸〈手動〉でそれぞれの根っこを切っていきました。
枯れてスカスカの状態の根っこでしたので、思っていたより簡単に切ることができました。
それでも、抜き終わるまでに5時間ほどかかりました。(右中上写真)
【森暮らしの家】(右中下写真)の著者:田渕義雄氏も、氏の著書の中〈P155〉で、… 直径が30センチある木の切り株を1本抜くのは半日仕事 … と言っています。
【新白河原人】(右下写真)の著者:守村大氏は、4tのユンボで直径が1mを超える株元を抜くのに半日かかり、ユンボごとひっくり返りそうになったとも言っています。〈P38~41より〉