竹の枝落としも技術が必要

鉈と鋸(竹切り用)で支柱を作る
全部で23本の支柱を作りました
竹の皮が剥がれています 技術が今一つ

真竹で菜園に使う支柱を作りました。

真竹は、木立の中に生えていたのを1月半ばに伐ったもの〈50本余り〉です。

それらの中から細め〈直径が5cm以下〉で真っ直ぐなものを選びました。

まず、鋸〈竹切り用〉で5mほどに切り、次に、鉈で枝を落としていきました。(右上写真)

全部で23本になりました。(右中写真)

枝の落とし方については、幼い頃、祖父が鉈の峰〈刃の背〉で枝の上から叩くようにして落としているのを見たことがありました。

それで、私も真似てやってみました。

細い枝はきれいに落とせますが、太い枝はうまくいきません。

5回ほど叩いてやっとこ落とした枝もありました。〈鉈の刃が自分に向いているので気をつけないと〉

そして、枝だけならまだしも、竹の皮までいっしょに剥がしてしまいました。(右下写真)

皮が剥がれたぶんだけ支柱としての強度が低下しますね。

技術の至らなさを感じました。

ネットで調べると、
” 鉈の峰を使う ”
” 鋸で切る ”
” 枝の付け根の下の方に傷を付けて鉈の峰で付け根の上の方から叩く ”
等、動画も含めたくさん紹介されていました。

竹の枝落としも技術が必要ですね

本を処分したいけれど、できない!

シンプルを極める:ドミニック・ローホー著 原秋子訳 幻冬舎
人生二毛作のすすめ 外山滋比古著 飛鳥新社
本棚の整理をしただけでした

… 余分なモノを取り除いて、私たちの持ち物を必要最小限に留めることで、より豊かで、意味深い人生を送ることができるようになります。余計なことに時間を費やすのを止めて … … 一つの物事にじっくりと取り組む。 … … 散歩を楽しむ、映画を見る、 … … 何でもよいのです。ただ悠々と自分のリズムで人生を生きるのです。 
【シンプルを極める:ドミニック・ローホー著 原秋子訳 幻冬舎】 P15

… 中年以上になったら、新たな本よりも、過去に読んだ本の読み直しをすすめます。小説にしろ評論にしろ、中年以降に新たな感動や刺激を書籍に求めても、単なるひまつぶしに終わってしまいかねません。それより、自分を揺るがす知的体験を与えてくれた本を、あらためて賞味してみるのです。 … … 二冊か三冊あれば十分です。
【人生二毛作のすすめ:外山滋比古著 飛鳥新社】 P125

ローホー氏と外山氏の著書に刺激を受け、” 本を処分すべく ” 本棚が置いてある物置に行きました。

いざ本を目の前にすると、処分に迷ってしまいました。

まだ読んでいない本もかなりあり、処分するにはもったいない気がして … 。

といって、生涯読むことはないとも思っているのですが … 。

結局は、本棚の整理をしただけでした。

シンプルを極める   「人生二毛作」のすすめ―脳をいつまでも生き生きとさせる生活

旧暦と新暦を併用していくのもいい

春を思わせる日射しです
旧暦の月日が入ったカレンダー(月毎)
旧暦の月日が入ったカレンダー(年間)

久しぶりの青空、春を思わせる日射しです。(右上写真)

旧暦では、〈一週間後の〉2月16日が元旦です。

もし現在でも旧暦を使っていれば、今日の日射しは、まさに ” 新春 ” あるいは ” 迎春 ” を言い表しているといってもよいのではないでしょうか。

… 「春」という言葉は旧暦時代のもので、新暦のお正月は晩冬の最中です。それをなんの疑いも持たず、年賀状に「迎春、賀春、新春」などと、「春」を連発するのです。明治改暦での混乱が、まだ尾を引いています。 …
【旧暦はくらしの羅針盤:小林弦彦著 生活人新書】 P130
〈以前に紹介済〉

旧暦カレンダーを探してきました。

自宅の寝室に吊ってあったものです。(右中写真)
〈新暦の日を表す数字の下に旧暦の月日が記されています〉

旧暦の月日の下に、雛祭、端午の節句、七夕など、主だった年中行事を書き入れていきました。

※ 新暦の7月7日の七夕は、ちょうど梅雨時で、織姫、彦星を見ることがあまりないですね。
旧暦でなら、七夕は8月中になりますので、見る確率がぐんと高まります。

年間を通したカレンダーは、ネットにあったものをプリントアウトしました。(右下写真)

蛍光ペンで春夏秋冬を区分けしてみると、旧暦の方が四季を実感できます。

新暦と旧暦を併用していくのもいいですね。

旧暦はくらしの羅針盤 生活人新書

旧暦を知り、月と自然の理解を深める

朝 西の空に満月を見ました
森からの手紙:田渕義雄著 小学館ライブラリー
新・なんでも夜釣り 週刊釣りサンデー別冊
旧暦はくらしの羅針盤:小林弦彦著 生活人新書

朝、西の空に沈みつつある満月を見ました。(右上写真)

【森からの手紙:田渕義雄著 小学館ライブラリー】(右中上写真)を思い出しました。

… この国の暦が太陽暦になってから、この国の人たちは、お月様の存在をないがしろにするようになってしまった。自然が根本の生活をしていると、太陰暦のほうが人の暮らしにとってよりリアルなもののように思えてきます。 … P29

【新・なんでも夜釣り 週刊釣りサンデー別冊】(右中下写真)から

… 月夜のメバル釣りはあまり釣れず、闇夜の10分の1くらいの釣果しかなく、外道としてグレなどが多くなる。 … P59
… 〈アオリイカは〉夕暮れから2時間ぐらいが一応の目安となる。ただし満月の夜なら通して狙えるし、… P82

【旧暦は暮らしの羅針盤:小林弦彦 生活人新書】(右下写真)から

… 旧暦とは、太陰太陽暦の一種で、1872〈明治5年〉12月2日まで、1269年にわたって日本で使われていた暦のことです。季節の移り変わりに合った自然暦で、農本主義の時代には、民衆の生活の指針でした。 … P75

若い頃、月を気にかけながら、夜釣りに出かけたことを思い出します。

今は毎日が自然相手ですので、月と魚の関係だけではなく、もっと広く月と自然全般との関係についても知る必要があると考えています。

勉強することが一つ増えました。

” 旧暦について ” です。

森からの手紙 (小学館ライブラリー―OUTDOOR EDITION)   新・なんでも夜釣り―5時から人間のためのチヌからイカまで22の!である。   旧暦はくらしの羅針盤 生活人新書

こぼれていたカンナとノミの刃を研ぎました

カンナの刃がこぼれています
ノミの刃もこぼれています
粗砥(ネズミ色) 中砥(クリーム色) 仕上げ砥(茶色) 水に漬けてあります
研いだカンナと3本のノミの刃

カンナとノミの刃を研ぎました。

カンナもノミも30年ほど前に買ったものです。

使い方がよくなかったのか、ぶつけたのか、どちらも刃がこぼれています。(右上・右中上写真)

砥石も準備しました。(右中下写真)

… 砥石で刃物を研ぐときの基本は、目の粗いほうから細かいほうに、粗砥〈あらと〉→中砥〈なかと〉→仕上げ砥〈しあげと〉の順で。 ただ、 … … 切れなくなった包丁やハサミをふだん研ぐときは、仕上げ砥まで使わなくても、中砥で研いでいればほぼ用は足りるようだ。 粗砥は、刃こぼれがあったり、刃先の角度が鈍角になってきて、それを鋭角に研ぎ直すときに使う。 …
【現代農業2012 1月号 農文協】 P96

… 砥石は使う前に水で十分に湿らせておく … ということで、三つとも水を入れたケースに漬けておきました。〈10分ほど〉

今回はカンナもノミも刃がこぼれていますので、粗砥からスタートしました。

しょっちゅう刃先を確認しながら研ぎ、ある程度研いだ時点で中砥を使いました。

そして、最後は仕上げ砥で研ぎました。

ノミは3本セットで買ったもので、3本とも刃がこぼれていたので全部研ぎました。

研ぎ終わったカンナと3本のノミ(右下写真)、試しに木片を削ってみました。

研ぐ前よりよくなったことは確かです。

ただ、” 切れ味抜群 ” とまで言えないのが残念です。

修行あるのみ。