2018年幸せなスタートが切れました

初日の出は見られませんでしたが午前9時頃雲間から太陽が
元日に読む主要新聞

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

いよいよ2018年〈平成30年〉となりました。

雨のため初日の出は見られませんでした。

でも、午前9時ごろ、雲間からの太陽を拝むことができました。(右上写真)

例年のごとく、午前8時過ぎに、元日の全国の主要新聞を買うためにJR駅の売店に行ってきました。〈昨年から読売新聞、毎日新聞がありません。それで、それら2紙はコンビニで買っています。〉

ここ15年ほど元日だけ産経、朝日、読売、毎日、日経新聞を読んでいます。(右下写真)

理由は … 元日は時間があり、その日一日ぐらい全国の主要新聞を読んでもいいだろう … という好奇心めいたものからです。

※ 正月のテレビ番組がマンネリ化し、おもしろいと思わなくなってしまったことも大いに関係しています。

今日は、主要新聞5紙にざっと目を通した後、関心がある箇所だけじっくり読ませていただきました。

『IT』 『AI』 『少子高齢化』 『人手不足』 『働き方改革』 『明治150年』の言葉が多く見られました。

今は無所属の時間に身を置いているとはいえ、9か月前までは職業人でした。

世の中では、みなさんそれぞれ諸々の問題を抱えながら仕事をなされていることが、新聞記事からひしひしと伝わってきました。

今年も、みなさんと私、共に健康に日々を送りたいものです。

今しがた、去年の秋に結婚した息子夫婦が、あいさつに来ました。

… それぞれの道を歩んでいる子どもたち、健康な妻と両親、じっくり新聞を読みながら元日を過ごせる私 …

2018年〈平成30年〉 幸せなスタートです。

 

 

【孤独の価値】森博嗣著 を読んで

孤独の価値:森 博嗣著 幻冬舎新書

『孤独の価値』森博嗣著〈幻冬舎新書〉を読みました。(右写真)

… … 絆に縛られている人 … … 世の中、そんなに甘っちょろいものじゃない。頭を下げ、我慢をして、働かなければ食っていけない。そんなとき、仲間あっての自分、家族あっての自分だ。一人だけで生きているのではない。 … P164

勤めていたときの私の思いそのものです。 ” 絆 ” という言葉にもとくに違和感をもっていませんでした。

… 完全に絆を断ち切ることは非常に難しい。けれども、少なくとも心は自由でありたい。自分は自分のために存在しているのである。友達や家族の支えはあるし、感謝はしなければならないが … … P164

この部分は、退職後の私の心境とよく似ています。

世の中であまりよいイメージをもたれていない ” 孤独 ” 。

森氏は、その孤独の価値について書かれています。

書かれている内容と退職後の私の実生活とに重なる部分がかなりあるように見受けられました。

それで、あれよあれよという間に読み終えたという次第です。
〈どちらかというと、遅読タイプの方なのですが〉

自戒も含めて次の文章を紹介します。

… 「嫌なものは嫌なんだからしかたがない」という人が多い。これは典型的な「思考停止」であって、その症状の方が、寂しさや孤独よりもずっと危険な状態だと思われる。思考しなかったら、つまりは人間ではない。人間というのは、考えるから人間なのだ。したがって、考えることを放棄してしまったら、それこそ救いようがない、… … P57

” 孤独の価値 ” そのものについては触れませんでしたが、あとはみなさんの方でお読みになってください。

孤独の価値 (幻冬舎新書)

【ウォールデン 森の生活】ソロー著 を読んで

ウォールデン 森の生活(上) ソロー著  今泉吉晴訳 小学館文庫
ウォールデン 森の生活(下) ソロー著  今泉吉晴訳 小学館文庫

【ウォールデン 森の生活】』ヘンリー・D・ソロー著 今泉吉晴訳〈小学館文庫 上・下〉を読み終えました。(右上・右下写真)

十数年前から読み始めていた本です。

十数年かかってやっと? とお思いになる方もいらっしゃると思いますが、十数年前に買ったのは、同じソローの森の生活でも、今回と違う出版社のものです。

自分の読む力が至らないのか、忙しさにかこつけていたのか、途中で読むのを止めてしまったのです。

それも一出版社だけでなく、二出版社の翻訳本をです。

…いつかは全部読みたい… という思いは持ち続けていました。

9月9日付の日経新聞28面の『半歩遅れの読書術』の欄で、宇野重規氏:政治学者が、「最近小学館文庫で出た今泉吉晴訳がとても読みやすい」と推奨されていました。

さっそく買ってきて読みました。

… 私は、自分の生活に絶えず楽しみを見つけていましたから、社交や劇場などの外の世界に楽しみを見つける人に比べて楽でした。生活そのものが楽しみで、いつも新鮮でした。生活は、次々に場面が変わる、終わりなきドラマです。私たちが自力で暮らしを立て、それぞれに自ら学んだ最高のやり方で暮らしを操縦するなら、私たちは退屈に悩みはしないはずです。あなたは、与えられた才能に上手に従って生きればいいのです。あなたの才能が、それこそ1時間ごとに、新しい楽しみを開いてくれるでしょう。… (上)P286より

… 人は夢に向かって大胆に歩みを進め、心に描いた理想を目指して忠実に生きるなら、普通の暮らしでは望めない、思いがけない高みに登ることができます。かつての生き方の不要な部分をすっかり捨て去り、見えない心の境界を越えることができます。… … 人は、暮らしを簡素にすればするほど、あたり前の法則のより多くを素直に受け入れることができます。… (下)P398~399より

繰り返し読む本が一つ増えました。

ウォールデン 森の生活 上 (小学館文庫)   ウォールデン 森の生活 下 (小学館文庫)

久しぶりにジュリー・ロンドンのレコードを聴く

現在使っているレコードプレーヤー
3年半前に買ったレコードプレーヤー

… 静かな夜ふけ、お気に入りのレコードを1枚手にする。何度も見ているはずのジャケットに、しばし見惚れてしまう。音溝部分に触れないようにディスクを慎重に取り出し、ターンテーブルに載せる。ゆっくりと回る黒い盤面にそっと針を落とす。プツッと乾いた音がして、ほどなく柔らかな楽音が部屋を満たし始める。 …
【男の隠れ家 2015年12月号 P28 船木文宏氏の文より】

退職後、船木氏が書かれたような生活に浸るつもりだったのですが … 。

レコードを聴いたのはわずか2,3回です。
聞いたと書いた方が正確かな?〉

久しぶりにレコードを聴きました。

ジュリー・ロンドンを聴き、ひと時を過ごしました。

レコードの音は、体にしっくりくるようなしぜんな音です。

船木氏は、” 温かく柔らかい音 ” とおっしゃっていますが … 。

現在使っているレコードプレーヤーは、2年ほど前に買いました。(右上写真)

入門機ですが、とても気に入っています。

※ 3年半ほど前に、子どもがレコードを持って来て、鳴らすよう頼まれたことがありました。〈今時の子どもは、レコードを鳴らせないようです〉
そのときまともに動くレコードプレーヤーが手元になかったので、急遽1万円ほどのレコードプレーヤーを買いました。(右中写真)
… 結局すぐに飽きてしまいましたが …

冬至の日は日没時刻が一年で最も早いわけではない

国立天文台暦計算室各地のこよみから

先日〈12月12日〉、大みそかの午後に予定している催し物についての話し合いがありました。

そのときに次のようなことが話題になりました。

① … 午後5時までに終わらんと今日みたいに暗なっとるぞ …

② … いや、今日よりちょっと明るなっとるはずや …

③ … 一番早う暗なるが、冬至の日やろ …

さあ、正解は①~③のどれでしょう?

正解は、⓶です。

ネットで日の出入り時刻について調べてみました。

国立天文台暦計算室の各地こよみを見ました。

県庁所在地別に細かく紹介されていましたので、私の住んでいるところの12月と1月のぶんをプリントアウトしました。(右上写真)

それによりますと、日の入りが早いのは、11月末から12月中旬にかけてで、日の出が遅いのは、1月上旬です。

ちなみに今年の冬至の日は、12月22日です。
〈太陽が出てから沈むまでの時間【昼の時間】が、一年のうちで最も短い日〉
※日の出入りの時刻は、太陽の上辺が地平線に一致する時刻だそうです。

最後に答の解説をします。

大みそか〈12月31日〉の日の入り時刻は、話し合った日〈12月12日〉の日の入り時刻と比べますと、10分ほど遅くなります。

冬至の日〈12月22日〉の日の入り時刻も、話し合った日と比べ、4分ほど遅くなります。