ヤマカガシもシマヘビもどちらも恐い

ヤマカガシの脱皮後の皮
脱皮後用水路を移動中のヤマカガシ
最後は側溝のトンネルに

ヤマカガシに出会いました。
プレハブ前の用水路で脱皮中でした。

いつもは逃げるようにその場を去る私ですが、今回はブログに書くために、デジカメを取りに小屋の方へ戻りました。
で、用水路に戻ってみると、ヤマカガシがいないではないですか。

あるのは脱皮後の皮だけです。(右上写真)

近くを見ると、用水路の先の方へ移動中でした。
脱皮後のせいか、いつもの鮮やかな朱色と黒のまだらが少しかすんで見えました。(右中写真)

写真を撮ろうとヤマカガシに近づくと、ヤマカガシの動きがだんだん速くなりました。
そして、最後はふたのしてある側溝に入って見えなくなりました。(右下写真)

ヘビに関する話をもう一つ。

9月上旬のことでした。

土手の草刈りをしているとき、60cmほどのシマヘビが現れました。驚いたのかすぐに逃げていきました。
そして、今度は1mくらいのシマヘビが現れました。気のせいかもしれませんが、私を見据えているようで、逃げる気配は感じられませんでした。
私との距離は3mほどありましたので、見て見ぬふりをして作業を続けました。
先に現れたヘビと親子かつがいであったのかもしれません。

シマヘビについては、次のような話があります。
… 一度、シマヘビを見つけて、畑の中を追いかけていたら、シマヘビが急に止まって振り向き、こっちへ突進してきたことがあった。あわてて逃げたが、あのときは怖かった。非常に気の強いヘビなのである。 …
【食でたどるニッポンの記憶:小泉武夫著 東京堂出版】 P67より

草刈りは無事終了いたしました。

食でたどるニッポンの記憶

大きな建物の後始末を最後に誰がするのか

居場所になっているプレハブ 4年半前に設置
単管を支柱にして小屋をつくる
プレハブ入口の様子 足元はコンクリート板と簡易アスファルトを使用

大廃業時代の足音
中小「後継未定」127万社

先日の日経新聞1面の見出しです。日本の産業は、中小及び零細企業の頑張りで成り立っていると言われています。それらの中の多数の企業が、後継者難からここ10年ほどで廃業になるかもしれず、経済の先行きが心配されるということです。

田舎では、すでに廃業した工場らしき建物がいくつも見られます。
子どもが親の後を継がず、勤め人になったという話もよく聞きます。

かつては工場であったような大きな建物を見ると、
… 今は物置として使っているようだが、建物がひどく壊れ、使い物にならなくなったらどうするのだろう

ということを考えてしまいます。〈余計なお世話?〉

それも高齢者だけの家庭がけっこうあります。
つい
… 最終的には誰が建物の後始末をするのだろう …
ということまで考えてしまいます。〈これまた余計なお世話?〉

建物の解体費用は、坪3~4万円と聞いています。つまり〇百万かかるということです。(〇内の数字は建物の広さに応じて)

私の居場所は、プレハブ及び単管を支柱にした小屋《足元はコンクリート板・簡易アスファルト》です。(右上・右中・右下写真)
撤去及び解体は容易です。
〈詳細は、9/11・9/12付ブログを参照〉

日本経済の先行きを心配するような大きな話から田舎の建物のことになり、最後は私個人の居場所の撤去、解体の話になってしまいました。
〈話が小さくなってしまって申し訳ありません〉

 

 

 

 

マツ枯れの原因について調べる

木立にある立ち枯れのマツ
近隣の家の枯れつつあるマツ

木立には、自然に生えた松の木が7、8本あります。
その中で緑の葉をつけているのは、1本だけです。
で、今木立にある松の木は、1本を除いて他は、全部立ち枯れのものばかりです。(右上写真)

木立から70mほど離れて人家があります。
その家には大きな立派な松の木が3,4本あります。
2年ほど前までは緑の葉でしたが、時間が経つにつれだんだん茶色になってきました。(右下写真)

マツ枯れの原因については、マツノマダラカミキリムシに寄生するマツノザイセンチュウがマツの中で大繁殖することによってマツ枯れを引き起こす、と言われています。

また、環境変化もそのことに関係しているのではないかとも言われています。

… 中世以降、日本では森林の劣化が進んでいた。当時は炭焼きや燃料用に伐採が進み、田畑の肥料とするために落ち葉かきも行われた。落ち葉がなくなると腐葉土も生成しないため、土壌は痩せていたのである。しかし貧栄養土壌でも育つマツは、全国の荒れた山に分布を広げた。ところが戦後、化石燃料や化学肥料の利用が広がり、伐採も落ち葉かきも行われなくなって、土壌が徐々に肥えてくると、肥えた土に適応した樹種が森に増えてくる。一方富栄養化した土は、マツには合わないから、マツの樹種は衰える……。そこに外来のマツノザイセンチュウが襲いかかったことがマツ枯れにつながったのかもしれない。 …
【日本人が知っておきたい森林の新常識:田中淳夫著 洋泉社】 P121より

私のところと近隣の家の松の木の根元周辺を見回すと、納得できそうです。

日本人が知っておきたい森林の新常識

初投稿から2か月

実りの秋に包まれた我が居場所
敷地には、セイヨウタンポポが咲く

ブログ初投稿から2か月が過ぎました。
昨日まで60本余りを投稿しました。
1日約1本の割合です。

今、このブログを打つ手を休め、耳を澄ましていますと、わずかにツクツクボウシの鳴き声や小鳥たちの囀りが聞こえてきます。
あのにぎやかだった蝉の声いっぱいの暑い夏が嘘のようです。
また、窓の外に目を向けますと、敷地に咲いたセイヨウタンポポ(右下写真)の上をチョウが舞っています。

穏やかな秋の日です。
このような落ち着いた雰囲気の中で、自由に思うままにブログを書けることに感謝しております。〈何回も言いますが、家族及びみなさんのおかげです。〉

… どうして秋にタンポポが咲くの? …

セイヨウタンポポは、その名の通り帰化植物です。いまは日本全国で見られるこのタンポポは、日本のタンポポの生活圏を奪い、勢力圏を広げています。日本にはトウカイタンポポやカンサイタンポポといった固有種がありますが、見た目そっくりですよね。簡単に見分けるには、がくを見てください。下向きに反り返っているのがセイヨウタンポポ、反り返っていないのが日本のタンポポです。どちらも同じような環境を好み、姿もそっくりですが、どうして日本のタンポポが競争に負けて減ってきているのでしょうか。それは、セイヨウタンポポが四季咲き『気温や日照、水分などの条件がある範囲内にあればいつでも花を付けること』だからです。
※四季咲き ⇔ 一季咲き『ある特定の季節にしか花を付けないこと』
【ネット:見ーつけた!】より

3ヵ月目もよろしくお願いいたします

 

 

『死人花』?『地獄花』?『幽霊花』? の彼岸花

昨年の一本だけ咲いていた彼岸花 9月24日に

咲いている花を見て、季節の移ろいに気づくことがあります。
私の場合、彼岸花もその一つです。

木立で彼岸花を目にしたのは、昨年がはじめてです。
たった一本だけでした。
殺風景な中に、一つの鮮やかな赤い花は、とても目立っていました。
その花を目にしたことにより、季節の移ろいにはたと気づきました。

「誰が教えたわけでもないのに、お彼岸になるとうまく咲くもんだなあ」と感心しました。
写真にも撮りました。(右上写真)
写真の日付は、9月24日になっています。秋の彼岸〈秋分の日を中日として、その前後7日間〉にぴったり合っています。

今年 同じ場所に咲いた彼岸花 9月22日に

今年も秋分の日がやって来ました。
昨年と同じ場所に、今度は十数本に増えて咲いています。(右下写真)

彼岸花については、よいイメージを抱かない方もいらっしゃいますが、私は、 ” これから夜が長くなっていくんだよ。 ” と告げてくれるその花を歓迎しています。

彼岸花についてのよくないイメージとは?

… 開花期間が1週間ほどなのに秋の彼岸と時を同じくするかのように開花する彼岸花は、あの世とこの世が最も通じやすい時期に咲く花でもあります。
お彼岸に咲き、土葬をモグラやネズミから守る意味もあって墓地などによく植えられているため、『死人花(しびとばな)』『地獄花(じごくばな)』『幽霊花(ゆうれいばな)』のようなちょっと怖い呼び名もついています。 …
【暮らしの歳時記ガイド:三浦康子氏】より