来シーズンの薪を7割方準備

来シーズンの薪を7割方準備しました

午後晴れましたので、残っていた丸太を割り、薪棚に積み上げました。

1月半ばに割って積んであった分と合わせ、薪棚の前面が埋まりました。(右写真)

これは、私が1年間に消費する薪の量の7割ぐらいになるでしょうか。

※ 残りの3割は、親戚の薪風呂用の薪割りをするときにいっしょに準備する予定です。

 

薪棚の大きさは約2m×6m×1,5mで、45㎝長の薪が2列に積めるようにつくってあります。

で、今回のように前面だけでも薪でいっぱいにすると、けっこう目立ち、前を通る人から時たま聞かれることがあります。

「アンタ薪売っとるんか?」と。

薪の樹種がヤマザクラやナラやクヌギならまだしも、杉となると … 。

杉は火持ちが悪く、煤もよく出ますので、薪としての人気は今一つです。

実際、売ってくれと言ってきた人は一人もいません。

 

が、杉は割りやすくて乾きも早いので、薪にしやすいといういい点もあります。

周りに家がなく、作業小屋のようなところで使うには申し分ありません。

手入れがなされなかったゆえに建材にならない杉 … 何かに活用しないとモッタイナイ … 。

で、伐採して薪にしているという次第です。

 

電気代や灯油代の高騰が取り沙汰されている昨今、

たとえプレハブの分だけともいえども、

早々と、来シーズンの燃料が7割方準備できたことは、喜ばしいことです。

野外作業の季節到来

久しぶりの斧での薪割り

午後、木立前で薪割りをしていると、隣集落の知人がやって来ました。

「おじゃまします。 … 散歩のついでに寄りました。」

「あっ、〇〇さん〈知人のこと〉でしたか。 … 定年退職してやがて1年 … 新しい生活に慣れましたか … 。」

「おかげさまで。思うような農業ができて満足しています。 … … … 」

と今年の米作りの抱負も交えながら10分ほど語って帰って行きました。

彼〈知人〉は、大型の機械が入らないような狭い田んぼ、つまり手間暇のかかるような田んぼを選んで米作りをしています。

… 耕作放棄地をなくしたい … という彼なりの農業への強い思いがあるようです。

 

彼が帰ってしばらくすると、集落の御老体がやって来ました。

「アンタ、薪割機があるのに何で斧で割っとるんや。」(右上写真)

「ああ、今回は割る量が少ないので斧を使っているんです。 …  薪割機は重いんで出し入れにひと苦労です。で、割る量の多いときに薪割機を使うようにしています。」

「そうやったんか。 … そやけど、斧で割るのもええわ。体が強〈く〉なって … 。」

と笑いながら帰って行きました。

 

春の陽気のせいでしょうか。

今日訪ねて来たお二人とも、何だかうれしそうでした。

私もうれしくなりました。

午後いっぱい体を動かしたことも手伝い、気分爽快です。

いよいよ野外作業の季節到来ですな。

改善できることは積極的に取り組む

1月下旬より使用しているH笠タイプ

煙突のトップを替えたのは1月下旬でした。

それまでは丸型タイプを使っていたのですが、煤がすぐに詰まるので、詰まりにくいH笠タイプに替えました。(右写真)

※ 詳細については、1.25付ブログ記事『煙突トップをH笠タイプに替えました』をご覧ください。

 

【ひと月余り使用してみてわかったこと】

① 薪の火勢が強くなり、以前より空気口を絞るようになった。

② 煙突トップに煤が溜りにくくなった分、煙突掃除をする回数が減った。
以前は10日毎に掃除をしていたのだが、現在は15日毎にしている。

③ H笠タイプは煙が逆流しやすいようだが、今までにそのようなことはない。

※1 使用ストーブ … ホンマ製時計型ストーブ〈AF-60〉
※2 使用時間   … 11時間/1日
※3 薪の樹種   … ほとんどが杉
※4 煙突径    … 106㎜
※5 煙突のつなぎ方は、ストーブ本体にエビ曲を取り付け、それより縦に直筒〈80㎝長〉を2本、横に1本室内から室外へ〉、縦に1本〈室外〉としています。
で、煙突トップは、地上高3m弱といったところかな。
それ以上高くすると、煙突掃除が困難になりますので。

 

【まとめ】

今のところ、煙突トップを替えてよかったととても満足しています。

改善できることは、何事も積極的に取り組んでいくことが大切ですな。

この7年でガラッと変わってしまった

炎を見ていると主が元気だった頃のことを …

親戚に行ってきました。

昼食を食べながら、〈親戚の〉長男から〈親戚の〉主の様子を聞きました。

※ 現在親戚の主は高齢者施設に入っています。
様子を見に行きたいのですが、オミクロンが流行っているので、面会ができません。
で、〈親戚の〉長男は、電話で施設の職員と彼の父のことについてやり取りをしています。

徐々に弱ってきているとのことでした。
〈94歳ですからな〉

 

親戚から戻り、ストーブの炎を見ていると主がまだ元気だった頃のことを思い出しました。(右上写真)

初めて薪ストーブを設置した冬 … そう、7年前の雪が積もっている休日にストーブの炎を見ながら温まっているときのことでした。
〈当時私は勤め人で、親戚の長男は都会で働いていました。〉

 

親戚の主がプレハブのドアを開けるや否や

風呂の薪が足りんなったし、前に置いたる丸太をもろうていくわ。ええか?」

と。

「そりゃーええけど、乾いとらんもんを持って行ってもすぐに薪にならんやろ。」

「そんなもんかまわんわ。釜に入れりゃそのうちに燃えるんや。」

で、外に出て手伝おうとすると、

「おまえ、今日はせっかくの休みやろ。じっくり休めや。」

と言って、1人で20本ほどの丸太を軽トラに積んで帰って行きました。

 

まるで昨日のことのようです。

… この7年でガラッと変わってしまいました …

1日早く新春気分を味わいました

枯れた杉の枝葉を拾い集めて焚付けづくり

めずらしく早朝から道路が乾いていました。

8時過ぎからは日も射し始めました。

※ 私の住んでいるところ〈日本海側〉は、この季節、早朝から道路が乾いていることはめったにありません。
たいていの場合、濡れているか、凍っているか、雪が積もっているかのいずれかです。

 

で、木立に落ちている枯れた杉の枝葉を拾い集めることにしました。

案の定薪ストーブの焚付けにできるほどに乾いていました。

ひとかかえほどの枝葉を拾い集め、プレハブ前に持ってきました。

台付き丸ノコで枝と葉を切り分け、〈15㎝ほどに切った〉枝は野菜かごに、葉は段ボール箱に入れていきました。(右上写真)

今までにつくった分も合わせると、3月までの量が確保できました。

 

薪ストーブを使いはじめて8年目。

焚付けには、枯れて乾いた杉の枝葉が一番いいように思っています。

※ 積雪のために杉の枝葉を拾えないときは、灯油を滲みこませたおがくずを焚付けとして使っています。

 

今は1年のうちで最も寒い時期。

作業時の気温も4℃ぐらいだったと思われます。

が、日射しの下、南寄りの微風を受けながら体を動かしていると、それほどの寒さは感じませんでした。

むしろ開放的な清々しい気分でいっぱいでした。

明日は ” 旧暦 ” の ” 元日 ” 。

1日早く ” 新春 ” 気分を味わったという感じです。