無理なくさせていただいております

鮮やかな炎

煙突掃除を始めようとすると、知人が訪ねて来ました。

※ 上記知人については、2020 8.16付ブログ記事『これでいいじゃないですか』をご覧ください。

知人

「元気やったか。 … 雪続きで外仕事できんけど、毎日何しとる。」

「雪かきをしています。 … それ以外のときは、たいていここ〈プレハブ〉で、本を読んだりネットを見たりしています。」

知人

「そうか。よう似たもんや。ワシんとこはネットないんでテレビ見とるけどな。 … テレビいうたら、コロナで生活困っとる人の番組、よう見るわ。 … つくづくええときに止めた〈定年退職した〉と思うんや。 … そりゃー、細々とした生活しかできんけど、 … よう考えたら、幸せなんかもしれんなあ。 … あとは自分の好きなことして、みんなが喜んでくれれば言うことないわ。」

等々、2時間ほど話すと帰って行きました。

 

その後、煙突掃除をしました。

それが終わると、掃除をしたばかりのストーブの炎(右上写真)を見ながら、知人の言葉を思い返しました。

 

… 自分の好きなことをしてみんなが喜んでくれる …

難しいですな。

で、

… 無理しないでしていることがみんなの役に立っている …

に置き換えて考えてみました。

・集落の世話係〈書記〉
・木立の手入れ及び木立前公道の除草
・イノシシ防護策設置の手伝い

無理なくさせていただいております。

焚口から入らない太い薪はどうするのか

薪割機でも斧でも割れなかった太い節のある丸太〈右手前〉 ストーブの焚口に入らない太い薪〈左奥〉

昨日に続き薪割りをしました。

どうしても割れない丸太を1本残し、正午過ぎに作業を終わりました。

また、節があるために細く割ることができず、ストーブの焚口に入らないような太い薪も15本ほどでました。(右写真)

※ 私が使用しているストーブ〈AF-60:ホンマ製〉の焚口は、一辺が14㎝の正方形の形をしています。
〈焚口 … 薪を入れるところ〉
で、一辺が14㎝あるいは直径が14㎝までの大きさの薪を入れることができます。
が、上記の15本ほどの太い薪は入りません。

 

【焚口に入らない薪を燃やす方法】

以下紹介するのは、私が行っている方法です。
危険な面もありますので、あくまで ” 自己責任 ” でするということになります。

ストーブのふた〈鍋ややかんを載せるストーブの上部のふた〉をまくって薪を入れています。

【注意点】
・薪が燃え盛っているときにふたをまくると、炎や高熱が吹き上げてきますので、火傷、火事のおそれがあります。
熾火〈おきび〉状態になったときに素早く入れます。
〈モタモタしていると煙が上ってきます〉

※ 薪割機でも斧でも割れなかった丸太(右上写真)は、チェンソーで適度な大きさに切り分けます。
今回割ったものは、よく乾かして来シーズンに燃やします。

節だらけの松の薪割りに苦戦

真っ直ぐに割れなく、全体的に太めです。

予報では今日と明日は好天とのこと。

その後は、また雨や雪の日がしばらく続く模様。

晴れているうちにと思い、作業小屋横に積み上げてある松の丸太を割ることにしました。

※ 松の丸太は昨年の11月下旬に菜園にあったものを伐採し、玉切りにしたものです。
〈松を伐採したときの様子につきましては、2020 11.20付ブログ記事『頼まれていた菜園の松を伐採』をご覧ください。〉
… 木は生木状態のほうが割りやすく、伐採後すぐに … と思っていたのですが、あれこれしているうちに雪が降り積もってしまい、結局今日になってしまいました。

 

積み上げてあった丸太を薪棚の前に運んできました。
〈割った後すぐに薪棚に積めるように〉

薪割機も物置から引っぱり出してきました。

で、丸太を薪割機の上に乗せて割り始めたのですが、

… … …

真っ直ぐに割れません。

節が多過ぎるのです。
〈梅のときもそうでした〉

※ 山林にしぜんに生えた松と違い、父が、丹精込めて枝振りのよい芸術的な松に育て上げたのでよけいに節が多いようです。
見る分にはよいのですが、薪にするとなると … 。

 

でき上がった薪は、ほとんどが曲がった太めのものばかりでした。(右上写真)

思っていたより作業が難航しましたので、夕方までに割り終えることができませんでした。

明日、続きをします。

今日も一日無事終わることに感謝

道路に散乱している杉葉を掃き集めました     2021 1.21 2:00PM 木立前の道路で

めずらしく2日続きの好天になりました。

木立前の道路にあった雪もようやく消えました。

と同時に、雪の下にあった杉葉の多いことにびっくりしました。

※ 先日の猛吹雪のときに吹き飛ばされたもののようです。

午後になるとアスファルト面も乾きましたので、それらを掃き集めました。(右上写真)

箕で10杯分ほどありました。

1時間余りの作業でしたが、暖かい陽光と南風を受けながらの作業は快適でした。

 

その後、薪ストーブの煙突掃除をしました。

前回の70㎝の積雪時の作業を思うと、今回の作業は天国のようでした。

煙突のトップを取り外すためにはしごを登ったとき、とても気持ちがよかったです。

青い空が何とも言えませんな。

 

で、掃除が終わっても、屋内に入るのがもったいなく、今日2回目の木立回りをしました。

暖かくとも、低いところからの日射しがまぶしく、冬の真っただ中にいることを思いました。

 

今〈午後6時〉このブログ記事を書いています。

掃除をし終わったばかりの薪ストーブの耐熱ガラス … 。

その透き通ったガラス越しに、鮮やかにオレンジ色の薪の炎がゆらめいています。

時折、パチパチと薪のはぜる音も聞こえてきます。

あれこれ動き回ったせいか、心地よい疲れです。

今日も一日無事終わることに感謝しています。

杉の皮・枝・葉を焚付けにするのも楽し

杉の皮〈左上〉 杉の枝〈左下〉…今日台付き丸ノコで短く切りました。 杉の葉〈右下〉

昨年末に拾い集めた杉の枝がようやく乾きました。

※ 薪ストーブの焚付けにと拾い集めた杉の枝でしたが、湿っていましたので、物置に20日近く置いてあったのです。

それらを台付き丸ノコで、30㎝ほどの長さに切りました。

 

薪ストーブというと、ストーブ本体や薪に目が行きがちです。

雑誌などを見ても、どこのストーブがいいとか、広葉樹の薪が最高とか、主にそのようなことが書かれています。

はじめのうちは私もそうでした。

が、7シーズン薪ストーブを使ってみて、【焚付け】を軽視できないことに気づきました。

※ 【焚付け】: 火をたやすく燃えつかせるために用いる枯柴・こっぱなどの類 … 広辞苑第六版より

冬の寒い朝、焚付けに失敗すると、煙たくなるわ体は冷えるわで焦ってしまい、体にも心にもよくありません。

といって、新聞紙を大量に使う気もなく、着火剤にお金をかける気もありません。

 

すぐ近くに所有する杉木立がありますので、そこにある枯れ葉や小枝を拾い集めて焚付けとして使っています。

杉の皮は、伐採した木の幹から剥がれたものを利用しています。
〈杉の幹を短く切って1年ほど積んでおくと、しぜんに皮が剥がれます。〉

雪の日に物置小屋で、杉の皮や枝や葉に囲まれて作業をするのも楽しいものです。(右上写真)