節だらけの松の薪割りに苦戦

真っ直ぐに割れなく、全体的に太めです。

予報では今日と明日は好天とのこと。

その後は、また雨や雪の日がしばらく続く模様。

晴れているうちにと思い、作業小屋横に積み上げてある松の丸太を割ることにしました。

※ 松の丸太は昨年の11月下旬に菜園にあったものを伐採し、玉切りにしたものです。
〈松を伐採したときの様子につきましては、2020 11.20付ブログ記事『頼まれていた菜園の松を伐採』をご覧ください。〉
… 木は生木状態のほうが割りやすく、伐採後すぐに … と思っていたのですが、あれこれしているうちに雪が降り積もってしまい、結局今日になってしまいました。

 

積み上げてあった丸太を薪棚の前に運んできました。
〈割った後すぐに薪棚に積めるように〉

薪割機も物置から引っぱり出してきました。

で、丸太を薪割機の上に乗せて割り始めたのですが、

… … …

真っ直ぐに割れません。

節が多過ぎるのです。
〈梅のときもそうでした〉

※ 山林にしぜんに生えた松と違い、父が、丹精込めて枝振りのよい芸術的な松に育て上げたのでよけいに節が多いようです。
見る分にはよいのですが、薪にするとなると … 。

 

でき上がった薪は、ほとんどが曲がった太めのものばかりでした。(右上写真)

思っていたより作業が難航しましたので、夕方までに割り終えることができませんでした。

明日、続きをします。

今日も一日無事終わることに感謝

道路に散乱している杉葉を掃き集めました     2021 1.21 2:00PM 木立前の道路で

めずらしく2日続きの好天になりました。

木立前の道路にあった雪もようやく消えました。

と同時に、雪の下にあった杉葉の多いことにびっくりしました。

※ 先日の猛吹雪のときに吹き飛ばされたもののようです。

午後になるとアスファルト面も乾きましたので、それらを掃き集めました。(右上写真)

箕で10杯分ほどありました。

1時間余りの作業でしたが、暖かい陽光と南風を受けながらの作業は快適でした。

 

その後、薪ストーブの煙突掃除をしました。

前回の70㎝の積雪時の作業を思うと、今回の作業は天国のようでした。

煙突のトップを取り外すためにはしごを登ったとき、とても気持ちがよかったです。

青い空が何とも言えませんな。

 

で、掃除が終わっても、屋内に入るのがもったいなく、今日2回目の木立回りをしました。

暖かくとも、低いところからの日射しがまぶしく、冬の真っただ中にいることを思いました。

 

今〈午後6時〉このブログ記事を書いています。

掃除をし終わったばかりの薪ストーブの耐熱ガラス … 。

その透き通ったガラス越しに、鮮やかにオレンジ色の薪の炎がゆらめいています。

時折、パチパチと薪のはぜる音も聞こえてきます。

あれこれ動き回ったせいか、心地よい疲れです。

今日も一日無事終わることに感謝しています。

杉の皮・枝・葉を焚付けにするのも楽し

杉の皮〈左上〉 杉の枝〈左下〉…今日台付き丸ノコで短く切りました。 杉の葉〈右下〉

昨年末に拾い集めた杉の枝がようやく乾きました。

※ 薪ストーブの焚付けにと拾い集めた杉の枝でしたが、湿っていましたので、物置に20日近く置いてあったのです。

それらを台付き丸ノコで、30㎝ほどの長さに切りました。

 

薪ストーブというと、ストーブ本体や薪に目が行きがちです。

雑誌などを見ても、どこのストーブがいいとか、広葉樹の薪が最高とか、主にそのようなことが書かれています。

はじめのうちは私もそうでした。

が、7シーズン薪ストーブを使ってみて、【焚付け】を軽視できないことに気づきました。

※ 【焚付け】: 火をたやすく燃えつかせるために用いる枯柴・こっぱなどの類 … 広辞苑第六版より

冬の寒い朝、焚付けに失敗すると、煙たくなるわ体は冷えるわで焦ってしまい、体にも心にもよくありません。

といって、新聞紙を大量に使う気もなく、着火剤にお金をかける気もありません。

 

すぐ近くに所有する杉木立がありますので、そこにある枯れ葉や小枝を拾い集めて焚付けとして使っています。

杉の皮は、伐採した木の幹から剥がれたものを利用しています。
〈杉の幹を短く切って1年ほど積んでおくと、しぜんに皮が剥がれます。〉

雪の日に物置小屋で、杉の皮や枝や葉に囲まれて作業をするのも楽しいものです。(右上写真)

灯油ストーブとファンヒーターを使って

使用した灯油ストーブ〈左〉とファンヒーター〈右〉 実際に使用するときは、充分に距離をとっています。

9日ぶりに煙突掃除をしました。

で、煙突掃除をするまでの2時間ほどの間、灯油ストーブとファンヒーターで暖をとりました。(右写真)

※ 薪ストーブを焚くと煙突が熱くなり掃除ができなくなりますので。
といって、この時期は早朝凍っていますので、その時間帯での煙突掃除は難しいんですよねえ。

 

久しぶりに灯油ストーブとファンヒーターを使い、薪ストーブとの違いを改めて知ることとなりました。

【改めて知ったこと】

◇ 灯油ストーブ〈8畳用〉とファンヒーター〈9畳用〉を同時に使っても、なかなか暖まらない。
・ スイッチを入れてから2時間後の室温 … 21℃

薪ストーブの場合は30℃〉

◇ 空気が水っぽい
・ 室内の湿度 … 60% 〈薪ストーブの場合は30%〉

◇ 一向に暖かくならないので、一度脱いだ上着を再び着た。
〈薪ストーブの場合、すぐに暖かくなるのでそのようなことはない〉

◇ 灯油独特の臭いが漂う。
〈薪ストーブの場合は、薪の焼けた臭いが漂うが〉

◇ 貧乏性のせいか、つい灯油の値段が頭に浮かんでしまう。

 

灯油暖房機がよくないような書き方になりましたが、薪ストーブにも欠点はあります。
〈2020 12.21付ブログ記事『有り難い薪ストーブだけれど欠点も』参照〉

薪ストーブがあるからできる

木立前で 2021 1.6 11:00AM

連日の雨で地面が見え出していたのに、またしても雪が。(右写真)

予報では、明日猛吹雪になり、その後3日ほど雪が降り続くとか。

 

昼近くにプレハブ内でユーチューブを見ていると、外で車の止まる音が。

入口のドアを開けると、親戚がいました。

「また降ってきたのお。 … 近くに来たんで寄ってみたんや。 … これ、昼飯や。 … 〈木立前の薪棚を見ながら〉 薪ストーブでイモでも焼けばどうや。 … … ほんなら他に用事あるし、帰るわ。」

と言って帰って行きました。

… 薪ストーブでイモでも焼けばどうや …

毎日のようにやっています。

イモだけでなく、ピーマン、落花生、クリ、カボチャ、銀杏、ニンニク … 手元にあるものは何でも焼いて食べています。

焼くものは、自分でつくったものかもらったものばかり。

ストーブの燃料は、自分所有の木立の木を伐って薪にしたもの。

で、ほとんどお金をかけることなく熱々の自然の恵みをいただいています。

 

先日町会長さんがおっしゃっていたことを思い出しました。

「ワシも、仕事辞めたら山の木伐って薪ストーブにしたいんや。 … ウチの暖房費 … 一日に1,000円は超えとるやろな。」

 

… 寒い日でも、温かいところで、熱々のおいしいものを食べながら思いのままの時間が過ごせる …

薪ストーブがあるからできるのでしょうね。