野外焼却〈野焼き〉は手間がかかり気も使う

鋸、なた、長柄剪定ばさみで枝を細かくする

先日、20本ほどの木を伐採しました。

枝払いをし、玉切りも95%方終えました。

玉切りした丸太は、木立の中に積み上げました。

 

… 残るは払い落した枝 … 辺り一面に散乱状態 …

伐採跡地には、雪が降るまでに果樹を植えますので、それらを早く片付けなければなりません。

処分場に持って行くとお金 …

木立の隅に積んでおくと、夏になると虫がたかり、除草の妨げ …

結局は野外焼却場〈野焼きをする場所〉で燃やすことに … 。

 

今回の伐採場所は、木立の中でも野外焼却場から最も離れています〈約80m〉。

枝を運ぶだけでひと苦労です。

明朝焼却する分だけを運ぶのに2時間を要しました。

枝といっても、大きいものは、直径が5㎝以上あり、長さも3m近くあります。

腕に抱えて引きずりながら運んでいます。

で、運び終えると、今度は、焼却しやすいように細かく切り分けなければなりません。
〈太い枝は薪として残します。〉

今日も、鋸、なた、長柄剪定バサミで切り分けていきました。(右上写真)
〈細い枝は、なた、長柄剪定バサミで。太い枝は、鋸で。〉

 

払い落した枝全部を焼却し終えるには、今日した作業と同じことをまだ5~6回繰り返す必要があります。

一見、野外焼却〈野焼き〉は、ただ燃やすだけで簡単そうです。

が、お金がかからない分、手間がかかり、気も使うのです。

冬将軍の初陣に備え煙突掃除

煙突内にはけっこう煤が溜っていました

午前中、伐採した杉及びトガの枝払いと玉切りをしました。

11月にしては暖かく、2度か3度蚊に刺されました。
〈最高気温が20℃ほどになると、11月といえども蚊が出てきますな〉

 

昼食時、天気予報を見ていると、明日と明後日は、最低気温が6~7度で、最高気温が10℃ … 。

今日とあまりにも違いますので、見間違いかと再度確認しました。

が、… 冬将軍の初陣か … との解説もあり、寒くなること間違いありませんでした。

おまけに傘マークが続いているではありませんか。

この時節に低温及び雨となると、みぞれが降ることも十分に考えられます。
〈実際に私の住んでいるところでは、11月上旬にみぞれが降ることがよくあります。〉

で、明日明後日は、薪ストーブを焚きながらの屋内作業になると思い、しばらくしていなかった煙突掃除を急遽しました。

煙突を取り外すと、ごってりとまではいかなくとも、けっこう煤が溜っていました。(右上写真)

 

今〈午後5時30分〉、煙突掃除を終えたばかりの薪ストーブを焚きながら、心地よい疲れの中でこのブログ記事を書いています。

薪ストーブ特有のカラッとした暖かさ。

臭いもほとんどなく、

磨き上げた焚口の耐熱ガラス越しに、薪のゆらめく炎がクリアーに見えます。

 

冬将軍の初陣 … 、どのように攻めて来ようが、もう大丈夫ですよ。

お礼はカツ丼定食だけでよかったのか

友人のおかげで玉切りも捗りました

〈午前〉9時過ぎに友人が玉切りの手伝いにやって来ました。

えらく張り切っています。

車から降ろしたのは、ガイドバー200㎜と400㎜の2台の立派なチェンソー。

※ 友人は山林を有していません。
屋敷には30本ほどの木は植わっていますが、どれもかわいらしい木ばかりです。
チェンソーも不要なくらいです。
それなのに2台も … 。
メカものが好きなんでしょうな。
〈本人も趣味で持っているようなことを言っています〉

 

彼の200㎜のチェンソーは軽量で片手で扱えますので、主に枝払いをしてもらいました。

私は、〈自分所有のガイドバー350㎜のチェンソーで〉主に玉切りをしました。

… 2台同時に使用しているときのエンジン音のかまびすしいこと …

実際の作業も、エンジン音負けすることなく捗りました。(右上写真)

2人で3時間ほどの作業でしたが、昨日の私一人の8時間分の作業量を優に超えていました。

おかげさまで玉切りも7割方終わりました。

作業後近くのうどん屋さんで昼食をとり、プレハブに戻ってしばらく休み、先程〈午後3時過ぎ〉彼は帰って行きました。

次回帰省するのは来年の1月になるそうで、再会を楽しみにしています。

 

ただ、

今回の彼へのお礼は、昼食の810円のカツ丼定食だけで済ませたのですが … … 、

果たしてそれだけでよかったのか … 。

くれぐれも事故のないように

杉とトガを45㎝長に玉切りしました

先日伐採した20本ほどの杉とトガ … 。

雨天や来客のために倒れたままになっていました。

ようやく玉切りに着手しました。

※ 【玉切り】
伐採した木の枝を払い、適当な長さの丸太にカットすること。

私が使っている薪ストーブに合わせ、45㎝長に切っていきました。(右上写真)
〈偶然にも親戚の風呂釜にもちょうどのサイズです〉

電動チェンソーの方が静かで使い勝手もよいのですが、プレハブのコンセントから80mも離れていて電線が引けなく、エンジンチェンソーを使いました。

※ チェンソーのエンジン音って大きいんですよね。
今日も明日も終日使いますので、朝、隣家の主にあいさつに行きました。
〈もちろんOK〉

 

玉切りをするようになってから8年目 … 。

作業の要領や段取りがしぜんに身に付いてきたようです。

急いでいるわけでもないのに、同じ時間内での玉切りの回数が以前より多くなっているのです。

今日の作業時間は、準備、後片付けも含め8時間ほどでした。

その間、チェンソーに新たに混合油とオイルを足したのは、それぞれ4回ずつ … 。

今までも今日と同じように作業をしていましたが、せいぜいが2回ずつでした。

 

慣れてきたんでしょうね。

が、『慣れた頃が一番危ない』とは、よく言われることです。

明日、友人が応援に来てくれます。

くれぐれも事故のないように!

自然の恵みを無駄にしない

伐採したネムノキをヒラタケの原木にするのに90㎝長に切っていきました

先日、杉とトガを伐採したとき、ネムノキも1本伐採しました。

胸高径17㎝、高さ13mほどの大きさでした。

※ ネムノキはヒラタケ栽培の原木として使えます。
数年前に植菌したものからヒラタケが出なくなりましたので、新たに伐採しました。

 

ヒラタケ栽培の原木にするのに90㎝長に切っていきました。(右上写真)

11本の原木がとれました。

それらを、日当たりのよいところに、風が通りやすいように井桁状に積み上げました。

しばらくそのままにしておき、来年の3月下旬に植菌する予定です。

で、残った先の方ですが、

直径4~5㎝の細い幹や太めの枝は、45㎝長に切り、乾かして薪にします。

最後に残った部分は、焼却します。

焼却によってできた灰は、畑に撒くと、立派な肥料になり、また、土壌改良にもつながります。

 

今回伐採したネムノキは、以前に木立を所有していた人が意図的に植えたものではありません。
〈意図的に植えたのは杉だけ、と聞いています。〉
〈ちなみに私が木立を所有するようになったのは7年前。〉

自然に生えたものです。

本来ならやっかいもの扱いをするところですが、

私は、 … 自然の恵み=神様からのプレゼント … と思っています。

… ヒラタケ栽培の原木として、薪として、灰として使い切る …

無駄にはできませんな。