いつもよりはやかった4回目の煙突掃除

ビッシリと煤の溜った煙突
火付きがとてもよくなりました

・1回目:11月28日
・2回目:12月28日
・3回目: 1月30日
・4回目:  月  日

質問です。
上記1回目から3回目までをご覧になり、4回目は何月何日ごろになるとお思いですか?

答は、2月の末あるいは3月の初めごろです。

ブー、残念でした。

正解は、2月19日〈今日〉でした。

上記の月日は、今シーズン薪ストーブの煙突掃除をした日です。

過去3回は、だいたいひと月おきにしていました。

でも、今回はわずか3週間ほどで掃除と相成りました。

理由としては、2月に入って大雪になり、気温も著しく低い日が続き、以前よりたくさんの薪を燃やしたことが考えられます。

また、家の修理で出た汚れた廃材を、薪としてかなり燃やしたことも一因だと思われます。

掃除をしようと煙突を外すと、ビッシリと溜った煤の量にびっくりしました。(右上写真)

いつもの手順で煙突掃除をしました。
〈煙突掃除の手順:過去のブログ参照〉

ストーブも煙突も正直なものです。

障害を取り除くとしっかりと力を発揮してくれます。

むしろ火付きがよくなり過ぎて、焚口部分のステンレスが真っ赤になったので、あわてて空気口を絞ったくらいです。(右下写真)

割れるかきもちを受け止めるネットを設置

一週間ほど前に吊るしたかきもち
割れて床に落ちたかきもち
室内の湿度計は27%を示しています
かきもちの下にネットを吊るしました

一週間ほど前にかきもちを吊るしました。(右上写真)

ふつうは家の空いたところ〈縁側、使っていない部屋等〉に乾くまで〈4月下旬ごろまで〉吊るしておきます。 

この時節は湿気があり、かきもちも少しずつゆっくりと乾いていきますので、割れることはあまりありません。

しかし、今回プレハブ内で吊るしたかきもちは、吊るして5日目ぐらいからひび割れて床に落ちはじめました。(右中上写真〉

日光が直接当たらないようなところに吊るしたのですが … 。

原因は、湿気のようです。

薪ストーブを毎日焚いているので、室内の湿度がとても低いのです。

薪ストーブを焚くと、たいていの場合、湿度は30%を下回ります。(右中下写真)

※薪ストーブの場合、湿度が低くても喉の渇きはあまり感じないので、やかんをかけることもほとんどありません。
このことも、かきもちのひび割れに繫がったようです。

かきもちは食べ物で、床に落ちると衛生上よくありませんので、ネットを吊ることにしました。

ひび割れたかきもちが床に落ちる前に受け止められるよう、吊るしてあるかきもちの下の方にゆりかごのようにネットを吊るしました。(右下写真)

薪ストーブのよさが改めてわかりました

毎朝30分ほどファンヒーターを入れます
2年ぶりに点けた石油ストーブです

煙突掃除のため薪ストーブが使えません。

久しぶりにファンヒーターと石油ストーブを併用して使いました。
〈プレハブ内は約15畳の広さですので、暖房機が2台ないと暖かくならないのです〉

ファンヒーターは、ここ数日、毎朝30分ぐらいだけ使っています。〈薪ストーブが部屋を暖めるまでに30分ぐらいかかるので〉(右上写真)

石油ストーブは2年ぶりに使いました。(右下写真)

… 生温い …

ファンヒーター〈8畳用〉、石油ストーブ〈8畳用〉を併用しての実感です。

7時前にそれら二つの暖房機を点けたときの室温は2℃でした。

1時間経っても、室温は20℃に至りません。

薪ストーブ〈ホンマ製AF-60〉の場合は、順調に点火すれば、30分後には20℃を越えます。

夕方知人が訪ねて来たので、くべる薪の量を多めにしました。
〈もう煙突掃除は終わっています〉

2時間ほど話して帰って行きました。

室温計を見ると32℃でした。

… 薪ストーブなら、いくら焚いても暑すぎるということはないですね。部屋がパーッと暖かくなって空気が乾くので、まるでサウナみたい。そのくせ案外と喉は乾かないのだから。薪ストーブは不思議。 …
【森からの手紙:田渕義雄著 小学館ライブラリー】 P80

久しぶりに薪ストーブ以外の暖房機を使い、薪ストーブのよさが改めてわかりました。 

森からの手紙 (小学館ライブラリー―OUTDOOR EDITION)

化学素材の混じっている畳は薪にできない

畳の裏 黒っぽい部分はシロアリに喰われたところです
わらを束ねるのに使われているのはナイロン製の糸のようです
畳の縁に使われている繊維も化学繊維のようです

自宅の修理に伴い不要になった畳を調べました。
〈薪ストーブの燃料にするため〉

畳裏の縁の部分がかなりシロアリに喰われています。(右上写真)

しかし、シロアリに喰われた部分をよく見ると、ワラは喰われているけれど、ワラを束ねてある糸は喰われていません。

それで、糸だけを畳から切り離して、引っ張ったり触ったりして調べてみました。

魚釣りのときに使うナイロン製の水糸とよく似ています。(右中写真)

どうも自然にある麻や綿の糸とは違うようです。

※ ネットでは、畳の素材にもいろいろあるように言っています。
家で使っていた畳には、自然でないものが混じっているようです。

畳の縁に使われている布も調べてみました。

見ただけではわからないので、これまた切り取って、細かく切り裂いたりねじったりしてみました。

化学繊維のような気がします。(右下写真)

※ ネットには、『畳縁は化学繊維、綿、麻、絹などの素材でできています』とあります。
畳は60年近く前のものですが、畳表を一度張り替えています。
そのときに、化学繊維の布に替えたことも考えられます。

ワラを束ねている糸及び畳縁の布の素材により、畳を薪ストーブの燃料にしないことにしました。

処分場に出します。

廃材を台付き丸ノコと鉈で薪にする

自宅の仏間と座敷の修理に伴い出てきた廃材 杉板(左) 角材(右)
ほとんどの角材にはたくさんの釘が付いています
台付き丸ノコで45cm長に切っていきました

廃材を薪にしました。
〈廃材…自宅の仏間と座敷の修理に伴い出てきた杉板と角材〉(右上写真)

まず、角材の方からはじめました。

角材は、畳の下に敷いてあった杉板を支えるために使われていたものです。

杉板がずれないようにとたくさんの釘が打たれたようです。(右中写真)

釘を抜くためにバールを使いましたが、抜くことができた釘は1割ぐらいでした。

残りの9割は腐食がひどく〈60年近く湿気の多い縁の下にあったので〉、バールをあてがって抜こうとすると、釘の頭が崩れてしまい、抜くことができませんでした。

出っ張った釘が手に引っかかったりするとけがをしますので、金づちで叩いて打ち込みました。

あとは、台付き丸ノコで45cm長に切っていきました。〈釘のある箇所は丸ノコの刃が当たらないようにして〉

次に、杉板に取りかかりました。

杉板には釘はほとんど付いていませんでした。

60枚ほどありましたが、次から次へと丸ノコで45cm長に切っていきました。(右下写真)

ただ幅が20cmぐらいあり、それではストーブの焚口に入りませんので、鉈で順に真っ二つに割っていきました。