頼りない薪ばかりなので再び薪づくり

今回は斧で薪を割りました
薪棚の横に適当に積みました この後崩れてしまいました

再度薪づくりをしました。
9月上旬につくった薪の量の3割ぐらいでしょうか。

【わけ】

昨日薪含水計で測定したとき、大半の薪が乾き過ぎの状態でした。
木立の中にずっと放置してあった腐食寸前の間伐材を薪にしたことが原因だと思っています。
先日ストーブの火入れをしたときも、薪がとても軽く、すぐに燃え尽きてしまったという感じでした。
薪がなくなれば立ち枯れの木を使うことも考えていましたが、冬までまだ時間がありますので、再度薪をつくることにしました。

いつもなら電動薪割機を使うのですが、親戚に貸していて手元にありません。
電動薪割機は78kgもあり、一人で運ぶのがたいへんですので、今回は練習も兼ねて斧で割ることにしました。

かつては斧を使ったがために筋肉痛になり、翌日の勤めが非常につらかったこともありました。
でも、今ではもうそのような心配をする必要はありません。
… 退職して勤めはないのですから …

薪棚はすでにいっぱいですので、その横に新しく割った薪を適当に積んでいきました。(右下写真)
で、適当というのはよくないもので、積み終える寸前に崩れてしまいました。
もう薄暗くなっていましたので、その時点で本日の作業を終了しました。

 

 

 

 

 

薪含水計で身近にある薪の含水率を調べる

薪含水計【EM-4806】 上に突き出ている針を薪に差し込むと含水量(%)が表示される
手前左が立ち枯れのネムノキ

目指すは、「含水率」18%以下

… 乾燥の目的は薪の芯の「含水率」を下げること。一般に「いい薪」といわれるのは含水率20%以下。16~18%ならベストだ。ただし、長く置けば置くほどいいというわけではなく、広葉樹も針葉樹も薪の寿命はだいたい3年。4年以上乾燥させると、薪に力がなくなって火力が出ない。 …
【季刊地域№12:農文協】 P27より

先日ホームセンターへ行ったとき、ストーブコーナーに薪含水計がありましたので買いました。税抜きで3,200円でした。(右上写真)

早速薪の含水率を計ってみました。

【結果】
11~17%
7,8年放置してあった間伐材を薪にしたので、含水率が極端に低いのだと思われます。薪に力がなく、火力がそれほど出ないことも予想されます。

ついでに立ち枯れの木(右下写真)を薪にしたものや生木を薪にしたばかりのものの含水率も計ってみました。

【結果】
・立ち枯れのネムノキを薪にしたもの  含水率 19%
・生木のネムノキ     〃      〃  28%
・ 〃 スギ       〃      〃  36%

数少ない実験からは客観性のある結果を云々できないのですが、やはり生木から薪にしたばかりのものは、乾かす必要がありそうです。
薪が尽きたときは立ち枯れの木を使うと言われますが、今日のネムノキの結果からはそのように言えそうです。

HONMA 薪含水計 まきがんすいけい -4806

プレハブに時計型薪ストーブを設置する

まずは煙突掃除 ブラシは塩ビパイプ(1,2m)に固定【自作】
新しく購入したステンレス製の時計型ストーブ
天井が焼けないように煙突に遮熱板を取り付ける

新しい薪ストーブをプレハブに設置しました。

まず、昨シーズン使ったままになっていた煙突を掃除しました。
ブラシで擦るとたくさんの煤が出てきました。(右上写真)
※煙突掃除をしっかりしないと薪がよく燃えなくなり、ストーブや煙突の繫ぎ目から煙が出てきます。

掃除後、はしごに上って煙突を繋ぎました。
※高所での作業は慎重に。

いよいよストーブの設置です。
今年設置するのは、新しく購入したステンレス製の時計型ストーブです。(右中写真)
税込みで7,200円ほどでした。

※薪を出し入れする扉(焚口)は、耐熱ガラス製のものと交換する予定です。
2,000円近くしますが、… 炎を見て得られる心の安らぎ … には替えられません。

天井と煙突の間が20cmほどしかありませんので、遮熱板〈税込みで約1,300円〉を取り付けました。(右下写真)

他、床がコンパネですので、10cm厚のブロックを4個置き、その上に市販のストーブ台【ホンマ製】を敷いてストーブを乗せました。(右中写真)

また、ストーブと壁の間も60cmほどしかありませんので、遮熱のために壁には6mm厚のケイカル板【不燃】を2枚重ねて立てかけました。(右中写真)
※できればブロックやレンガで遮熱したいですね。市販の遮熱板もあるようです。

 

 

 

薪ストーブを使うようになったわけ

転がっていた木を短く切って積み上げました
いずれは伐って薪にします。手入れをしてこなかったので建材にはならないのです
3年前から使っている薪ストーブ 先日はずして、自作の小屋に設置しました

” 5,000㎡の土地に転がっているたくさんの木 ”

… これらの木を活用できないだろうか? …
と真剣に考えるようになったのは、3年前です。(右上・右中写真)

いろいろ考えた末、ストーブの燃料の薪にすることにしました。
※隣接する家がない〈延焼、煙のことを心配しなくてよい〉ことも薪にすることにした理由の一つです。

… プレハブに薪ストーブが使えるのか? …  については、「換気扇から煙突を出して使っている」という例があることを聞きました。

そこで、プレハブが来た年〈3年前〉の冬に薪ストーブを設置しました。

身近に薪ストーブを使っている家がなかったので、ネットや雑誌を参考に煙突を繋いだりストーブを設置したりしました。
〈すべて自己責任〉

火入れは、微風で、隣家に向かって風が吹いていない日を選んで行いました。
傍には水のいっぱい入ったバケツを準備しました。
薪の量を少しずつ多くしていき、火力を徐々に強くしていきました。
火力が強くなるたびに、ストーブ台、その下のブロック、床、そして、ストーブ及び煙突周辺の壁や天井など、一つ一つを触り、熱くなっていないかとしつこいほどのチェックをしました。
最後にはストーブが真っ赤になるほど火力を強くし、危険がないことを確認して火入れを終えました。

以来とくに危険なこともなく、薪ストーブで暖をとっています。(右下写真)

 

 

緊張する薪ストーブの火入れ

火入れです。柴の上におがくずを乗せ、火をつけました。
はじめは煙が出ます。でも、薪が勢いよく燃え出すとほとんど出ません。
鉄瓶の湯が勢いよく沸騰するまで火力を上げました。危険がないか確かめるためです。

雨で微風。
万が一小屋が燃えることがあっても他家に被害は及ばないと思われます。

昨日設置した薪ストーブに火入れを行いました。(右上写真)
〈昨シーズン使い残したおがくず、柴、薪を使用〉

… 煙突の本数、煙突のつなぎ方、ストーブと壁との間隔、いずれもここ3年間プレハブで薪ストーブを使っていたときとほとんど同じです。大丈夫と思っていましたが、点火する段になると緊張しました …

はじめは薪の量を少なめにし、火力が強くならないようにしました。
その間、ストーブ及び煙突の周りのブロック、窓枠、ドア枠、波板、めがね石などを触り、高温になっていないか、一つ一つ確かめていきました。
また、小屋の外でも同様のことをし、煙突から出ている煙の様子も確かめました。(右中写真)

… 温度計をそれぞれの要のところに設置する方法もあると思います …

そして、それらの作業を、火力を強くする毎に、繰り返し行っていきました。
最後は、薪を多くし、鉄瓶の湯が勢いよく蒸発するほどに火力を強くして危険の有無を確かめました。(右下写真)

おかげさまで、火入れは、無事に終わりました。