温州みかんの雪囲いに取りかかる

竹を三脚に組む

好天 … 予定通り、温州みかんに雪囲いをすることに。

 

温州みかんは今年よく伸びましたわ。

昨年より50㎝ほど伸び、今や樹高は約2m。

 

これだけになると、レモン〈樹高1m〉やキンカン〈樹高0,7m〉に雪囲いをするようなわけにはいきませんな。

まずは、蔽いを被せるための骨組みをこしらえないと。

で、竹やぶから直径7~8㎝の真竹を切り出し、3mほどの長さに切っていきました。

温州みかんの樹は3本あり、それぞれに3本の竹棒を三脚の形に組んでいきますので、全部で9本の竹棒を準備しました。
〈切り出した真竹は3本です〉

 

それなりの太さの3m長の3本の竹棒を三脚の形に組むって、けっこう難しいですな。

で、どうしたかって?

3本の竹棒を等間隔になるようにしてみかんの枝に斜めに寄りかけ、竹棒の上部〈三脚の頂点の部分〉をひもで結わえました。

地上高2mぐらいの高さのところで結わえることになりますので、台型脚立〈90㎝高〉に上って作業をしました。
落ちないように気をつけて〉

それだけでは風で倒れるおそれがあり、竹棒の足元にそれぞれ杭を打ち、ひもで結わえつけました。(右上写真)

 

今日は急用が入ったこともあり、一つの骨組みをこしらえたところで終わってしまいました。

残り二つの骨組みと蔽いを被せる作業は明後日にする予定です。
〈明日は終日荒れ模様の天気だそうです〉

たわわに実を付けた樹を想像しながら

レモンに雪囲いをしました

予報では、しばらくは暖かい日が続くはずだったのに … 。

今朝はえらい寒かったですな。

木立に来るとき、田んぼには一面霜が降り、車の温度計は2℃を表示していました。

 

雪囲いをするか否かの目安の温度は一応2℃。

「雪囲いをしなければ」という気持ちはあるんだけど、寒くて体が付いて行かない … 。

で、午前中は暖房の効いた温かい室内であれこれと。

午後になってようやく外に出ました。

 

レモンに雪囲いをしていると、集落の高齢〈90歳近く?〉の方が通りかかりました。

「寒いのに精が出るのお。 … それゃー、何の樹や。」

「レモンです。 … 慌てて雪囲いをしているところです。」

「そうか、レモンやったか。 … レモンならウチにも1本植わっとるわ。 … 今じゃ、でか〈大きく〉なってしもうたけど、実がほとんど生らんのや。 … 〈私んとこの樹を見ながら〉樹がちっこいときにアンタみたいにまめに世話をしとれば、いっぱい実が生ったのにのお。 … まあ、がんばれや … 。」

「ありがとうございます。」

 

彼が去った後、しばらくして5本のレモンの木の雪囲いを終えました。(右上写真)

ケンタ君〈飼い犬〉の散歩までにまだ時間がありましたので、キンカン〈3本〉の雪囲いも済ませてしまいました。

幹が折れるかと思うほどたわわに実を付けたレモンとキンカンの樹を想像しながら。

手間のかかる施肥作業

竹チップの中にいたカエルとカブトムシの幼虫

風も収まりました。

午後になると気温が上がり、日も差し始めました。

外に出て作業をすることに。
〈1週間ぶりです〉

雪囲いをと思っていましたが、まだしばらくは暖かい日が続きそうですので、先に果樹に施肥をしました。

 

施す肥料は竹チップ … 4年前の春に孟宗竹を伐採し、それをチップにして木立の中に積んであったものです。

今や竹の原形を留めることなく、色も黒ずみ、一見ふかふかの土と見紛うほどです。

まあ、ふつうの土との一番の違いは、中にカブトムシの幼虫が棲んでいることでしょうな。

※ 4年前、つまり竹を伐採した年のちょうど今頃〈初冬〉、竹チップの中にカブトムシの幼虫はまったく見られませんでした。
が、その翌年からたくさん見られるようになり、それが今日まで続いています。
〈いったいいつまでいるんでしょうな〉

 

一輪車6杯分の竹チップを掘り起こす間に、20匹近くの幼虫が出てきました。

おまけにと言っては何ですが、冬眠中のカエル〈1匹だけですが〉まで出てきてびっくりしましたわ。(右上写真)

※ 5㎝を超えるくらいの体長で、『モリアオガエル』と思われます。

 

出てきたカブトムシの幼虫とカエルをそのままにしておくと、たぶんカラスなどに食べられるでしょうな。

で、すべて竹チップの中に戻しました。

ホントに手間のかかる施肥作業ですわ。

晴れた時間はまさに稼ぎ時

柚子がよう生ってます

〈午前〉10時頃まで雨 … で、室内で録画ディスクを見ていました、

2007年に録画した『謎の古代遺跡』というもので、ゲストに立花隆と立松和平が出てましたわ。

二人とも今や故人となられ、早かった死が残念でなりません。

ご存命なら、この混迷する世の中に指針となるべくご意見を放たれていたでしょう。

 

雨が上がると早めに昼食を済ませ、柚子を捥ぐために菜園に行きました。

大小2本の柚子の木があるのですが、小さい方は鈴生り状態でした。(右上写真)

先日の柿と違い、下の方にもけっこう生っていましたので、捥ぐのが楽でした。

ただ、棘が … 。
〈刺さるとホントに痛いですわ〉

1時間半ほどで、野菜かご〈30㎝×50㎝×30㎝〉がいっぱいになりました。

 

それを自宅の玄関に置くと、木立に戻って山椒の植え替えをしました。

山椒の植え替えが思っていたより早く終わったので、木立前に植わっている果樹に施肥をしました。

肥料には、木立の中に積んである竹チップを使いました。

※ 伐採した竹をチップにして4年半 … いい肥料になってきましたわ。

梅〈3本〉、スモモ〈1本〉、レモン〈5本〉、ブルーベリー〈10本〉に施しているうちに、ケンタ君〈飼い犬〉の散歩時間〈午後4時〉と相成りました。

 

私の住んでいるところ〈日本海側〉は、この時期になると、晴れた時間はまさに稼ぎ時です。

安全第一にボチボチやっていく

本日収穫した富有柿 … 全体的に熟れ過ぎですな

昨日の夕食後、柿を食べているときでした。

父が、

「この富有柿うまいわ。 … 〇〇君〈私の友人のこと〉からもろたんか。 … そういえば、うちの富有柿、まだ捥いどらんかったのお。ひょっとしたら、カラスが突ついとるかもしれんわ。 … 近いうちに穫ってくれんかのお。ついでに柚子も頼むわ … 。」

と。

 

今朝起きると、今にも雪が降りそうな寒い日。

雨も上がり、風も穏やかだったので、9時過ぎに菜園に行きました。
〈柿の木は菜園にあります〉

富有柿の木を見ると、手の届く範囲内に生っている柿は1個もなし。

とにかくはしごに上って取れるものを次から次へと捥いでいきました。

カラスなどの鳥に突かれたものは取らずに、そのまま木に残しました。
〈けっこうありましたわ〉

2時間余りで野菜かご〈30㎝×50㎝×30㎝〉に山盛りになりました。

家では到底食べきれなく、しかも熟れ過ぎた柿が2割方ありましたので(右上写真)すぐに食べた方がよいと思い、取り終わるや否や親戚に行き1/3ほど置いてきました。

 

柚子にについては、柿より日持ちがよく、また、カラスなどに突かれる心配もないので、後日改めて収穫することに … 。

はしごに上っての作業は、ホントに神経も体力も使いますな。

とにかく事故を起こさないように、安全第一にボチボチやっていきますわ。