自宅の裏に1本の柿の木があります。
低いところになっていた柿は、すでに妻が捥いでいます。
高いところ〈3~4m高〉に、柿がまだ100個ぐらい残っています。(右上写真)
妻が言う通り、確かに高いところの柿は大きくてうまそうです。(右上写真)
店頭に並べても十分に通用するような柿がほとんどです。
車庫からはしごを取り出してきました。
はしごを柿の木の太めの枝に寄せかけました。
はしごを〈寄せかけた〉枝の方に何回も押し、枝が折れないか確認をしました。
〈柿の枝は脆く折れやすいので〉
はしごに上って柿を捥ぎ、その捥いだ柿を下にいる妻に順に投げて渡しました。
そうこうしているうちに、父が『高枝切り鋏』を持って来て、傍らで柿を取りはじめました。
※ 『高枝切り鋏』…伸縮する棒の先に鋏が付いていて、高いところになっている柿などを取る器具
すると、今度は、母が捥いだ柿を入れるかごを持ち出して来ました。
両親と私たち夫婦の4人が、1本の柿の木の上下でワイワイガヤガヤ … 。
飼い猫のタロウくん〈雄〉とモモちゃん〈雌〉も、柿の木のすぐそばの松の木に上りはじめました。
初冬の暖かい午前、一家総出の柿捥ぎと相成りました。
〈わずか100個ほどの柿ですが〉
あっ! ケンタくん〈雄の飼い犬〉を言い忘れました。
彼は、家でしっかり留守番をしてくれました。