わからないことだらけの木立の生き物

何の足跡かな?
雪の下でひときわ目立つ赤い実 オモトだそうです

積雪は15cmといったところでしょうか。
ふつうの長靴で何とか歩けそうです。
雪が止んだので、久しぶりに木立の中を歩きました。

小動物らしき足跡を見つけました。(右上写真)

何の動物かはわかりません。

木立の中で、今まで見たことのある歩く動物は、ネコ、野ウサギ、タヌキ、ハクビシンです。

タヌキの場合は、足が短くておなかが雪にこすれるため、足跡といっしょにおなかのこすれた後も残ると言われています。

また、酔っぱらったようにクネクネ歩くとも言われていますので、足跡を見る限りタヌキではなさそうです。

ネコ? 野ウサギ? ハクビシン? … …

自然を相手の生活、足跡からそれが何の動物なのかがわかるくらいになりたいものです。

先日から気になっていた木立の中の『赤い実』ですが、 ” オモト ” ということがわかりました。〈両親に聞きました〉(右下写真)

… 細長い大きな葉が、南国的な雰囲気をかもし出します。暖地では露地植えできます。高さは30~50cm、冬には赤い実がなります。 …
【花づくり園芸館:小学館】 P274

退職後〈約10か月〉毎日のように歩き回っている木立ですが、わからないことだらけです。

雪虫も降雪との関係はあまりなさそう

小屋の近くでフワフワ飛んでいる雪虫 白い点々が雪虫です
左上の白いのが雪虫 鮮明に撮れなくて残念です
屋外流し台にたむろしていたカマキリ 結局小屋前の薪割り台に卵を産みました

屋外に出ると、白い小さな綿のような虫がフワフワと浮いたように飛んでいました。〈無風状態でした〉 (右上写真・右中写真)

” 雪虫 ” のようです。

… アブラムシの仲間です。… 雪虫が出現する時期は10月~11月の秋ごろ。気温が低くなってから、見かけるようになります。出現する場所はほとんど北海道…とはいえ東北北部を中心として本州にも生息しているようですが、ほとんど雪虫=北海道と言って良い程、北海道で見られることが多いです。
東京でも普通に目撃されていますがいまだに謎の多い生物です。
… 雪虫が飛ぶ1週間以内など、近いうちに初雪が降ると言われますが、実際にはそれほどの強い相関関係はなく、あくまで季節的に発生と初雪が近いというだけのようです。 
【ネット:のらりくらりさんより】

雪虫と降雪との関係は、あまりないようですね。

以前にも虫と降雪の関係について、お伝えしました。
〈11月1日付のブログ参照〉

そのときに紹介したカマキリの後日談です。

屋外流し台にしばらく居ついていたカマキリでしたが、ブログで紹介した数日後に、小屋前に積んであった薪割り台の南に面した箇所に卵を産みました。(右下写真)

地上高1mほどのところになりますが … 。
カマキリの場合も、雪虫同様、降雪との関係があまりないとのことでしたね。

その薪割り台は、それ以後使わないようにしています。

 

 

 

カメムシとカマキリと雪の関係

いつの間にか侵入してきたカメムシ
屋外の流し台に居ついたカマキリ

部屋にカメムシが4匹もいました。(右上写真)

薪を部屋に運ぶときにいっしょに入って来たのでしょうか。
例年ストーブを焚き始めたような時期によく見ます。
暖かいところを好むようです。

カメムシを一度に4匹も見るのはめずらしく、ふと … カメムシが多い年は、大雪になる … ということを思い出しました。

と同時に、2週間ほど前から屋外の流し台に居ついているカマキリが目に浮かんできました。

雌のようです。
卵を流し台に産み付けるのでしょうか。
今カマキリがいる場所に卵を産み付けるとなれば、そこは地面から80cmぐらいの高さになります。(右下写真)

… カマキリは卵を雪に埋もれない高さで産む … 雪に埋もれると空気が遮断され、孵化しないから …
ということは、今年の積雪は80cm近く ?

… 4匹のカメムシと地面から80cmの高さにいるカマキリ …

今年は大雪?

ネットで調べてみました。【eagle loveさんより】
… 昆虫と気象に関して言われているものはたくさんあります。しかし、どれも確実なものはありません。… … カマキリの位置に関しても、本当だという説があったり、誤りだという説があったりと、証明はされていませんし、必ず雪の高さと関係しているとは言えません。カメムシに関してもそれと同じです。 …

他、「カメムシ・カマキリ・雪」に関していくつか調べましたが、ほとんど eagle loveさんとよく似た内容でした。

自然とうまくつき合って生活をする

草を刈る前に杉の葉を除ける(一輪車8杯分)
木屑を天日干し これで2日間暖がとれます

草刈りが捗りません。
先日の台風によって落ちた大量の杉の葉が、草におおいかぶさっているからです。

杉の葉を除けた後、草刈りをすることにしました。
わずか50㎡ほどの広さのところに一輪車8杯分の杉でした。
近いうちに焼却します。(右上写真)

で、草刈りをはじめると、地面がでこぼこしていて刈りにくいのです。
地面をよく見ると、モグラが潜った跡がいたるところに見られます。
杉の葉を除けると今度はモグラ … 。
こんなのを … モグラたたき … というのでしょうね。

草刈りを頻繁にする私にとって、今後モグラも、” 手ごわい自然 ” の一つになりそうです。

でも、自然にはよい面もたくさんあります。
太陽エネルギーもその一つです。
先日薪割りをしたときに木屑がでました。
少し湿っていましたので、天日干しにしました。(右下写真)
この時期は朝夕に暖をとればこと足りますので、これで2日分の燃料が確保できました。

” 手に負えない自然 ” ” 手ごわい自然 ” ” すばらしい自然 ” などいろいろありますが、かわしたりくっついたりしてうまく自然とつき合っていきたいですね。

 

 

 

 

ヤマカガシもシマヘビもどちらも恐い

ヤマカガシの脱皮後の皮
脱皮後用水路を移動中のヤマカガシ
最後は側溝のトンネルに

ヤマカガシに出会いました。
プレハブ前の用水路で脱皮中でした。

いつもは逃げるようにその場を去る私ですが、今回はブログに書くために、デジカメを取りに小屋の方へ戻りました。
で、用水路に戻ってみると、ヤマカガシがいないではないですか。

あるのは脱皮後の皮だけです。(右上写真)

近くを見ると、用水路の先の方へ移動中でした。
脱皮後のせいか、いつもの鮮やかな朱色と黒のまだらが少しかすんで見えました。(右中写真)

写真を撮ろうとヤマカガシに近づくと、ヤマカガシの動きがだんだん速くなりました。
そして、最後はふたのしてある側溝に入って見えなくなりました。(右下写真)

ヘビに関する話をもう一つ。

9月上旬のことでした。

土手の草刈りをしているとき、60cmほどのシマヘビが現れました。驚いたのかすぐに逃げていきました。
そして、今度は1mくらいのシマヘビが現れました。気のせいかもしれませんが、私を見据えているようで、逃げる気配は感じられませんでした。
私との距離は3mほどありましたので、見て見ぬふりをして作業を続けました。
先に現れたヘビと親子かつがいであったのかもしれません。

シマヘビについては、次のような話があります。
… 一度、シマヘビを見つけて、畑の中を追いかけていたら、シマヘビが急に止まって振り向き、こっちへ突進してきたことがあった。あわてて逃げたが、あのときは怖かった。非常に気の強いヘビなのである。 …
【食でたどるニッポンの記憶:小泉武夫著 東京堂出版】 P67より

草刈りは無事終了いたしました。

食でたどるニッポンの記憶