彼も春を待っているんでしょうな

冬枯れの木立にて  2024 1.31 2:10PM

昨日の最高気温は9℃、そして今日は13℃。

大寒には珍しく暖かい日が続いています。

風も南寄りの微風で、日中は寒さをほとんど感じません。

※ 朝は、放射冷却現象で凍るほど寒いですが。

 

午後になると、木立内でも日が当たるところは、サンダルで歩けるくらいに地面が乾いていました。(右上写真)

散乱している杉葉もよく乾いていたので、拾い集めることに。

※ 枯れて乾いた杉葉は、焚き付けにうってつけ。
それら杉葉少量と枯れ枝7~8本をストーブの炉に入れ、その上に細めの薪を3本ほど乗せてマッチで火を点けると、容易にストーブが焚けます。

 

段ボール〈30㎝×50㎝×50㎝〉2箱分を拾い集めました。

ひと月分ほどの焚き付けの量になり、これで何とか春まで持ちそう。
〈枯れ枝及び薪についてはすでに十分に蓄えてあります〉

ひと月後といえば、2月も末になっていて、もう春。

その頃になると、一段と暖かく晴れる日も多くなり、乾いた杉葉集めに今ほど難儀することはありません。

 

杉葉を詰めた段ボール箱を持って木立から戻ろうとしたとき、いきなり「ケン、ケン」と勇ましい大きな鳴き声がしました。

声がしたところに目をやると、40mほど離れた田んぼに、赤いトサカで鮮やかなグリーンの胸元の堂々たる雉の雄鶏が … 。

彼も春を待っているんでしょうな。

新年を迎える準備ができました

野焼きをし、薪棚前をすっきりと。       2023 12.30 10:15AM 薪棚前で

予報通り、いい天気になりました。

しかも10℃を超えるような暖かさ。

風も弱いので、薪割りをしたときに出た木屑と木の皮を搔き集め、焼却場で燃やしました。

火の勢いがある程度収まった時点で、火の様子を時折見ながら薪を薪棚に積み上げていきました。

※ 右上写真のように、焼却場と薪棚が近いので、野焼きをしつつ同時並行で作業ができます。
薪棚方向に風が吹いている場合は、野焼きを控えるようにしています。
〈今日はまるっきり反対でした〉

薪の積み上げは2時間ほどで終わり、薪棚前はすっきりときれいになりました。(右上写真)

 

午後は木立をひと回りし、雪囲いを補修したり、先日の雪で折れた竹を取り除いたりしました。

また、ブルーベリーの枝にぶら下がっていたミノムシを一つ一つちぎり取っていきました。

※ 夏の終わり頃だったと記憶しています。
全部の葉っぱが食べられて、丸裸になったブルーベリーの木がありました。
原因はミノムシでした。
「駆除しなければ」と思いつつ、今日に至った次第です。
ネットで調べた限りでは、ミノムシは絶滅危惧種とか。
ということは、ただ駆除すればいいというものでもないのかも。
… 勉強します …

 

好天のおかげで木立に関しては、新年を迎える準備ができました。

手間のかかる施肥作業

竹チップの中にいたカエルとカブトムシの幼虫

風も収まりました。

午後になると気温が上がり、日も差し始めました。

外に出て作業をすることに。
〈1週間ぶりです〉

雪囲いをと思っていましたが、まだしばらくは暖かい日が続きそうですので、先に果樹に施肥をしました。

 

施す肥料は竹チップ … 4年前の春に孟宗竹を伐採し、それをチップにして木立の中に積んであったものです。

今や竹の原形を留めることなく、色も黒ずみ、一見ふかふかの土と見紛うほどです。

まあ、ふつうの土との一番の違いは、中にカブトムシの幼虫が棲んでいることでしょうな。

※ 4年前、つまり竹を伐採した年のちょうど今頃〈初冬〉、竹チップの中にカブトムシの幼虫はまったく見られませんでした。
が、その翌年からたくさん見られるようになり、それが今日まで続いています。
〈いったいいつまでいるんでしょうな〉

 

一輪車6杯分の竹チップを掘り起こす間に、20匹近くの幼虫が出てきました。

おまけにと言っては何ですが、冬眠中のカエル〈1匹だけですが〉まで出てきてびっくりしましたわ。(右上写真)

※ 5㎝を超えるくらいの体長で、『モリアオガエル』と思われます。

 

出てきたカブトムシの幼虫とカエルをそのままにしておくと、たぶんカラスなどに食べられるでしょうな。

で、すべて竹チップの中に戻しました。

ホントに手間のかかる施肥作業ですわ。

なぜかしら野良猫の最期を看取ることに

死骸をタオルで覆う

午前9時頃のことでした。

梅に水やりをしていると、道路の真ん中に猫が横になっているではありませんか。

飼い猫のタロウ君も、暑い時期によく道路に横になっているのですが、日が差している時間帯にそのようなことはしません。

ましてや木立前の道路はけっこう車が行き来しています。
〈木立前道路は集落のメインストリートです〉

 

おかしいなと思いつつ猫に近づいて行くも、まったく逃げる気配なし。

〈猫の〉目も私の動きを追っている様子が感じられず、ただ開いているだけ … 。

… 車に撥ねられたようです …

虫の息を通り越し、微かに腹部が上下している有様で、内臓も一部飛び出していました。

近くの空き家を棲み処にしている野良猫のようでした。

 

折よく車の行き来もなかったので、段ボール箱を持ってきて板状にし、それに乗せてプレハブ裏の日かげまで運んで来ました。

… あとどれだけ持つやろか …

涙が出てきました。

水やりがまだ途中でしたので、続きをするためにその場をしばし離れました。

で、水やりを終えて戻って来ると、腹部の上下の動きが完全に止まっていました。

 

手を合わせた後、死骸をタオルで覆い(右上写真)、役所に連絡をしました。

小一時間待ったでしょうか、役所から委託された業者の方が死骸を引き取りに来ました。

なぜかしら野良猫の最期を看取ることに。

これも何かの縁でしょうな。

暑かった夏ともお別れのようです

インゲン豆の棚を整理することに

日が傾くのが早くなりました。

今や午後3時ともなると、インゲン豆の棚の辺りは完全に日かげ状態です。

気温は相変わらず高かったけど〈32℃くらいか〉、北風が吹いて心地よく、インゲン豆の棚を整理することにしました。(右写真)

※ インゲン豆の種が入っていた袋には、「丈夫で長期間収穫できる」と書かれていたのですが、残念ながらその割でもありませんでした。
世話が雑だったのかも。
来年もインゲン豆を育てたいと思っています。
〈もちろんていねいな世話をして〉

 

棚の整理は2時間弱で終わり、その後、果樹に水やりをしました。

で、その水やりも終え、今、このブログ記事を書いています。

時刻は5時50分、プレハブの西窓から沈みつつある夕日が見えます。

冷房を入れていないにもかかわらず室内は28℃で、とくに暑いということはありません。

湿度は65%と若干高めですが、北窓から入る風がそれを減殺してくれているという感じです。

この時間帯に、冷房なしで、不快な気分になることもなくパソコン画面に向かうのは1か月半ぶりです。

 

窓の外から、セミの声がもの悲しさを漂わせているように聞こえてきます。

一時期のあの勢いはどこへ行ったのでしょう。

夕暮れの中で、下のほうの葉っぱが茶色く枯れたヒマワリがうなだれています。

 

いよいよ暑かった夏ともお別れのようですな。