自分本位の考えでした

この程度のネットの張り方ではダメなんですな

自分がつくったイチゴを初めて食べたのは6日前。

※ 食べたときの様子については、5.5付ブログ記事『【ゆずり葉】の詩を思い出す』をご覧ください。

それ以後、食べていないし、収穫もしていないのです。

だって、赤くならないんですから。

 

他家の畑では、私のところより遅く花が咲いたにもかかわらず、赤い実がちらほら見られます。

なんで私のところだけ?

原因を探るべく、昨日イチゴ畑の中で最も色づいているものを頭に刻み付けて帰りました。

今朝確認するとそれが無くなっていました。

ネットを張ってあるのに。

 

【思い当たる節】
大きめのイチゴが順に無くなっているような気がうすうすしていました。

その一方で、ネットを張ってあるからそんなことはあり得ないとも思っていました。

今朝の確認で判明しました。

何ものかの仕業でイチゴが無くなっているということが。

日中ではなく夜中に無くなったので、鳥ではなくて獣です。

マルチシートをよく見ると、足跡らしきものがいくつか残っていました。

5つの爪痕〈ハクビシン〉にも見えますし、4本の爪痕〈タヌキ〉にも見えます。

どちらにしても、ネットの張り直しです。

 

実が熟したらすぐにネットをめくって収穫できるようにと、緩く張ったのが間違いでした。(右上写真)

その緩いところから侵入したようです。

自分本位の考えでしたな。

【ゆずり葉】の詩を思い出す

イチゴにネットを被せました

イチゴが色づいてきました。

一週間後ぐらいに初収穫ができそうです。

… が、我慢できなく、最も色づいているものを1個食べました。

お店に売っている真っ赤なイチゴよりずっと甘いではないですか。

タヌキ、ハクビシン、カラス、ヒヨドリなどにあげるわけにはいきませんな。

すぐにネットを被せることに。

午前中いっぱいかかりました。(右上写真)

 

昼食を食べていると、〈ゴールデンウィークで〉帰省中息子から電話がかかってきました。

「木立の中の竹チップんとこにカブトムシの幼虫おるて言うとったけど、今から採りに行ってもええか?」

「どんだけでも〈どれだけでも〉持っていけや。 … スコップを準備しとくわ … 。」

 

しばらくすると、奥さんと2人の子どもを連れてやって来ました。

子どもは、4歳3か月の男の子と1歳11か月の女の子です。
〈私にとっては孫です〉

男の子は、現在カタツムリを飼っているとのこと。

で、木立にカブトムシの幼虫がいると聞き、カブトムシの幼虫も飼ってみたいと言い出したらしい。

 

ジャガイモの芽かきをしていると、木立の中から賑やかな話し声が聞こえ、家族そろってカブトムシの幼虫採りを楽しんでいる様子が伝わってきました。

ついこの間まで這っていた子が、もうカブトムシに興味を持つ年齢に … 。

ふと、河井酔茗の詩【ゆずり葉】を思い出しました。

すでにイノシシとのバトルが

バッテリーとつなぎ、電流も流れるようになりました。

今冬は例年と比べ、イノシシの出没が多いそうです。

で、電気柵の設置も前倒しになり、今日、集落の有志12人で、イノシシ防護用電気柵を設置しました。

 

雪がちらつく寒い中、かじかみそうな手で、電線を張ったり結んだりしました。

電線は、地上高20㎝と40㎝の2か所に張っていき、中腰の姿勢での作業になりますので、腰にけっこうな負担がかかりました。

また、山の中では、法面での作業が多くなり、滑って転ばないように踏ん張っているだけで疲れました。

電気柵の総延長は約3㎞に及び、ポールを立てる係、ポールをトンカチで叩いて地面に固定させる係、ポールに電線の止め具を付ける係、電線を張る係、電線近くの落ち葉を取り除く係など、それぞれの係を交代しながら作業を進めていきました。
〈一番しんどいのは、電線張りかな。〉

電線を張り終わった後、バッテリーをつないで電流を流すわけですが、その作業だけは慣れた人が一人でしました。(右上写真)

 

午前に3間半、午後に1時間半と、5時間ほどの作業でした。

後片付けも終わり、町会長さんが最後のあいさつをしようとしたときでした。

… 町会長さん宅近くにイノシシ出没! …

とのメールが、町会長さんに届きました。

町会長さん及び参加者全員 … 苦笑 …

 

すでにイノシシとのバトルが始まっている感じですな。

そのうちに露地栽培ができなくなるかも

イチゴ苗を植えていると …

イチゴ苗を植えていると(右写真)、知人が訪ねて来ました。

「ごくろうさん。イチゴ植えとるんか。 … 実は、夏にアンタからもろうたイチゴの苗を枯らしてしもうたんや。 … で、もう一度もらえんかのおー … 。」

「〈植えかけの苗を見ながら〉ご覧の通り、自分の分はすでに確保してますんで。 … 道路脇の〈イチゴ〉畑から、必要な分だけ掘って持って行ってください。 … ところで〇〇さん〈知人のこと〉、アリ対策はどうなさっていますか。」

「ワシんとこはアリ対策以前に問題があるんや。赤くなる前にタヌキか何かに持って行かれるんや。ネットを張ってあっても。 … まあ、とにかく今年も植えてみるわ … 。」

 

それを聞いたとき、先日、親戚から聞いた話を思い出しました。

親戚の知人で、山手に住んでいる人の話でした。

「▢▢〈山手に住んでいる人のこと〉んとこは、サツマイモづくり止めたらしいわ。 … 何でかいうと、イノシシがやって来て、地面ほじくって全部食べてしもうらしいわ … 。」

 

今日来た知人の話、親戚の話していたことを思うと、

いつも私が愚痴っている

… イチゴが熟れた頃にアリが食べるんでホントに困るわ。 …
… サツマイモ、葉っぱばかりでかて実が少ないんや。 …

は、贅沢な悩みになりますな。

そのうちに露地栽培ができなくなる時代が来るかも … 。

プレハブ管理は自分のためだけではない

プレハブの入り口近くにあったアシナガハチの巣

昼食を食べているときでした。

なんか足の甲が痛いような … 。

見ると、アブが刺している最中ではありませんか。

足を振ると足から離れたのですが、今度は右肩に止まりました。

肩を動かさないようにし、アブをじっと見つめ、タイミングを見計らって左手で叩きました。

成功!

 

プレハブ内を見回すと、他に虫はいませんでした。

ただ、プレハブの入り口近くに、4~5匹のアシナガバチが飛び回っているのが気になりました。

アブならまだしも、ハチに刺されたらたまったものではないですな。

駆除することにしました。

 

しばらくハチの様子を見ていると、棚にある木箱に出入りしているようでした。

が、木箱の口が目線より高いので、木箱の中の様子が見えませんでした。

殺虫剤〈キンチョール〉を持った手をできるだけ上まで伸ばし、木箱の中をめがけて思いっ切り噴射しました。

一挙に10匹ほどのハチが飛び出してきました。

恐怖で体がのけ反りました。

幸いにも刺されずに済みましたが。

箱を下ろして中を見ると、大きな巣がつくられており、優に50匹を超すハチが横たわっていました。(右上写真)

 

… 殺虫剤をかける前に箱を下ろしたり覗いたりしなくてよかった …

とつくづく思いました。

と同時に、自分だけでなく、訪れる人のためにもプレハブをしっかり管理しなければ、と思った次第です。