それぞれが夏の終わりを告げているよう

色づき始めた山桜の葉っぱ

朝、木立を歩いていると、山桜の周辺に黄色や茶色っぽい葉っぱが落ちていました。

※ 4日前に除草したときは落ち葉はなかったように記憶しています。

見上げると、緑の葉っぱの中に色づいたものがポツポツ混じっていました。(右写真)

木立には12~13本の山桜があり、いずれもよく似た状態でした。

専門の方に見てもらったわけではないのですが、病気ではなさそうです。

季節の移ろいに伴う生理現象と思われます。

ネットで調べると、長雨や猛暑が原因で早く落葉することがあるとのこと。
〈今回の場合は、猛暑が原因かな。〉

 

夏も一区切りがついたようです。

朝起きて自宅の玄関の戸を開けたときの空気からして違っていました。

緩みの無い引き締まった空気感でした。

プレハブに入ったときも、窓を開けることを忘れるほどの涼しい室内でした。

午前中、3時間ほど外で作業をしたのですが、水風呂に入る気にはなりませんでした。

昨日まで走るように自宅に戻り、水風呂に飛び込んでいたのが噓のようです。

 

今〈午後2時半〉、このブログ記事を書いています。

窓外では、どんよりとした空の下、うなだれたヒマワリが強めの北寄りの風を受けて揺れています。

ミンミンゼミとツクツクボウシの声も弱々しくて寂しそう

 

山桜、ヒマワリ、セミ、そして、風と空気感 … 。

それぞれが夏の終わりを告げているようです。

食べ物全体がおいしくなってきている

防鳥ネットに5㎝ほどの隙間が

まさか。

ブルーベリーが植わっているところに近づくと、なんとスズメ1羽とヒヨドリ2羽がネットの中にいるではありませんか。

私に気づいたらしく、逃げるのに必死 … 。

が、入るには入っても、恐怖が先立っていて入ってきたところを見つけられないようです。

ネットの中をジタバタ行ったり来たりしているだけです。

 

私の願いは速やかにネットから出て行ってほしいだけ。
〈捕まえる気は毛頭なし〉

脅かさないようにしてしばらく様子を覗っていました。

するとネットの上の方から出ていきました。

よく見ると5㎝ほどの隙間が開いているではありませんか。(右上写真)
〈下から見ると死角になっていて見えにくいんですな〉

すぐに隙間を塞ぎました。

昨夕熟した実をすべて穫ったところですので、幸いにも被害は少なくて済みました。

 

ヒヨドリにはホントに気をつけなければなりません。

一度味を占めると、全部無くなるまで食べられてしまいます。

それも数羽でやって来て、熟した実から順に上手に食べていくのです。

燐家の主の話では、それでスモモとグミが全滅になったとのこと。

 

私が幼い頃〈60年前〉、今ほど防鳥ネットが張られていませんでした。

が、今はトマトにまでネットを張る時代です。
〈私も張っています〉

理由は、

… 食べ物全体が昔と比べておいしくなってきている …

ことにあるようです。

厳しい自然の掟

内臓を食べられてしまったカブトムシの死骸 竹チップの山にて

田んぼの畔草刈りをしていると、誰かが話しかけているような … 。

顔を上げると集落の人が立っていました。

草刈り機のエンジンを切ると、

「仕事中に悪いのお。 … あんたんとこの木立に入ってカブトムシを捕まえてええか?」

「そりゃーええけど、おるかのお。 … 今年はカブトムシの死骸ホントによう見るわ。 … まあ、探して持ってけ〈行け〉や … 。」

 

30分ほどすると草刈りも終わりましたので、木立の竹チップを積んであるところに様子を見に行きました。

竹チップの山を掘り返してカブトムシを捕っている最中でした。

その傍らには、10匹ほどのカブトムシが入ったケースがありました。

 

「いつもなら夏至ぐらいまでにみんな飛び立っていくのに、何でこんな時期にまだおるんや・」

「たぶん異常な暑さのせいやと思うわ。 … あんたさっきカブトムシの死骸よう見るいうたけど、カブトムシもあんまり暑〈く〉て、飛び立つ頃合いを間違えてしもうたんや。 … で、モタモタシとるうちにタヌキやカラスにやられてしもたんや … 。」

 

内臓を食べられてしまったカブトムシの死骸(右上写真) …ざっと見ただけでも100はありそうです。

自然の掟は厳しいですな。

 

なお、捕ったカブトムシは近くの保育園に持っていくとのこと。
〈ボランティアおつかれさま〉

ヘビよ頼むから逃げてくれ

水路脇に咲くヒメジョオン

木立前の水路脇に、かわいい白い花が目立ち始めました。(右写真)

背の高さは60㎝前後でしょうか。

ヒメジョオンです。

※ よく似た花にハルジオンがありますので、一応ネットで調べてみました。
ハルジオンが咲く時期は4~6月で、ヒメジョオンは5~8月とのこと。
最近とみに目に付くつくようになってきたので、ヒメジョオンといえますね。
茎の中身が空洞ならハルジオン、詰まっていたらヒメジョオンという見分け方が有名です。
実際に折ってみると詰まっていました。
ヒメジョオンに間違いありません。

 

ヒメジョオンは放っておくと1mを超える高さになり、茎も太くなって硬くなります。

除草するとなると、ナイロンコードでは歯が立ちません。

チップソーで刈り倒すことになります。

… … …

実を言うと、この前チップソーで草を刈っているときに草むらにいた蛇もいっしょに切ってしまったのです。
〈60㎝ほどの長さのヤマカガシでした。見るに忍びず、刈った草で蔽いました。〉

今ならヒメジョオンの茎もまだ細くて柔らかいので、ナイロンコードで刈り倒せます。

ナイロンコードなら、蛇に当たっても切ってしまうことはありません。

で、本日水路脇の草刈りを済ませたという次第です。

 

前回のタイトルは、『ハチよ頼むから来ないでくれ』でした。

今回は、『ヘビよ頼むから逃げてくれ』ですな。

ハチよ頼むから来ないでくれ

プレハブに隣接する物置にあるアシナガバチの巣 … ハチが1匹いますな

先日親戚が訪ねて来たときでした。

車の窓を開けるとハチが … 。

幸いにも刺されませんでしたが、びっくりした様子でした。

「近くにハチの巣があるんと違うか。 … 何とかせんとそのうちに刺されるわ … 。」

 

おっしゃる通り、プレハブに隣接する物置にアシナガバチの巣があり、4~5匹巣に群がっていました。

スプレー式の殺虫剤を3秒ほど吹きかけると、パラパラと落ちていきました。
〈スプレー式の殺虫剤ってよく効きますな〉

巣だけが残りました。

が、1週間ほどすると、その巣に3匹のアシナガバチが群がっていました。

再度殺虫剤を吹きかけました。

それで終わりと思いきや、その巣に今日また1匹のハチが … 。(右上写真)

殺虫剤でハチを落とし、巣にハチが残っていないかを確認した後、巣を取り払いました。

 

… が、まだ物置を飛び回っているハチがいます。

それも何匹も … 。

それらの動きをよく見ていると、物置の奥のほうにもう一つ巣があることがわかりました。

スプレーを吹きかけても届かない距離でしたので、手前にあった物を一つ一つ除けながら巣に近づきました。

ハチに刺されずに無事にスプレーを吹きかけることができました。

もちろん巣も取り払いました。

 

殺生はしたくないけど、致し方ないですな。

ハチよ、頼むから来ないでくれ!