食べ物全体がおいしくなってきている

防鳥ネットに5㎝ほどの隙間が

まさか。

ブルーベリーが植わっているところに近づくと、なんとスズメ1羽とヒヨドリ2羽がネットの中にいるではありませんか。

私に気づいたらしく、逃げるのに必死 … 。

が、入るには入っても、恐怖が先立っていて入ってきたところを見つけられないようです。

ネットの中をジタバタ行ったり来たりしているだけです。

 

私の願いは速やかにネットから出て行ってほしいだけ。
〈捕まえる気は毛頭なし〉

脅かさないようにしてしばらく様子を覗っていました。

するとネットの上の方から出ていきました。

よく見ると5㎝ほどの隙間が開いているではありませんか。(右上写真)
〈下から見ると死角になっていて見えにくいんですな〉

すぐに隙間を塞ぎました。

昨夕熟した実をすべて穫ったところですので、幸いにも被害は少なくて済みました。

 

ヒヨドリにはホントに気をつけなければなりません。

一度味を占めると、全部無くなるまで食べられてしまいます。

それも数羽でやって来て、熟した実から順に上手に食べていくのです。

燐家の主の話では、それでスモモとグミが全滅になったとのこと。

 

私が幼い頃〈60年前〉、今ほど防鳥ネットが張られていませんでした。

が、今はトマトにまでネットを張る時代です。
〈私も張っています〉

理由は、

… 食べ物全体が昔と比べておいしくなってきている …

ことにあるようです。

厳しい自然の掟

内臓を食べられてしまったカブトムシの死骸 竹チップの山にて

田んぼの畔草刈りをしていると、誰かが話しかけているような … 。

顔を上げると集落の人が立っていました。

草刈り機のエンジンを切ると、

「仕事中に悪いのお。 … あんたんとこの木立に入ってカブトムシを捕まえてええか?」

「そりゃーええけど、おるかのお。 … 今年はカブトムシの死骸ホントによう見るわ。 … まあ、探して持ってけ〈行け〉や … 。」

 

30分ほどすると草刈りも終わりましたので、木立の竹チップを積んであるところに様子を見に行きました。

竹チップの山を掘り返してカブトムシを捕っている最中でした。

その傍らには、10匹ほどのカブトムシが入ったケースがありました。

 

「いつもなら夏至ぐらいまでにみんな飛び立っていくのに、何でこんな時期にまだおるんや・」

「たぶん異常な暑さのせいやと思うわ。 … あんたさっきカブトムシの死骸よう見るいうたけど、カブトムシもあんまり暑〈く〉て、飛び立つ頃合いを間違えてしもうたんや。 … で、モタモタシとるうちにタヌキやカラスにやられてしもたんや … 。」

 

内臓を食べられてしまったカブトムシの死骸(右上写真) …ざっと見ただけでも100はありそうです。

自然の掟は厳しいですな。

 

なお、捕ったカブトムシは近くの保育園に持っていくとのこと。
〈ボランティアおつかれさま〉

ヘビよ頼むから逃げてくれ

水路脇に咲くヒメジョオン

木立前の水路脇に、かわいい白い花が目立ち始めました。(右写真)

背の高さは60㎝前後でしょうか。

ヒメジョオンです。

※ よく似た花にハルジオンがありますので、一応ネットで調べてみました。
ハルジオンが咲く時期は4~6月で、ヒメジョオンは5~8月とのこと。
最近とみに目に付くつくようになってきたので、ヒメジョオンといえますね。
茎の中身が空洞ならハルジオン、詰まっていたらヒメジョオンという見分け方が有名です。
実際に折ってみると詰まっていました。
ヒメジョオンに間違いありません。

 

ヒメジョオンは放っておくと1mを超える高さになり、茎も太くなって硬くなります。

除草するとなると、ナイロンコードでは歯が立ちません。

チップソーで刈り倒すことになります。

… … …

実を言うと、この前チップソーで草を刈っているときに草むらにいた蛇もいっしょに切ってしまったのです。
〈60㎝ほどの長さのヤマカガシでした。見るに忍びず、刈った草で蔽いました。〉

今ならヒメジョオンの茎もまだ細くて柔らかいので、ナイロンコードで刈り倒せます。

ナイロンコードなら、蛇に当たっても切ってしまうことはありません。

で、本日水路脇の草刈りを済ませたという次第です。

 

前回のタイトルは、『ハチよ頼むから来ないでくれ』でした。

今回は、『ヘビよ頼むから逃げてくれ』ですな。

ハチよ頼むから来ないでくれ

プレハブに隣接する物置にあるアシナガバチの巣 … ハチが1匹いますな

先日親戚が訪ねて来たときでした。

車の窓を開けるとハチが … 。

幸いにも刺されませんでしたが、びっくりした様子でした。

「近くにハチの巣があるんと違うか。 … 何とかせんとそのうちに刺されるわ … 。」

 

おっしゃる通り、プレハブに隣接する物置にアシナガバチの巣があり、4~5匹巣に群がっていました。

スプレー式の殺虫剤を3秒ほど吹きかけると、パラパラと落ちていきました。
〈スプレー式の殺虫剤ってよく効きますな〉

巣だけが残りました。

が、1週間ほどすると、その巣に3匹のアシナガバチが群がっていました。

再度殺虫剤を吹きかけました。

それで終わりと思いきや、その巣に今日また1匹のハチが … 。(右上写真)

殺虫剤でハチを落とし、巣にハチが残っていないかを確認した後、巣を取り払いました。

 

… が、まだ物置を飛び回っているハチがいます。

それも何匹も … 。

それらの動きをよく見ていると、物置の奥のほうにもう一つ巣があることがわかりました。

スプレーを吹きかけても届かない距離でしたので、手前にあった物を一つ一つ除けながら巣に近づきました。

ハチに刺されずに無事にスプレーを吹きかけることができました。

もちろん巣も取り払いました。

 

殺生はしたくないけど、致し方ないですな。

ハチよ、頼むから来ないでくれ!

防鳥ネットを完璧に仕上げたい

ブルーベリーに防鳥ネットを張りました … 後ろの一部分が未完〈続きは明日に〉

昨日のことでした。

木立回りをしていると、紫色に熟しているブルーベリーが1個あることに気づきました。

摘まんで口に入れると !

あと1週間ほどすると、収穫時期に入ります。

実の付き具合を見るに今年は豊作のよう。

 

早朝より防鳥ネットを張る作業に取りかかりました。

昨年支柱として使っていた竹棒が割れたり折れたりしていて使いものにならないので、竹の切り出しからスタートしました。

防鳥ネットを張る〈竹の〉骨組みは、高さ1,9m、幅7,1m、奥行き2,3mで、けっこうな大きさです。(右上写真)

竹を適切な長さに切ったり枝を落としたりした後、それらをブルーベリーの樹があるところまで運び出して組み立てました。

しばらくすると隣家の主がやってきました。

「ご苦労さん。いよいよブルーベリーの季節やのお。 … ネットしっかり張っとかんとヒヨドリにやられるわ。 … わしんとこのグミ、ヒヨドリにやられてしもうたんや。あんな渋いグミでも食べられるんやし、甘いブルーベリーはなおさらや。ホント気ぃ付けた方がええわ。」

 

おっしゃる通り。

ヒヨドリはよく見ています。

ネットに隙間があると、そこから入って来て食べるだけ食べて上手に出ていきます。

明日防鳥ネットを完成させる予定ですが、完璧に仕上げたいと思っています。