井戸水を暑さ凌ぎに使う方法はあるやろか

井戸水の汲み上げ

作物や花に撒く水がなくなったので井戸水を汲み上げることに。

※ 木立には水道がありません。
で、作物や花に撒く水は井戸水を使っています。
〈木立の中にある〉その井戸(右写真)は、集落に水道が引かれるまで使われていたもので、つくりが割としっかりしていて、今でも飲み水以外には十分に使えます。

 

【井戸水を汲み上げる手順】
① ふたの鍵を開ける。〈危険防止のために普段は施錠〉
② 水中ポンプを井戸水の中に吊るす。(右上写真参照)
③ 水中ポンプに通電。
井戸水がポンプにつながれた30mほどのホースを伝って、畑の横にある貯水タンク〈200㍑〉とたらい〈100ℓに〉の方に行きます。
④ タンクとたらいがいっぱいになったら電気を切る。
⑤ 水中ポンプを井戸から上げる。
⑥ 井戸にふたをして鍵をかける。
※ 所要時間は小1時間。〈夏場のみ10日に1回程度汲み上げています〉

※ 
タンクとたらいに貯めた水は、じょうろに小分けして使います。

 

今日のような猛暑日並みの日に、冷たい水を触っているとホントに気持ちがいいですな。

ふと、井戸水を水やり以外に利用できないものか、と思いました。

井戸に貯まっている水は、常時1,000ℓ余り。

たとえ全部使い切っても3~4日すれば元の水量に戻り、枯れないことは実証済み。

井戸水を暑さ凌ぎに使う方法はあるやろか。

後始末はいったい誰がするんでしょうな

ジャガイモを収穫した後の畑の様子

昨晩のことでした。

父が、

「明日、〈菜園の〉ジャガイモを掘り起こそうと思うとるんや。で、手伝ってほしいんやけど … 。」

と。

「ああ、先日、タマネギ畑の草むしりをしていたとき、そろそろやなとワシも思うとったんや。 … そやけど、明日は異常な暑さになりそうや。」

と、私が言うと、

朝の涼しいうちにということで、7時から収穫作業をすることになりました。

 

で、今朝、その時刻に菜園に行きました。

10日ほど前にタマネギ畑の草むしりをしていたときと比べ、草が一段と伸び、ジャガイモがどこに植わっているのかまったくわからないではないですか。

そんな状態では、掘り起こしようがありません。

急遽木立前の物置に引き返し、草刈機を持ってきてそれらの草を刈り取りました。

 

掘り起こす段になっても、刈り取った草の根っこが土の中に残っているので容易に掘り起こせません。

ジャガイモを掘り起こすというより、草の根っこを掘り起しているという感じでした。

途中から数人の親戚が応援に来てくれたので、熱中症になる寸前〈10時頃〉に何とか収穫作業を終えることができました。

 

親戚たちは、収穫の一部を手にしてニコニコ顔で帰って行きました。

で、草の根っこが散乱し、一部草が生えたままの見るも無残な収穫後のジャガイモ畑(右上写真)の後始末は、いったい誰がするんでしょうな。

一種のノブレスオブリージュと思えば

水路脇の草は刈るわ、水路に入って泥を掻きむしるわ … とにかくたいへんでした

昨晩までの雨で、木立前の水路脇の草がいっぺんに伸び、草刈りをしました。

今回は草を刈るだけでなく、U字溝のつなぎ目に生えていた草も抜き取りました。

※ 水路は、幅30㎝のU字溝でできています。
作られた当初は、U字溝のつなぎ目にコンクリートが塗られていたようですが、時の経過とともにほとんどが剥がれてしまったようです。
そして、それら剥がれた箇所に流れてきた泥が溜まって草が生え出し、流れを堰き止めんばかりに増えてきました。
木立前は100mほどに渡って水路に面しており、その間至るところに草が水面から頭を出していました。
で、草刈りを終えたあと水路に入り、それらの草の根っこが付着している泥を搔きむしるようにして抜き取っていきました。(右上写真)
幸いにもヘビさんと遭遇することはありませんでした。

 

公有地に面したところに下手に土地を所有しているとたいへんですわ。

その土地の所有者が、公有地の手入れの一端を担うことになるんですから。

 

が、そのような関係にあるのも何かの縁 … 一種のノブレスオブリージュと思えば、腹も立たなくむしろ誇りに思うかも … 。

※ 【ノブレスオブリージュ】
財産、権力、社会的地位を持つものは社会的義務が伴うことを意味するフランス語。
… ネットより

ちまちまと草むしりを

タマネギとジャガイモが植わっていたところの草むしりをしました

道路脇の畑の草むしりをしていると、軽トラが止まりました。

集落の人でした。

「精が出るのお。 … 草刈機でいっぺんに刈ってしもうたら楽でええのに … 。」

「そうしたいのですが。 … ウチの耕運機は小〈ち〉っこて馬力がないんで、地面に根っこが残ったままだと耕せんのですわ … 。」

「そうか。そりゃー、たいへんや。 … まあ、蒸し暑い日が続いとるし、熱中症に気ぃつけてやれや。 … ワシも、今から家へ帰って草刈りや … 。」

 

3日間菜園に通い、それほど広くもない80㎡ほどの畑を、のべ10時間もかけて草むしりをしたことを思い出しました。

結局は、ウチの小っこい耕運機で耕せるようにしたかったんですわ。

耕して均して、ど真ん中に木を植えたかったんですわ。

※ 木を植えることについては、7.8付ブログ記事『今後のことを本腰を入れて考えないと』をご覧ください。

木を植えた後、つまり今後は、もう畑として使いませんので一々草をむしる必要はなく、草刈機でサッと除草を済ますことができます。

 

が、今日草むしりをしたところは(右上写真)、これからも畑として大いに使っていきたいですな。

ウチは作物を売って生計を立てているわけでもないので、小っこい耕運機で十分。

体力が続く限り、ちまちまと草むしりをしていくつもりですわ。

人それぞれの好み

本日の収穫

ブルーベリーの収穫もそろそろ終わりに近づいてきました。

それと交代するようにアイコ〈ミニトマトの品種名〉やピーマンが生り出してきました。(右写真)

 

で、今回は、アイコについての思いをお話します。

トマトを栽培するようになったのは一昨年から。

それ以前は、「トマトはつくるのが難しい」「ネットを施すのが面倒」などの先入観が強く、トマトづくりを避けていました。

が、JA販売店の店員さんの

「ミニトマトなら初心者の方でもけっこう行けますよ。ネット張りもブルーベリーほど気を遣う必要がないんですよ … 。」

の言葉で、トマト〈ミニトマトですが〉を栽培することに。

 

実際にアイコと千果〈ミニトマトの品種名〉をつくり始めると、店員さんのおっしゃった通りになりました。

一昨年も、昨年もそれなりに収穫があり、とくにアイコは味を保ちつつも10月末頃まで実を付け続けてくれました。

今年はアイコのみの栽培に絞り、その代わりにと言っては何ですが、黄色い実の生るアイコ〈イエローアイコ〉もつくってみることにしました。

 

5月上旬に植えた20㎝ほどの苗が今や2m近くにまで伸び、立派な実を付けるまでになりました。

食べてみると、

赤い実の方は甘みの中にも本来のトマトらしい酸味があり、黄色い実の方は甘みが勝っているように感じられます。

いいとか悪いとかではなく、人それぞれの好みですな。