木立前のタンポポで日常の世界に

木立前のタンポポ 2022 4.20 4:00PM

長らくご無沙汰しておりました。

前回のブログ記事は、4.16付『ジャガイモの芽が出て喜んだのも束の間』でしたので、6日ぶりの投稿記事となります。

で、その間にあったことをお伝えいたします。

 

4.15〈金〉

午後、親戚の〈主の〉長男より、高齢者施設に入っている主〈彼の父〉の容態がよくない旨連絡がありました。

ブログ記事の下書きをしている最中でしたが、すぐに施設に走りました。

長男と主の奥さん〈長男の母〉と私の3人でベッドに横たわっている主を見守りました。

かなり荒い呼吸状態でした。

呼びかけたり手をさすったりしながら2時間ほどいたでしょうか、長男だけが残り、私は奥さんを家に送り届けた後自宅に戻りました。

※ 長男は、その晩ずっと主のそばに寄り添っていたとのこと。

 

4.16〈土〉
朝、長男が家に戻ると、主の妹とその息子〈主の甥〉が施設に向かいました。

午後になり、彼女らが戻る頃、私と主の奥さんが施設に入りました。
〈長男は、4時間後に私たちと入れ替わる予定でした。〉

主の寝ている部屋に入ると、前日ほどではありませんでしたが、荒く息をしていました。

声かけをしたり手をさすったりしているうちに、荒かった息も徐々に静かになっていきました。

で、ベッドから離れ、お茶を飲みながら主の若かりし頃の話を聞かせてもらっていると〈その間2分ほどだったか〉、

… さっきまで〈呼吸により〉上下していた掛布団がまったく動いていないような …

主の傍に寄り、様子を窺うと、

… 呼吸をしていないような …

職員の方に伝えました。

折よくお医者さんがいらっしゃる日でしたので、すぐに容態を診ていただくことができました。

脈をとったり、聴診器を当てられたりした後、

「〇時〇〇分、死亡を確認しました。」

とおっしゃって合掌されました。

… … … … … …

冷静さを装って長男に連絡するのがやっとでした。

しばらくすると、長男がやって来ました。

主の亡がらを〈主の〉家に運び入れ、あれこれしているうちに自宅に戻ったのは夜の9時過ぎ。

入浴後床に就きましたが、ほとんど眠れず … 。

※ 家族葬で葬儀を行うことは前々から決まっていました。

 

4.17〈日〉

※ 友引ゆえに葬儀を行えず

で、主の亡がらの傍で、長男、奥さんを中心に濃い親戚が集まり、葬儀屋さんを交えての葬儀の進め方についての相談。

葬儀の進め方がほぼ決まりました。

 

4.18〈月〉

住職さんがいらして、〈午後〉4時より納棺。

その後、棺に収められた亡がらをセレモニーセンターに移動。

親戚〈20人強〉が集まり、〈午後〉7時より通夜。

通夜終了後、遠方の親戚をホテルに送る。

送った後、私は自宅に戻るも、数人がセンターに居残ることに。

 

4.19〈火〉

朝、6時過ぎにセンターに赴き、居残り組と交代。

9時頃、遠方の親戚をホテルに迎えに行く。

11時より本葬。

正午過ぎに出棺し、斎場へ。

再びセンターに戻り、骨壺を前に住職さんにお経を唱えていただく。

午後3時過ぎに一連の仏事が終了し、センター前にて解散。

遠方の親戚は、〈めったに来られないということで〉墓参りに。

私が自宅に戻ったのは、4時過ぎでした。

どっと疲れが出ました。

 

4.20〈水〉

〈午前〉8時から〈午後〉3時半まで亡き主の家に。

残ったのは、長男と奥さんと別の親戚1人と私の4人。
〈別の親戚1人は午後帰りました〉

葬儀の翌日なので暇かと思いきや、弔問客が次から次へと。

※ 主の死亡については、葬儀翌日〈20日〉の朝刊のおくやみ欄に掲載されました。
小さい集落なので、情報がいっぺんに広まったようでした。
弔問客のほとんどが、奥さんと同年代〈90歳前後〉のおばあちゃんたち。
どの方も長時間ホントに上手にしゃべることといったら … 。
役不足の私は、隣の部屋で別の親戚と香典の計算をしていました。
長男は、あいさつや支払い等で終日奔走していたもよう … 。

〈午後〉3時半頃、亡き主の家を後にしましたが、けっこう忙しかったです。

とにかく香典の金額やお返しの数がぴったり合い、ひと安心。

 

木立前に着くと、黄色いタンポポの花が一面に咲いていました。(右上写真)

非日常の世界から日常の世界へ戻って来た感がしました。

記憶の鮮明なうちにと、すぐに当ブログ記事の下書きに取りかかりました。

この6日間にあった出来事を、時間の流れに沿って思い出すままに書き出しました。

とりあえず今回は、主が亡くなったことに伴い、単にあったこと〈出来事〉をお伝えしました。

心情面については、追い追いお伝えしていきたいと思っています。

ジャガイモの芽が出て喜んだのも束の間

ジャガイモの芽が出て喜んだのでしたが …

ジャガイモの芽が一向に出ませんでした。

植えてから2週間以上も経っているのに … 。

午後、そぼ降る雨の中、ジャガイモ畑を見に行くと、

いくつか芽が出ていました。

芽にかぶさっていた土が昨日からの雨に洗い流されたせいもあってか、くっきりと顔を出していました。(右上写真)

… よかった …

 

プレハブに戻り、当ブログ記事の上記のくだりまで書いていると、親戚からケータイが。

高齢者施設に入っている〈親戚の〉主の容態がよくないとのこと。

 

直ちに施設に向かうことに。

で、当ブログ記事はこれにて終了。

尻切れトンボで終わることにご了解のほどを。

ジャガイモの芽が出て喜んだのも束の間でした。

2022 4.15 3:40PM プレハブにて

たまに日頃のルーチンから離れてみる

… のたりのたりかな … 至福の昼食時間でした

何だこの寒さは!

朝、木立をひと回りしていると、北風が冷たく、鼻水が出そうでした。
〈ここ3,4日続いた天気と真逆ですな〉
〈が、これが本来の4月中頃の天気なのかも〉

で、プレハブに入ろうとすると、親戚から電話がかかってきました。

用を済ませて帰って来ると、〈午前〉10時半を過ぎていました。

 

作業をするにしても、あれこれ準備をしているうちにすぐに正午 … 。

といって、昼食には早過ぎるし … 中途半端な時間ですな。

 

ふと海を眺めながら昼食を食べることを思い立ちました。

途中コンビニで菓子パン2個と牛乳を買い、かつてよく釣りに行った漁港に行きました。

平日で、しかも風が冷たいせいか、釣り人は見当たりませんでした。

数か所海の中を覗いてみたのですが、魚影もありませんでした。

海が一望できる高台に移動しました。

時間は正午少し前でした。

車のガラス越しに海を眺め、買ってきた牛乳を飲みながら菓子パンを食べました。

昨年の9月以来の海でした。

… のたりのたりかな … という感じで、至福の昼食時間となりました。(右上写真)

 

食べ終わった頃に雨が降り出しました。

春の海の余韻を残しつつ、盛りを過ぎたソメイヨシノが雨に打たれる中を帰ってきました。

気分がスッキリとし、たまに日頃のルーチンから離れてみるのもいいかな、と思いました。

プレハブ裏の整地に取りかかる

プレハブ裏の整地に取りかかる

木立を所有するようになって丸9年が過ぎました。

その間、プレハブ裏はほとんど手つかず状態でした。
〈除草はしていましたが〉

根元径約30㎝の杉の切株が7~8株あったので、手のつけようがなかったのです。

… が、三脚とチェーンブロックを使って抜根できるようになってから、開墾が可能になりました。

※ すべての切株を抜根できるわけではありません。
根元径15㎝程度までの切株、あるいはそれより太くても、伐ってから10年ほど経って根っこが腐食していれば抜根することができます。
プレハブ裏の杉の切株はちょうどそれに相当し、何とか抜根できました。
そのときの様子については、2021 12.16付ブログ記事『冬期は天候が許す限り抜根かな』をご覧ください。

 

で、昨年の12月にすべての切株を抜いたのですが、地面の方は、ポッカリ穴が開いたままで凸凹状態でした。

草刈りシーズンに入る前に整地することにしました。
〈地面が平らであると草刈りがとてもしやすくなります〉

広さは約3m×18m。

今日は、一面に生えている雑草を平鍬で削〈はつ〉っているうちに、夕方になってしまいました。(右上写真)

 

プレハブ裏と木立は段差になっており〈右上写真参照〉、整地しがてら、その境目に土留めとして杉の丸太を設置する予定でいます。

しばらくは整地作業が続きそうです。

タラノメがいっぺんに食べ頃に

タラノメが食べ頃になりました

5日ほど前、父がケンタ君〈飼い犬〉の散歩がてら木立に寄ったとき、

「タラノメがどんな具合か見に来たんや。 … 冬が長かったせいか、今やっと芽が出たみたいや。採るのはまだだいぶ先みたいやのお … 。」

と言いつつ帰って行きました。

 

今朝木立回りをしていると、

タラノメが開いているではありませんか … あっちもこっちも。(右上写真)

ここ3~4日、夏を思わせるような日が続いたせいでしょうな。

その場で父に〈ケータイで〉連絡しました。

1時間ほどすると、母といっしょにやって来ました。

30分ほど木立を回っていたでしょうか、持参したかご〈30㎝×30㎝×20㎝〉がタラノメでいっぱいになっていました。

 

「ようあったな。 … ウチは年寄りばっかりの4人家族や。そんだけ〈それだけ〉も食べ切れんわ  … 。」

と私が言うと、

父は、

「その通りや。たぶんいっぱい余るわ。で、〇〇、△△、▢▢ … のところに今から持って行こうと思うとるんや。 … ウチのタラノメ、早う〈く〉採れた方で初物やと思うし、みんな喜んで食べてくれるわ … 。」

と言いながら車に載せていました。

 

ウチの今晩のおかずは、言わずもがな熱々のタラノメの天ぷら … 。

〇〇、△△、▢▢ … 宅では、どのように調理して食べるやろか。

おいしそうに食べているみんなの顔が浮かんできました。