ただ、ただ、感謝するのみ

現在の木立の様子〈2018 1.1付ブログ記事『大晦日に人生の一つの区切りを思う』に掲載の写真と見比べてください〉

早いもので、定年退職後丸5年となりました。

その間、まったく仕事はせず、ただ集落の中にある荒れ果てた木立〈0,5ha〉の手入れに専念してきました。

おかげさまで何とか見られるような木立になりました。(右写真)

 

所有地だから手入れするのが当たり前、と言われればそれまでですが、

泥や汗にまみれながらの、しかも報酬のない作業は、好きでないと〈別言すると性に合っていないと〉できないものです。

この5年間、木立の手入れにどっぷり浸かれたのは、それが私の性に合っていたからだと思っています。

また、そのようにふるまうことを許してくれる環境があったからだとも思っています。

定年退職時には子どもたちはみな一人立ちしていましたし、妻はまだ勤めていて、両親も健在でした。
〈幸いにも現在もその状況はほとんど変わっていません。〉
〈でも、妻は雇用延長になったし、両親はそれなりに衰えたかな。〉

 

当ブログのタイトルは、『無所属の時間』です。

その言葉通り、この5年間、学校や職場などの組織に一切属さずに無所属の時間の中で、ただ性に合っていることのみをしてきました。

おかげさまで、幼い頃に戻ったようなとても新鮮な気分で毎日を過ごしました。

ただ、ただ、感謝するのみです。

きれいな夕日も見られてホントにええ一日

プレハブの西窓より 2022 3.30 5:20PM

予定通り、午前中に菜園から木立への砂利運びが終わりました。

※ 菜園から木立への砂利運びについては、前回のブログ記事をご覧ください。

 

昼食を食べ終わると、木立に落ちている杉葉を拾い集めました。

※ 親戚から、薪風呂の焚付けのために杉葉を持って来るよう頼まれていましたので。

で、親戚に持って行って帰ろうとすると、

「これ、チューリップの球根や。持って行けや。」

「チューリップの球根て、秋に植えるもんやろ。」

「そうや。 … ほんでも〈それでも〉いま植えてもいいんや。 … 4月の末ごろにちゃんと花咲かせるわ。」

わけがわかりませんでしたが、とにかく50個ほどもらってきました。

いずれの球根も、先の方からすでに3㎝ほどの芽が出ていましたので、帰って来るや否やすぐに植えました。

 

植え終わって後片付けを済ませると、ちょうど〈午後〉5時でした。

プレハブに入り、当ブログ記事の下書きに取りかかりました。

しばらくすると、窓から夕日が射し込んで来ました。(右上写真)

先日友人とここで話していたとき、ちょうど今ぐらいの時間帯に言っていたことを思い出しました。

「おまえ、晴れたらいつもこんな夕日を見られて … ええのお。」

 

季節外れのチューリップの球根植えもでき、

おまけにきれいな夕日も見られて、ホントにええ一日でした。

有り合わせでもけっこう作業ができる

8個の漬け物容器に砂利を入れ、ワゴン車に載せて運びました。

4日ぶりに砂利運びの続きをしました。

砂利運びをするに至った経緯については、3.22付ブログ記事『見た目も歩き心地もよい結果に』をご覧ください。

砂利を運ぶ場合、ふつうはトラックを使います。

… が、残念ながら私にはトラックがありません。

親戚の軽トラは新車ですので、砂利でキズだらけにするかと思うと、「貸してくれ」とは言えません。

といって、業者さんから借りると、お金がかかりますし … 。
〈借りに行ったり戻しに行ったりするのに時間もかかりますし …〉

 

結局は私のワゴン車で運ぶことに。

もちろんワゴン車の荷台に直接砂利を積むわけではありません。

8個の漬け物用の容器〈50ℓ〉に砂利を入れ、それらをワゴン車に載せて運んでいます。(右上写真)

※ 50ℓの容器といっても、実際に入れる砂利の量は容器の1/3ぐらいでしょうか。
それ以上入れると重くて持てませんので。
ちなみに漬け物用の容器は、5年ほど前に親戚が処分しようとしていたのをもらったものです。

 

で、今日は、木立と菜園〈距離は約3㎞〉を7往復し、1㎥近い砂利を運ぶことができました。

残る砂利もあとわずかとなり、明日の午前中で終わりそうです。

漬け物用容器とワゴン車で砂利を運ぶなんて … 。

有り合わせのものでもけっこう作業ができるもんなんですな。

自宅の車庫の横を整頓する

自宅の車庫の横の様子

自宅の車庫の横はグチャグチャ状態です。(右写真)

30年以上も前に使っていた犬小屋、屋根を葺き替えたときに余った瓦、使い古した花鉢などが、ずっと置きっぱなしになっています。

 

まず、犬小屋を車庫の前まで移動させることにしました。

… が、重い!

おまけにかさが大きいので運びにくい。

2人で運びたいところですが、狭くて足場も悪いので、それもできないという始末 … 。

結局解体しました。
〈解体したというより壊したと言った方が当たっているかも〉

解体したものや不要な瓦や花鉢などを車庫の前まで運び出すと、もうお昼近くになっていました。

 

午後、それらをプレハブ前まで持って来て分別しました。

・燃えるゴミ
・埋立ごみ
・金属
というふうに。

燃えるゴミ、埋立ゴミについては、集落の所定の場所に出しておきますと、収集車が持って行ってくれます。

金属については、プレハブ前に置いておくと、通りかかった回収業者さんが持って行ってくれます。

 

車庫の横がすっきりしました。

ぜいたくな話

親戚からもらったネギ

昨日の台風並みの雨風が嘘のよう。

〈季節がかなりずれていますが〉
台風一過を思わせるような好天の中、集落一斉清掃が無事終了しました。

※ 例年この時期に行われる一斉清掃では、集落の水路の水がスムーズに流れることを目的とし、スコップや鍬で水路のゴミを取り除いたり泥を掻き上げたりしています。
いよいよ米づくりや野菜づくりが本格的に始まります。

 

午後は集落の世話係と有志で、水路の確認と点検をして回りました。

終わったのは3時頃。

プレハブに戻ってひと休みしていると、親戚がやって来ました。

「急に畑を整備することになって、ネギを全部引っこ抜いたんや。で、ウチだけでは食べ切れんし、知り合いに配り回っとるんや。 … 頼む、もろうてくれや。」

と言うと、そそくさと帰って行きました。

二つの大きな容器に、直径3㎝はあろうかと思うほどの立派なネギが詰まっていました。(右上写真)

すぐに自宅に持って行き、居合わせた両親に

「今、親戚にもろうたんや。 … こん〈これ〉だけもウチで食べられんし、誰か欲しい人にやってくれいや … 。」

と、親戚とよく似たことを言ってプレハブに戻りました。

 

ちょうど集落の人が訪ねて来てあれこれ話していると、

「今年はネギがよう穫れた。 … どうや、いらんか?」

… … …

丁重にお断りするしかありませんでした。

ぜいたくな話ですな。