いっぺんに童心に帰る

イチゴの苗も根が張り、植えられるまでになりました

イチゴの苗をポットに植え替えたのは9月15日。

今日は10月22日。

その間、夏並みの日が長く続いていましたので、水を切らさないように日陰に置いて世話をしてきました。

※ 苗づくりで失敗する主な原因は、水を切らして枯らしてしまうことにあるようです。

おかげさまでポットいっぱいに根が張り、植えられるまでになりました。(右上写真)

今では枯れる心配もなくなりましたので、日なたに置いています。

日なたに置くと、クラウン〈葉のつけ根の膨らんだところ〉が日光に当たり、よく育つそうです。

 

午後はイチゴの苗を植える畑を耕運機で耕しました。

耕し終わって耕運機を菜園の物置に戻しに行ったときでした。
〈普段耕運機は菜園の物置に置いてあります〉

友人から連絡が … 。

「今、どこにおるんや。」

「菜園におるんや。 … 耕運機を片付けとるとこや。 … すぐに戻るわ。」

この前会ったときは11月に帰省すると聞いていたのですが、予定より10日ほど早まったとのこと。

 

彼〈友人〉は、プレハブ前で待っていました。

中に入り、お互いの近況を話しました。

2時間ほどいたでしょうか、先ほど〈午後6時ごろ〉帰って行きました。

今回はいつもより長く〈田舎に〉いるそうで、来週杉の伐採の手伝いをしてもらうことになりました。

… いっぺんに童心に帰りました …

手間がかかる抜根した切株の処理

切株の根元と根を切り分けるのに午前中いっぱいかかりました

抜根した切株をプレハブ前に運んだのは10日ほど前。

※ そのときの様子については、10.10付ブログ記事『抜根した切株を運び終える』をご覧ください。

 

一昨日それら切株にこびりついている泥を高圧洗浄機で洗い落としました。

※ 大きな切株は燃やそうにも燃えません。
小さく切り分ける必要があります。
チェンソーで切り分けるのですが、切株に泥が付いているとチェンソーの刃がすぐに切れなくなってしまいます。
で、泥を取り除かなければなりません。
雨に叩かせるだけでは時間がかかり、高圧洗浄機を使うことになります。
が、高圧洗浄機を使っても少し泥は残ります。

 

今日、チェンソーで切株の根元と根を切り分けました。

午前中いっぱいかかりました。(右上写真)

全部切り分けた時点で、ちょうどチェンソーが切れなくなってしまいました。
〈泥の影響でしょうな〉

 

午後は根元(右上写真手前)を割る作業をしました。
〈直径が30㎝ほどありますので、そのままでは大き過ぎて燃えません。〉

斧ではまったく歯が立たず、電動薪割機を持ち出して来て何とか割ることができました。

後片付けが終わったのは、〈午後〉5時半頃でした。

 

抜根した13株の切株を燃やすまでにするのに丸一日かかりました。

抜根もたいへんだけど、その後の処理も手間がかかります。

【毎日が日曜日】を再読する

【毎日が日曜日】城山三郎著:新潮文庫

【毎日が日曜日】城山三郎著:新潮文庫(右写真)を再読しました。

最初に読んだは、42年前。

奥付に昭和54年11月発行とありますので、就職する数か月前ということになります。

※ ちなみに私が就職したのは昭和55年〈1980年〉。
就職してから読んだ記憶はないので、いつ読んだかが割とはっきりわかります。
当時買ったものは処分してしまいました。
先日古本屋さんでたまたま見つけ、再度読みたくなり購入しました。

 

再読する前に、内容についておぼろげながら覚えていたのは、
定年退職者が人生の最期に大型冷蔵庫に入って死ぬことだけでした。

 

再読して印象に残ったくだりを紹介します。

… やりたいことを気ままにやる。やりたくないことは、一切、やらない。たのしくないことには、見向きもしないんだ … P34

… 孤独な退職者たちにとって、スモッグ以上におそろしいのが、退屈さである。さまざまな刺激に満ち、雑然とした大都会は退屈さをまぎらわせてくれる。孤独な退職者には、大都会こそよく似合った。
… 219

… 平凡な話だが、いちばんいいのは、、生計の道は別にあって、気が向いたときだけ、釣りに行くというくらしじゃないのかね。
… P403

… 何のために生きているかなどといわず、はげしい楽しみも求めず、いまの生活のままで、まずまず満足すべきではないか … P423

… 「気ままで長生き」するためには、少しばかり内容があり、働きがいのある生活は必要のようであった。何かひとつ、軽く支えになるものがあり、また、軽くたよりにされるものがあっていい。日程表の先の先まですべて空白というのでなく、適当にたのしい日程ができていて、しかも、空白が多い、という感じがいい。
それに、完全に無為、完全に孤独ということになると、ただ等身大の存在が社会に残留しているだけということになり、不安定であり、妙ないい方だが、地球のお荷物になっている、という感じにもなる。完全に自由になるためには、むしろ、少しばかり、地球に貸しがあった方がいい。 … P535~536

 

40年以上も前に著者が言ったこと … 今でも十分に通用するようです。

現在出回っている退職後の過ごし方に関する本の内容とそれほど変わらないようにも思われます。
〈退職前後にその手の本を20冊ほど読みました〉

何やかんやいって、最終的に具体化していくのは自分自身ですな。

伸ばせるところを伸ばしていきたい

ふと見上げた空 … 何と高いことか!

イチゴ畑の準備に取りかかりました。

まずは草むしりから。

台車に座りながらむしっていきました。

※ 歳とともに、腰を下ろして草むしりをするのが苦痛になってきました。
膝や腰へ大きな負担がかかるからです。
で、ほとんどの場合、草むしり用の台車に座りながらむしっています。
余談になりますが、先日の神社での玉串奉納時になかなか立てず、立ったはいいけど、今度はよろめきながら神前にたどり着く始末 … 。
膝や腰が衰えてきているんですな。

 

台車に座りながらの作業といえども、長時間すると疲れました。
〈3時間強草むしりをしたかな〉

で、ふと空を見上げたときでした。

… 何と空の高いことか!(右上写真)

今までにそのような高い空を見たことがあったろうか。

65年も生きてくればあったはず。

ただ、『高い空=秋』と頭の中だけで思いを廻らせていたので体全体に行き渡らず、それで、強く記憶に残らなかったのかもしれません。

 

今日は高い空に紛うことなき秋を体全体で感じることができました。

膝、腰 … 等、体のほとんどの箇所は年々衰えるばかりです。

その一方で、『季節の移ろいを敏感に感じ取る』箇所〈ひょっとして体全体かも〉は、衰えるどころかむしろ発達しているように思われます。

衰えを心配するばかりでなく、伸ばせるところを伸ばしていきたいものですな。

うれしいけどプレッシャーですな

5本のリスボンレモンの苗木を植え終わりました

リスボンレモンの苗木を買いにホームセンターに行きました。

… が、2本しかないではないですか。
〈昨日は6本あったのに〉

店員に5本ほしい旨伝えると、今シーズンはもう時期が遅いので、注文は受けられないとのこと。

系列店に苗木が残っていないか確かめてもらうと、車で30分ほどのところのお店に4本の苗木があることがわかりました。

すぐにそのお店に走りました。

 

プレハブに戻り、昼食を食べ終わるや否や苗木植えに取りかかりました。

① 苗木を植える箇所に直径30㎝、深さ30㎝ほどの穴を掘る。
② ポットから土がついたままの苗木を取り出して穴の中心部に置き、周りに穴が埋まるくらいに培養土〈市販〉を入れる。
③培養土の上に掘り起こした土を被せ、足で踏み固める。
④支柱を立て、苗木をひもで結わえる。

①~④の手順で、敷地脇のブロック〈右上写真参照〉から2m木立寄りのところに4m間隔で一直線になるように5本の苗木を植えていきました。(右上写真)

 

作業中に見知らぬ人からの声かけがありました。

「みかんを植えているんですか?」

「いや、レモンです。」

「ええっ! それは素敵ですね。 … ここは日当たりがよさそうだからよく育つでしょうね。 … これから通るのが楽しみです。」

「ありがとうございます。」

 

うれしいけどプレッシャーですな。