寄ってみたくなるような場所に

ジャングル状態だったところを畑にするのは大変でしたが、喜びもひとしおです。

4月上旬の頃だったと思います。

ラジオを流しながら作業をしていると、福島県の花見山公園が紹介されていました。

その中に、「1坪開墾するのに1日かかった」というような話もあり、鮮明に記憶に残っていました。

私自身の経験とぴったり重なっていたからです。

 

今日は朝からずっと雨で屋外作業ができず。

記憶を新たにすべくネットで花見山公園について調べてみました。

花見山公園2代目園主 故・阿部一郎氏の言として、

… 木を切って根を起こすという重労働を、機械を使わずに行うことは容易ではありません。1日1坪、良くできても3坪程度のペースでしか耕すことができませんでした。それでも雑木山に新しい畑ができた時の喜びは大変なものだったと振り返っています … … 。

とありました。

故・阿部一郎氏と私を比べるのはおこがましいのですが、

新しい畑ができたときの喜びは同じ、だと思っています。(右上写真)

 

現在は、4代目園主 阿部晃治氏が中心となり、花き農家の仕事をなされながら花見山公園をみなさんに開放されているということです。
… 福島県を代表する花の名所〈広さ:5ha〉とのこと …

私の木立は、広さからして1/10の0,5ha。

1人でも2人でも … 寄ってみたくなるような場所にしていきたいと思っています。

2台の草刈機を使い分けての作業がいい

草刈機の先をチップソーからナイロンカッターに交換

修理に出した草刈機が戻ってこない。

※ 修理に出した草刈機については、前々回のブログ記事をご覧ください。

下手をするとゴールデンウィークが終わるまで戻ってこないかもしれない。

※ 修理屋さんからは、田植え時期で田植え機の修理等に追われているために〈私の〉草刈機の修理は遅れるかもしれない、と聞いています。

 

草は伸びるばかりで、草刈機が戻ってくるのを待ってくれません。

とくに竹やぶ跡が甚だしい。

手持ちのチップソーを装着した草刈機で刈るとなると、地面から10㎝前後出ている竹の切株が大きな妨げになります。

それも数えきれないくらいにありますので、刈り進むたびにチップソーの刃先が切株に当たります。

当たるだけならまだしも、跳ね返ると危険です。

 

で、草刈機の先に装着してあったチップソーを外し、ナイロンカッターに交換しました。(右上写真)

※ 草の茎がある程度軟らかく、地面に突起物が多い場合、ナイロンカッターを使った方が作業が容易です。
ただ、石が飛び散りやすいので、近くに家や車がある場合は気をつけなければなりません。
現に昨年〈自分の〉車のガラスを割っています。〈修理代5万円強〉

 

いちいち草刈機の先を交換することなく、

チップソー専用とナイロンカッター専用の2台の草刈機を使い分けて作業ができる日を待つばかりです。

何かお返しできるものをつくり上げないと

いただいた3本の立派なタケノコ

木立をひと回りした後、先日の野焼きで残った灰をふるいにかけようと思いきや、強風でできない始末。

おまけに北風で寒く、しばらくすると雨が降りそうな有様。

短時間でも外でできることはないかと思案していると、木立前で軽トラが止まり、男の人が降りて来ました。

20日ほど前に、もみじの苗木の件で声をかけてきた集落の知人でした。

※ もみじの苗木の件については、4.11付ブログ記事『建設的なご意見やご指導をいただき感謝』をご覧ください。

 

「おはよう。 … どうや、今すぐもみじの苗木を持って来ようか。」

「ありがとうございます。せっかくですが、まだ植える場所を決めていないんです。」

「そうか。 … そんなら決めた時点で苗木を取りに来いや。いつでも準備できるわ。 … あっ、今、タケノコ掘ってきたとこ〈ろ〉や。」

軽トラの荷台を覗くと、20本ほどの立派なタケノコが積まれていました。

「みんなに配りに行くんや。 … あんたにもあげるわ。」

と、大きいものから順に3本置いていきました。(右上写真)

 

彼が去った後、タケノコを見ながら、

… 孟宗竹の管理が困難ゆえに3年前にすべてを伐採した自分 … なのに他人の努力による果実のみをいただいている … 楽をして、もらってばかり … 何かお返しできるものをつくり上げていかないと …

と、思ったのでした。

どうかエンジンが焼けていませんように

レモンの木の周りの草刈りもしました

今シーズン初めての草刈機を使っての除草。

物置から草刈機を引っぱり出してきました。

燃料タンクを見ると、少し燃料が残っていました。

で、手元にあった燃料をタンクに注ぎ、満タンにしました。

スイッチを入れてエンジンをかけました。

かからない … もう一度。

… いきなり高回転でびっくり! …

※ 安全レバーをひもで固定して効かないようにしてあったのです。
装着してあったのはチップソーでなく、コードだったのが幸いでした。
エンジンを止めた後、安全レバーを固定してあったひもを取り外しました。

再度エンジンをかけても、結果は同じでした。

 

草刈機を買った農機具屋さんに持って行きました。

社長さん曰く

「昨年の混合油をそのまま使ったんではないですか。 … 混合油は時間が経つとガソリンとオイルが分離するんですよね。で、まじりっ気のないガソリンだと、エンジンが焼けてしまう場合があるんですよ。 … まあ、調べてみます … 。」

… … …

肩を落として帰ってきました。

 

〈草刈機は2台所有していますので〉もう一台の草刈機で草を刈ることにしました。

買ったばかりの混合油と入れ替えて … 。

薪棚前、木立側面、レモンの木の周りなど、夕方までずっと草刈りをしました。(右上写真)

頭の中は、
「どうかエンジンが焼けていませんように」
で、いっぱいでした。

何かうれしかったですな

プレハブの周りの草むしりをしました

昨晩降っていた雨も、明け方止みました。

風も思っていたより弱く、ネットで確認すると、微風に変わっていました。

で、急遽野焼きをしました。

〈午前〉9時頃には炎も収まり、時折り火の様子を窺いつつ草むしりを始めました。

午前中に畑周りをむしり終え、夕方少し前にプレハブ周りをむしり終えました。(右上写真)

 

後片付けをしていると、見知らぬ男の人がやって来ました。

「〇〇さん〈集落の人〉のところへ来たんやけど、来るのが早過ぎたみたいや。 … わしゃ、▢▢〈近くの集落〉の△△いうもん〈者〉やけど、ここで待たしてもらえんかのお … 。」

「ああ、ちょうど作業が終わったところですから、どうぞ。」

〇〇さんとこへ行くときに、いつもここ通るんやけど、一度近くで薪棚見てみたかったんや。 … いっぱい積んだる〈積んである〉薪を見ると、昔を思い出して落ち着くんや。〈彼の年齢は70過ぎぐらいか〉 … 〈しばらく薪を見た後〉ほとんど杉やのお。火付きはええけど、長持ちせんでのおー … 。」

「おっしゃる通りです。 … ただ腐らせるのはもったいないので、薪ストーブの燃料として使っています。」

「そんで〈それで〉ええんや … 〈チラッと時計を見ると〉おお、時間や。じゃましたのお。」

と言うと、〇〇さん宅へ向かって行きました。

 

何かうれしかったですな。