伸ばせるところを伸ばしていきたい

ふと見上げた空 … 何と高いことか!

イチゴ畑の準備に取りかかりました。

まずは草むしりから。

台車に座りながらむしっていきました。

※ 歳とともに、腰を下ろして草むしりをするのが苦痛になってきました。
膝や腰へ大きな負担がかかるからです。
で、ほとんどの場合、草むしり用の台車に座りながらむしっています。
余談になりますが、先日の神社での玉串奉納時になかなか立てず、立ったはいいけど、今度はよろめきながら神前にたどり着く始末 … 。
膝や腰が衰えてきているんですな。

 

台車に座りながらの作業といえども、長時間すると疲れました。
〈3時間強草むしりをしたかな〉

で、ふと空を見上げたときでした。

… 何と空の高いことか!(右上写真)

今までにそのような高い空を見たことがあったろうか。

65年も生きてくればあったはず。

ただ、『高い空=秋』と頭の中だけで思いを廻らせていたので体全体に行き渡らず、それで、強く記憶に残らなかったのかもしれません。

 

今日は高い空に紛うことなき秋を体全体で感じることができました。

膝、腰 … 等、体のほとんどの箇所は年々衰えるばかりです。

その一方で、『季節の移ろいを敏感に感じ取る』箇所〈ひょっとして体全体かも〉は、衰えるどころかむしろ発達しているように思われます。

衰えを心配するばかりでなく、伸ばせるところを伸ばしていきたいものですな。

うれしいけどプレッシャーですな

5本のリスボンレモンの苗木を植え終わりました

リスボンレモンの苗木を買いにホームセンターに行きました。

… が、2本しかないではないですか。
〈昨日は6本あったのに〉

店員に5本ほしい旨伝えると、今シーズンはもう時期が遅いので、注文は受けられないとのこと。

系列店に苗木が残っていないか確かめてもらうと、車で30分ほどのところのお店に4本の苗木があることがわかりました。

すぐにそのお店に走りました。

 

プレハブに戻り、昼食を食べ終わるや否や苗木植えに取りかかりました。

① 苗木を植える箇所に直径30㎝、深さ30㎝ほどの穴を掘る。
② ポットから土がついたままの苗木を取り出して穴の中心部に置き、周りに穴が埋まるくらいに培養土〈市販〉を入れる。
③培養土の上に掘り起こした土を被せ、足で踏み固める。
④支柱を立て、苗木をひもで結わえる。

①~④の手順で、敷地脇のブロック〈右上写真参照〉から2m木立寄りのところに4m間隔で一直線になるように5本の苗木を植えていきました。(右上写真)

 

作業中に見知らぬ人からの声かけがありました。

「みかんを植えているんですか?」

「いや、レモンです。」

「ええっ! それは素敵ですね。 … ここは日当たりがよさそうだからよく育つでしょうね。 … これから通るのが楽しみです。」

「ありがとうございます。」

 

うれしいけどプレッシャーですな。

秋を十分に味わうことなく冬を迎えるか

木立前で 2021 10.17 4:20PM

今日は秋祭り。

〈午前〉6時に辻旗を揚げる予定が雨のために中止。

宮祭りは、予定通り〈午前〉10時から。

※ 宮祭りについては、前回のブログ記事参照。

 

で、その準備のために〈午前〉9時過ぎに神社に行きました。

神主さんをお迎えするために、長い階段に散らばっていた落ち葉等を取り除き、掃き清めました。

それが終わると社〈やしろ〉内の掃除をし、お神酒やお供え物などを神前に並べました。

あとは神主さんを待つだけというときに、

「今日は寒いのお。 … ストーブ焚いた方がええんと違うか … 。」

という声が。

結局焚かないことになりましたが … 確かに寒い。

昨日の同じ時間帯に、腰に蚊取り線香を吊るしながら神社前の草刈りをしていたことを思うと信じられないくらいに。

 

宮祭りも無事終わり、プレハブに戻って昼食を食べた後、苗木を見に行きました。

先日隣家の主が言っていたように〈前々回のブログ記事参照〉諸々の果樹の苗木が店頭に並んでいました。

リスボンレモンの元気そうな苗木も10本ほどありました。

… が、今日のところは見るだけに留めました。

 

… 黄色いたくさんの実を付けたレモンの木が抜根跡地に立ち並んでいる … 光景を頭に描きながら帰って来ました。

木立前では、すでに日は西に … 。(右上写真)

秋を十分に味わうことなく冬を迎えるのかな。

何事のおわしますをば知らねども …

神社前の除草をしました

明日は集落の秋祭り。

が、コロナ感染防止のためにお神輿と獅子舞はなし。

宮祭りのみ。
〈雨天でも実施〉

※ 【宮祭り】
神社で神主さんが祝詞をあげ、集落の班長や各種団体の長が玉串を神前に奉げる。

 

私は集落の世話係をしていますので、宮祭りの準備もしなければなりません。

準備の中には、神社前の除草もあります。

予報では明日は午前中は雨が降るとのこと。

宮祭りは〈午前〉10時から始まりますので、下手をすると雨の中除草をすることになるかもしれません。

雨合羽を着ながら何人もが草刈機で除草するのは危険です。

できれば避けたいですな。

 

幸いにも今日の午前中は晴れていました。

抜根跡地の整理も一段落していましたので、神社前の除草をすることにしました。

〈午前〉8時過ぎに神社に行きました。

集落の神社は山手にあり、付近は人家もまばらなのでとても静かでした。

草刈機のエンジンをかけ、それを背中に担いで作業を始めました。(右上写真)

 

聞こえるのは草刈機のエンジン音だけ。

一人だけで、しかも神社の除草をしていることもあってか、だんだん厳かな気持ちになってきました。

なぜかしら西行法師の歌

… 何事のおわしますをば知らねどもかたじけなさに涙こぼるる …

が、思い出されました。

 

… 生きている … というより

… おわします何事かに生かされている …

かたじけないことです。

あくまでターゲットはリスボンレモン

もういつでもレモンが植えられるまでになりました

チェーンブロックを購入し、抜根に取りかかったのは、2週間ほど前。

それから18株の切株を抜き、整地し、丸太の土留めを設置しました。

のべ50時間ほどかかりました。

※ 広さは、幅約2,7m 長さ約20m。
作業者は私一人。
重機は使っていません。
主にスコップと鍬で作業をしました。
ツルハシを使うほどの固い地面でなく、しかも瓦礫がほとんどなかったのが幸いでした。

もういつでもレモンが植えられるまでになりました。(右上写真)

 

作業が終わったのは〈午後〉4時頃。

スッキリした地面を眺めながら成就感に浸っていると、道路脇に車が止まりました。

隣家の主でした。

〈抜根跡地の様子を見て〉おお、ええのになったのお。ホントにお疲れさんやった。 … ワシ、いま〇〇のホームセンター行って来たとこや。 … アンタここにレモン植える言うとったけど、レモンの苗木もようあったわ。一回見に行った方がええわ … 。」

「わざわざありがとうございます。 … もういつでも植えられる状態になりましたので、明日にでも見に行ってきます。」

 

グッドタイミングでした。

確かに今頃から11月上旬までがいろいろな苗木が出回る時期。

ホームセンターに行くのはいいけど、目移りして余計な苗木を買いそう。

あくまでターゲットはリスボンレモン。

心して行かないと。