1日早く新春気分を味わいました

枯れた杉の枝葉を拾い集めて焚付けづくり

めずらしく早朝から道路が乾いていました。

8時過ぎからは日も射し始めました。

※ 私の住んでいるところ〈日本海側〉は、この季節、早朝から道路が乾いていることはめったにありません。
たいていの場合、濡れているか、凍っているか、雪が積もっているかのいずれかです。

 

で、木立に落ちている枯れた杉の枝葉を拾い集めることにしました。

案の定薪ストーブの焚付けにできるほどに乾いていました。

ひとかかえほどの枝葉を拾い集め、プレハブ前に持ってきました。

台付き丸ノコで枝と葉を切り分け、〈15㎝ほどに切った〉枝は野菜かごに、葉は段ボール箱に入れていきました。(右上写真)

今までにつくった分も合わせると、3月までの量が確保できました。

 

薪ストーブを使いはじめて8年目。

焚付けには、枯れて乾いた杉の枝葉が一番いいように思っています。

※ 積雪のために杉の枝葉を拾えないときは、灯油を滲みこませたおがくずを焚付けとして使っています。

 

今は1年のうちで最も寒い時期。

作業時の気温も4℃ぐらいだったと思われます。

が、日射しの下、南寄りの微風を受けながら体を動かしていると、それほどの寒さは感じませんでした。

むしろ開放的な清々しい気分でいっぱいでした。

明日は ” 旧暦 ” の ” 元日 ” 。

1日早く ” 新春 ” 気分を味わったという感じです。

うまくかみ合わないもんですな

〈左〉明治時代館 〈右〉江戸時代館

雨漏りを確かめるために菜園の物置に行きました。

ほんの少し漏れていました。

※ 今のところ大勢に影響はなく、暖かくなったら修理することに。

 

帰り際に2冊の本を持ってきました。(右上写真)

明治時代館、江戸時代館〈ともに小学館〉というタイトルの本です。

20年ほど前に買ったように記憶しています。

どちらも … ビジュアル・ワイド … と銘打っているように『歴史の図鑑』という感じがする本です。

絵や写真がふんだんに使われ、人名や難しい言葉には読み仮名がふられ、とても読みやすい内容となっています。

「閑を見つけて少しずつ読もう」というつもりで買いました。

… が、勤めていた頃は忙しく、読もう読もうと思いながらも、菜園の物置に置いたままになっていました。

 

今や暇を見つける必要のない身分となりました。

箱から本を取り出すと、どちらもつやのある鮮やかな絵の表紙で、紙魚〈しみ〉もまったくありませんでした。

ストーブのそばの椅子に背をもたせかけ、膝の上に本を置いて1ページ1ページていねいに見ていきました。

30分ほど見ていたでしょうか … だんだん瞼が … 。

内容がよ過ぎて気持ちがよくなったのか、あるいは暖房のせいか … 。

いや、歳のせいかも。

 

… 読みたいときには余裕がなく、余裕ができると今度は居眠り …

うまくかみ合わないもんですな。

自作の『読書案内』ならではの効用かな

自作の『読書案内』 … 全部で47冊あるうちの1冊

腰が治りつつあると喜んでいたら、今度は風邪。
〈たるんどるぞ!〉

で、朝から風邪薬を飲んで朦朧状態。

仰向けになってプレハブ内を見回していると、本棚に並んでいる『読書案内』が目に付きました。

※ 『読書案内』について
主に日経新聞の書評に関するものを切り抜きして〈A4判大学ノートに〉貼ってあります。
1998年6月から2020年3月の期間に掲載されたものです。
全部で47冊あります。(右上写真はその中の1冊)
『読書案内』の詳細については、2018 4.12付ブログ記事【自家製『読書案内』をつくるにいたったきっかけ』をご覧ください。

 

たまたま抜き出した1冊が2010年の6~12月のものでした。(右上写真)

横になりながら読みたい箇所だけ読んでいきました。

一度読んで赤線まで引いてあるのに、全然覚えていないのです。

… が、まったく初めて読むのとはまた違う感覚なのです。

 

2010年といえば、私が54歳のとき。

〈実際は65歳の自分が読んでいるのだけど〉なぜかしら54歳に若返った自分が読んでいるような気分になりました。

〈読んでいたときのことまで思い出せませんが〉当時のできごとが思い出されて妙に懐かしく楽しくなりました。

いつしか風邪のことも忘れてしまっていました。

 

自作の『読書案内』ならではの効用かな。

感謝するのみ

現在の私の日中の居場所

木立回りをしていると、知人〈昨春雇用延長終了〉が訪ねて来ました。

しばらく立ち話をしてプレハブに入りました。

 

「ここへ来るといつも思うんやけど、自宅以外にこんな寛げる場所があってええのお。おまけに温〈ぬく〉いし。うらやましいわ。」

「ええ、 … まあ、最初は物置だったのですが。 … 〇〇さん〈知人のこと〉もご存知の通り、以前はここはジャングル状態の木立でした。 … で、手入れをする道具を置く場所が必要で、 … といって道具小屋を建てるとなると、お金も時間もかかるし、急遽中古のプレハブを設置したという次第です。 … それが、今では日中の居場所(右上写真)になってしまいました … 。」

「それにしても、自分で換気扇を外して煙突を通し、薪ストーブを取り付けるなんてたいしたもんや。 … 普通のもん〈者〉はそんなことしようと思わんし、また、できんわ。」

「幸いにも木立には燃料になる木がいっぱいあり、また、近くには家がありませんでした。 … 時計型ストーブは安価ですし、あとはやる気だけですよ。 … やり方については、ネット動画や雑誌でたくさん紹介されていますしね … 。」

 

健康で、家計が許す範囲内で、置かれた環境や身近にある物を最大限に生かしながら好きなことができる。
〈もちろん他人への迷惑、危険な行為等は禁物。〉

感謝するのみ。

できる範囲内で手伝いを

木立の雪もほとんど消え、よい天気になりました。

木立の雪もほとんど消え、よい天気になりました。(右写真)

木立をひと回りし、木立前の道路をブラブラしていると、近くに車が止まり、知人が降りて来ました。

 

「おはようございます。散歩ですか。」

「おはようさん。 … まあ、乾いた道路を見るの久しぶりやし、歩いてみたくなったんや。」

「確かに。 … 実は … 少ないのですが、もいよいよ年金がもらえるようになりました〈知人は63歳〉 これを機にアルバイトも止め、好きなことをしようと思っているんです。」

「そうか、そりゃええわ。 … で、何するつもりや。」

「〇〇さんとこと△△さんとこと私んとこの山、隣接しているんですが、その辺り一帯荒れた竹やぶ状態なんですよ。 … で、3人で話し合った結果、その竹やぶをタケノコが採れるような竹林に整理し、オーナー制っていうか、タケノコ採りをしたい人に貸し出そうということになったんです。 … これからあれこれと手入れをすることになるんですが、 … 慣れている▢▢さん〈私のこと〉にも手伝いをお願いすることもあるかと思って … 。」

 

どう見ても、上から目線の同調圧力を帯びたボランティア強制ではなさそうですな。

おまけに集落の景観がよくなるとなれば、断る理由もありませんわな。

できる範囲内で手伝いをさせていただくことにしました。